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2020-02-01

2/1: 新型肺炎 「指定感染症」政令施行 565人が帰国。武漢からの帰国者半数が埼玉へ&武漢市外に140人、帰国に壁… 危機対処に頸木!首相の国会答弁/疑惑&…説明責任全うを

  謹啓、幣ブログの構成は、概略①動画ニュース ②「護憲+」グループのブログ ③市民メディア・ブログ・twitterの紹介、 ④当日の新聞記事 ⑤当日の新聞論説・社説紹介 ⑥当月1か月分の記事・社説 末尾に、1年の各月の累積、以上です。

「護憲+」ブログ: 「護憲+」は第十七期に入りました 8/1 (笹井明子)
 〇2003年6月に、「政治に責任を持ち、これからはだまされないぞ、と自覚をもって集まろう」という、なだいなださんの呼びかけで誕生した「バーチャル政党・老人党」の中で、当時の自民党政権が打ち出した、憲法の基本理念「国民主権、基本的人権、平和主義」を否定する自民党改憲草案に危機感を抱いたメンバーが集って、2004年1月に「老人党リアルグループ・護憲+」は発足。2019年8月1日より第十七期(*)に入りました。

 この間私たちは、先の大戦という現憲法の歴史的背景と、憲法の基本理念「国民主権・人権・平和」や根本原理「立憲主義」の大切さを広く伝え、憲法が政治に真っ当に反映される社会を実現したいと願って、ホームページやブログによる情報・メッセージ発信、学習会・意見交換会の開催など、多岐に亘る活動を展開してきました。…

マスコミ電話番号 新聞社 放送局 官庁
 ★2017衆院選:朝日新聞デジタル
「護憲+」ブログ: 国会議員いちらんリスト 2017-06-03 (コナシ&コブシ)
 〇衆議院475名と参議院242名の国会議員は、私たち国民の代表者です。

 Yahoo!ニュース 動画【日本テレビ系(NNN)テレビ朝日系(ANN)TBS系(JNN)フジテレビ系(FNN)】 等

 ・国内で新たに3人の感染者 1人は最初の検査で陰性 2/1(土) 23:46
 ・スノボの男性 雪崩に巻き込まれ死亡 北アルプス 2/1(土) 23:14
 ・金委員長が習主席に書簡「助けになりたい」支援金も 2/1(土) 22:19
 ・新型コロナ 第3便で帰国の2人陽性 1人は症状なし 2/1(土) 21:01
 ・新型コロナ 第一便での帰国者が再検査で陽性 2/1(土) 20:17

 ・新型肺炎 ウイルス分離でワクチンや治療薬開発などに期待2月1日 16時41分
 ・金融機関の6割が要員不足で十分なサイバー攻撃対策取れず14時12分

 ・入国管理強化、感染者入国を防ぐよう指示 安倍総理 2/1(土) 16:16
 ・東大病院に搬送も心臓移植は断念 福島県警ヘリ墜落 2/1(土) 15:36
 ・「娘が吐いた」交際相手の娘に暴行 34歳男逮捕 2/1(土) 12:36
 ・65歳以上に最大10万円支給 サポートカーで補助金 2/1(土) 12:36
 ・サンダース氏が支持率首位 米大統領選に向け民主党 2/1(土) 12:30

 ・新型肺炎 中国の患者 1万人を突破 死者は259人に10時08分
 ・福島県警のヘリ墜落 移植の臓器搬送中 1人が大けが2月1日 8時53分
 ・イギリス EUから離脱 加盟国で初めて8時01分
 ・NY株式市場 ダウ平均600ドル超下落 新型肺炎懸念7時34分
 ・“韓国の造船支援 WTOルールに違反”日本が2国間協議要請5時16分  ★今、 WTO機能不全⁉
 ・新型肺炎 千葉の女性ガイド 3次感染の可能性も4時04分
 ・新型のコロナウイルス 分離 培養に成功 国立感染症研究所 1月31日 18時33分

 ・英国がEUを離脱 47年間の加盟に幕 2/1(土) 8:05
 ・かんぽ生命不適切販売問題 業務改善計画まとめる 2/1(土) 7:20
 ・上海市 マスク工場公開 増産で安定供給アピール 2/1(土) 7:18
 ・米政府 過去14日間に中国訪問の外国人の入国拒否 2/1(土) 7:16
 ・中国政府チャーター機出発 武漢からの旅行者帰国へ 2/1(土) 6:30  ★海外に出た多くの人が戻れずに

『京都新聞』「京都市長選」の検索結果


ペシャワール会
 ペシャワール会報
 中村哲さん 画像

【引き続き支援を受付中】沖縄のシンボル「首里城」再建支援プロジェクト Donations for the rebuilding of fire-ravaged Shuri Castle


 ・2020年度予算案 おさえておきたい数字
 ・2020 税制改正 -暮らしどう変わる- 2019年12月12日更新


孫崎享「今だからみえる原発と日米の関係」

 9.29脱原発国会大包囲空撮?人が溢れた瞬間映像

 

                      ○:記事から引用   ★:コメント  
2月1日分 9:00 実施
「護憲+」ブログ: 新型コロナウイルス騒動と緊急事態条項必要発言! 2/1 (流水)  | 民主主義・人権
 〇1/31の羽鳥のモーニングショウで、維新の馬場幹事長が、「コロナウイルス問題で、武漢からの帰国者のうち二名が、検体検査を拒否して帰宅した」問題を取り上げ、「だから憲法改正して【緊急事態法】を成立させなければ駄目だ」という発言をしたという報道を取り上げていた。

 当然、コメンテーターの玉川氏も吉永女史も、感染症専門家として出ていた岡田教授も、「コロナウイルス問題と緊急事態法成立問題は、全く無関係」として厳しく反論していた。

 維新の馬場幹事長がどんな人物かは良く知らないが、こんな事態の時に、こんな発言をするようでは、典型的ファッショ型アジテーター政治家と言わざるを得ない。

 同じことを自民党の伊吹文明氏も発言し、自民党内右派を中心に賛同者がかなりいるそうだ。彼らも同様な感性を持っているのだろう。

 当然、立憲民主党の枝野氏やれいわの山本氏などは、厳しく反論しているが、公明党もかなり激しく反論していた。

 政治家の能力・資質を図る尺度として、緊急事態(危機)の時、どのように考え、どのように対応するかを見るのが一番良く分かる。つまり、「権力をどう使うか」を見れば、その政治家が一体誰の為に、何のために、権力を使おうとしているかが一目瞭然になる。

 わたしは「荒れる中学校」時代、教師の資質をその教師の危機に対する対処の態度で評価していた。危機的場面で表現される対処法に、教師の生徒(子供)に対する理念・思想・信念などが、見事に投影されていた。これには、管理職も平教員の差はない。あるのは、一人の人間としての教師の姿勢と信念と誇りの問題だけ。

 現在の「コロナウイルス危機」も同様。国民一人一人の命と健康が危機に晒されるのをどう防ぐか、【国民の命と健康をどう守るか】の問題。その為には、現在ある法律、制度、救急体制、警備体制、医療設備、医療従事者などの医療資源を始めとする国のありとあらゆる能力を総動員して、一番効果のある方策を実施する事に尽きる。

 その為には、法的知識・行政的知識はもちろん、各省庁の守備範囲に対する知識、外交的配慮、法と人権の問題、感染症に対する知識と正当な怖れを抱く感性、決定した方策を説明しきる能力と決断力、メディアなどの批判を恐れぬ信念等々の体系的な能力が求められ、政治家としての資質が試される。

 今回のコロナウイルス危機に対して、TVに出ている感染症専門家たちの意見を集約すると、現行制度を最大限活用すれば、相当程度コロナウイルス拡大を防御する手を打つことができる、というもの。

 政治家なら、これら専門家の知見を参考にして、今できる最大限の防御手段を指示し、実行すべきだろう。

 そんな具体的方策を何一つ示さず、「憲法改正」や「緊急事態条項」成立に言及するなど、公党(維新)の幹事長とも思えない。何一つ周囲が納得できる知見も示していない。これでは、政治家としての資質にも疑問符がつく。
 彼には、【今、生きている生身の国民】に対する想像力が決定的に欠落しているとしか思えない。

 例えていうなら、目の前でいじめられている生徒、暴れている生徒に手をこまねき、みて見ぬふりをして、偉そうに「教育制度の改正」を語る教育関係者を誰が信用するのか。そんな人間に教育など語る資格はない。馬場幹事長の発言は、このレベルだと思う。

 では、このような政治家が語る「緊急事態条項」とは何か。

 以前にも書いたが、この「緊急事態条項」獲得こそ、右派連中が憲法改正を叫ぶ本当の理由だと考えてよい。

 この「緊急事態条項」の導入は、ナチス・ドイツが独裁的権力を握る入り口となったワイマール憲法の「大統領緊急令」を参考にしているとみて間違いない。

 1919年に制定され、当時、世界で最も民主的な憲法とされたワイマール憲法が、ナチスドイツの独裁を招いたのはなぜか。理由は、ワイマール憲法48条(緊急事態条項)の「大統領緊急令」にあった。

 ワイマール憲法48条 第2項
 ################
 共和国大統領は、ドイツ国内において公共の安寧と秩序が著しく阻害され、あるいは脅かされるときは、公共の安寧と秩序を回復させるために必要な措置をとることができ、必要な場合に武装兵力を用いて介入することができる。
 この目的のために、共和国大統領は一時的に第114条(人身の自由)、第115条(住居の不可侵)、第117条(信書、郵便、電信・電話の秘密)、第118条(意見表明の自由)、第123条(集会の権利)、第124条(結社の権利)、および第153条(所有権の保障)に定められている基本権の全部または一部を無効にすることができる
 ##############

 参考までに自民党の改憲草案を書いておく。
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 第98条
 1、 内閣総理大臣は、わが国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認められる認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて緊急事態の宣言を発することができる
 第99条
 1、緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
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 🔷ヒトラーの独裁権力獲得過程
 ●1929年に起こったNY ウオール街での株の大暴落に端を発した世界恐慌の影響で、ドイツ国内でも失業者が急増。1930代初頭のドイツは政党間の利害対立が深刻になり、必要な政策が実施できない状況に陥っていた。⇒政府はこの事態を【緊急事態】と認識⇒法律と同等の効力を持つ【大統領令】を用いて政治を行っていた。⇒国会の空洞化が激しくなっていた。

 ●当時の大統領は帝政主義者で陸軍元帥のヒンデンブルク。彼は、直接選挙で大統領に選出されたにも関わらず、ワイマール憲法に懐疑的だった。同様な考え方を持ったヒトラーを首相に任命。(1933・1月末)⇒ヒトラーは独裁権力を持つために行動。

 ●ヒトラー率いるナチ党の支持は、有権者の26%。(首相就任直前の国会選挙。ナチ党の得票率33・1%。投票率80%。)国民の熱狂的支持を得ていたわけではない。⇒独裁的権力を保持できたのは、大統領緊急令だと言える。
 ↓(経緯)
 2月に国会解散。⇒選挙⇒※2月27日 国会議事堂炎上事件⇒政府は、「共産主義者による国家転覆計画」と決めつける⇒ヒンデンブルグ大統領を動かす⇒「(共産主義から)国民と国家を防衛するための大統領緊急令」を公布。⇒憲法が保障する人身の自由、意見表明の自由、結社の自由など国民の基本権を停止し、共産党員を一網打尽にした。
 ※国会議事堂炎上事件⇒現在、政府(ヒトラー政権)による自作自演という説が出されている。
独国会議事堂火災事件、共産党員の放火説に疑い投げ掛ける証言発見
ナチスの自作自演か単独犯行か?「ドイツ国会議事堂放火事件」

 🔷ヒトラーの目的
 授権法(全権委任法)制定 =国会が政府に立法権を授けるもの。
 ↓
 手続き⇒国会議員の2/3の出席と出席者の2/3以上の賛成が必要。(きわめて困難)
 ↓
 大統領緊急令発布⇒共産党の国会議員全員を拘束。議会運営規則変更
 ↓
 力づくで反対派を封じ込め、成立。 ・・・⇒ヒトラー政権成立から54日。
 ↓
 ★ 決められる政治実現 
 ナチズム理念実現のための法律が制定⇒職業官吏再建法(ユダヤ人を公職追放)・遺伝病子孫予防法(強制断種法)=優性思想の実行
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 わたしには、このナチスドイツの権力獲得過程を見ていると、既視感がある。

 安倍政権成立前、メディアを中心に【決められない政治】に対する批判が大きく報じられていた。ワイマール共和国の末期の政治症状と同じだった。しかも、米国発の世界的景気後退局面も同様だった。民主主義に対する疑念と強権主義的政治への渇望という危険な政治状況が生まれ始めていた。

 これに民主党の党内抗争・分裂が拍車をかけた。(野田元首相などを始めとする民主党内の新自由主義勢力VS 小沢一郎、鳩山由紀夫元首相などを始めとする正当な富の分配を主張する勢力。)結果として、安倍政権が成立。民主党の凋落が重なり、その後、安倍一強政権が続いている。

 安倍政権の表看板は、【決められる政治】だった。たしかに、安倍政権下では、強行採決が日常化。議論なしに、重要法案が決められた。国会はその存在価値を失ったも同然の姿になっている。

 麻生太郎が「ナチスドイツを見習う」と言ったように、安倍政権七年のありようは、ナチスドイツが独裁権力を勝ち取った過程と酷似している。

 その総仕上げが、自民党改憲案に書かれている【緊急事態条項】である。これさえ書き込めれば、自民党右派が敵視している共産党はじめリベラル勢力を一斉に摘発、豚箱に放り込むことができる。後は何をやっても誰も反対する連中はいない。

 自民党改憲案草案を見てほしい。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第98条
 1、 内閣総理大臣は、わが国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認められる認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて緊急事態の宣言を発することができる
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「内閣総理大臣は」と書かれている。つまり、内閣総理大臣一人の判断で、【緊急事態】の認定をすることができる。

 個人の判断で全国民の運命を決定できるというのは、完全な【独裁】。しかも、その判断をする科学的・合理的要件が全く書かれていない。一言で言えば、総理大臣の気分で決定しても、誰も文句を言えない規定になっている。

 さらに、【内乱等】【地震等】と言う風に、日本官僚お得意の【等】がついている。一見、例外規定に見えるこの【等】に、何でも押し込めることができるのは、周知の通り。

 だから、政府批判をしている政党や政治家、公務員、メディアなどの言論機関、言論人、一般人を【内乱等】の【等】に当てはめて、逮捕拘留することなどお茶の子さいさい。さらに【内乱等】の【等】に当てはめて、国民の基本的権利を制限することなど簡単にできる。戦前の特高警察の出番である。

 これで、日本を一色に染め上げる事が可能になる。これぞ、オーウェルの書いた『1984』の日本版の完成というわけである。

 コロナ・ウイルス騒動のように、国民が恐怖に晒されている時こそ、彼らのような独裁主義者(ファシスト)の暗躍する絶好のチャンス。「恐怖心」を煽って、国民を洗脳するのが、彼らの手口。厭な時代になったものである。

 伊吹文明や自民党右派連中、馬場幹事長などの発言は、その象徴だと考えなければならない。

 「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より


「護憲+」ブログ: 「ジョジョ・ラビット」ヒトラーに憧れる少年とユダヤ人少女 1/31 ( 珠 )  | 戦争・平和
 〇この「ジョジョ・ラビット」の映画はお勧めです。

 第二次大戦末期、ヒトラー・ユーゲントに入隊したばかりの10歳の少年ジョジョは、空想の憧れのヒトラーに励まされて、訓練に励みます。当事はドイツの10歳~18歳の子供は皆、ヒトラー・ユーゲントに入ったそうです。

 でも、ウサギを殺せと教官に命令されて、殺せず、ジョジョ・ラビットと綽名を付けられます。そして、ヒトラーと一緒に手榴弾を投げて失敗。顔に怪我をしてしまいます。

 母親と2人暮らしの家にいる間に、ジョジョは家の隠し部屋に気づきます。そこには、亡くなった姉のクラスメイトのユダヤ人の少女エルサが、母親に匿われていたのです。

 「通報したら、あんたもお母さんも死刑にされる」と脅されたジョジョ。ジョジョは、「ユダヤ人の秘密」を聞き出して、殲滅に役立てようと考えます。「ユダヤ人は怪物?」「角が生えている?」「お金が好き?」聡明なエルサが、それに何と答えていくか。

 日本でも、戦時は「鬼畜米英」とか「チャンコロ」「(蹄になっている)チョン」とか、酷いことを、子どもだけでなく大人も言っていたそうです。戦争は人間を野卑にするものですね。

 最初のヒトラーに熱狂する群衆にドキッとさせられます。少々ブラックなユーモアのある前半、そして後半、どんどんシリアスに。こんな幼い子供にも厳しい現実が降りかかってきます。

 ところで空想のヒトラーを演じているのは、監督でもあるワイティティさん。父方がニュージーランドのマオリ人、母方がロシア系ユダヤ人なのだそうです。

 戦争の愚かしさがユーモアに包まれて現され、人と触れ合うことで偏見は乗り越えられていく。とても面白く、お勧めの映画です。

 「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より


Tamaの映画生活: 「ダウントン・アビー」国王訪問のてんやわんや 1/31
 〇テレビドラマをとても楽しんでいたので、これは見逃せないと鑑賞。

 「ダウントン・アビー」 ★3.5

 最終回から2年後のクローリー家が描かれる。
 グランサム伯爵(ヒュー・ボネヴィル)、
 夫人コーラ(エリザベス・マクガヴァーン)、
 長女メアリー(ミシェル・ドッカリ―)、
 二女イーディス(ローラ・カーマイケル)、
 先代夫人バイオレット(マギー・スミス)も健在。

 1927年、英国国王夫妻が訪れるという知らせがダウントン・アビーに届く。
 メアリーは、元執事のカーソンを頼むが、
 執事のトーマスはその間は休みを取ると不機嫌。

 豪勢な晩餐会にと、カーソンの妻で家政婦長のヒューズや
 コックのパットモアら使用人は大張り切り。

 ところが、打ち合わせに来た王室の使用人たちは、
 「我々が料理も給仕も全てする。二流貴族の召使は引っ込んでいろ」
 という傲慢な態度。ヒューズたちは怒る。

 バイオレットと相続問題で争い、絶縁中の
 従妹のモードも王妃の侍女として現れる。

 なぜかいくつかの小物が消えたり、
 イーディスのドレスが取り違えられたり、
 ゲイのトーマスは怪しげな店に誘われ…と、様々な事件が起きるが…。

 アイルランド問題や、第一次世界大戦後のヨーロッパの動き、
 貴族と平民の格差是正などを背景に
 ダウントンへの国王夫妻の訪問が描かれる。
 クローリー一家と使用人の信頼関係も変わらない。

 ただし、このストーリーは納得できなかった。
 テレビドラマは、如何にもありそうな話で、
 日本の視聴者からは遠い英国貴族とはいえ、
 リアリティを感じられたからこそ共感も出来た。

 これは映画の枠で面白く作ろうとしたことは分かるものの、
 あの使用人の行動には納得がいかないことが多い。

 気に入らないとはいえトーマスが仕事を放り出したり、
 何よりヒューズたちのあの行動。
 もし分かってしまったら、一家の主人が大変な思いをする
 かもしれないのに、あり得ない。

 王室の使用人たちの傲慢さも、仕えている王家を思えば
 あそこまであからさまにすることはあり得ない。
 いや、日本の宮内庁も…と噂には聞くものの、
 こんなあからさまなことは無いのではないか(と思いたい)。

 ここで気持ちがサーッと引いてしまった。
 面白いのだけれど、違うでしょ!という気分が拭えない。

 衣裳や、室内、トーマスと王室使用人、侍女のアンナの機転や、
 モールズリ―の失敗、バイオレットとイザベルの丁々発止のやりとりなど、見どころはたくさんありますが。ちょっと残念。

 #ダウントンアビー#マギー・スミス#ヒュー・ボネヴィル#ミシェル・ドッカリ―#英国貴族


 今日のトピックス Blog1/31: れいわ、野党幹部に衆院選対抗馬も 米国、顔認識に更なる逆風、一時禁止訴え 求人倍率、10年ぶり低下 東大に「東大女子は入会不可」 唯唯諾諾の日本⁉の侭でいいんですか


 今日のトピックス Blog1/30: “無症状”感染者 隔離、まさかの相部屋 …新型肺炎対策不備!体制急げ 首相「桜を見る会」で亦特例  河井氏陣営に1億5千万円、自民に異論続出 執行部に説明要求 ケジメを


Tamaの映画生活: 「ジョジョ・ラビット」 空想のヒトラーが秀逸! 1/30
 〇予告編を見たときから観に行こうと決めていた映画。
 今年のベストテン入りするだろうなという作品に、1月から当たった!

 「ジョジョ・ラビット」 ★5

 10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、まだ靴紐も結べず、
 母親のロージー(スカーレット・ヨハンソン)に結んでもらう幼さだが、
 友人のヨーキーと一緒にヒトラー・ユーゲントに入隊。

 ジョジョは空想の友達のヒトラー(タイカ・ワイティティ監督)に励まされ、
 頑張るが、指導者のクレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)の
 命令通りに、ウサギを殺せず、イタリア戦線を離脱して
 行方不明の父親に似て弱虫、ジョジョ・ラビットと綽名を付けられる。
 空想のヒトラーに励まされて、訓練の手榴弾を投げ、
 失敗し、顔に怪我をする。

 顔の怪我を気にして家に閉じこもるジョジョが気付いたのは、隠し部屋。
 亡くなった姉のクラスメイトのユダヤ人少女を、母が匿っていたのだった。
 エルサ(トーマシン・マッケンジー)は、通報したら、
 ジョジョも母親も匿った罪で死刑にされると脅す。

 混乱するジョジョだったが、エルサから「ユダヤ人の秘密」を聞き出して
 殲滅に役立てようと考える。「ユダヤ人は怪物?」「尻尾がある?」
 「お金が好き?」 それに付き合う聡明なエルサ。
 刷り込まれた偏見は、実在のユダヤ人少女に出会ってどうなるか。

 空想のヒトラーというファンタジーも交えたコメディだが、
 第二次大戦末期のドイツという時代背景に、ユダヤ人虐殺、
 街に絞首刑にされた人の姿、ことに後半のシビアな現実に息を呑む。

 秘密警察の家宅捜索、爆撃や最後のヨーキーすら巻き込む市民戦線、
 教官との出会い(サム・ロックウェルが出演の意味が分かった)。
 そしてエルサに「ドイツは勝った」と告げて一緒に街に出るジョジョの心。

 ジョジョが幼く可愛らしく、ヨハンソンの母親の闊達さ、
 彼女の靴のシーンに胸が詰まる。

 父方がマオリで、母方がロシア系ユダヤ人の監督が、
 なんとヒトラーを演じるという皮肉が凄い。ユダヤ人虐殺を、
 ヒトラーに心酔するドイツの子供の視点からコメディタッチで描く見事さ。
 お勧めです。

 この監督作品は以前に「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」を観た。
 これも怪作! 

 #ジョジョ・ラビット#タイカ・ワイティティ#スカーレット・ヨハンソン#サム・ロックウェル#ローマン・グリフィン・デイビス#ユダヤ人虐殺


 今日のトピックス Blog1/29: 「加油(がんばれ)武漢」! 新型肺炎 帰国者「ほっとした」 にじむ疲れ 感染・潜伏期間要注意‼‼ 異次元!「桜」票の買収、 首相「人物のチェックに限界、客増は反省」???
  ★反省?その程度のことか。首相の地位を利用して、何年にも亘り、票の買収行為を繰り返したこと、反省などで済むはずがない。議員辞職、首相辞任に値する。身の程を知れ


 今日のトピックス Blog1/28: 政府決定前に桜招待通知 衆院予算委、首相「問題あった」 ずっと気が付かなかったのか!「国」の私物化 ⇒主権者を欺くモリカケ以来の首相への疑惑・不信が、真実に近ずいた


「護憲+」ブログ: 人口減少 日本沈没 安倍政権の大罪 1/28 (蔵龍隠士) | 社会問題
 〇人は宝、無限の可能性をはらむもの。親子、同胞にしても、幸福を愛で、楽しむもの。阻むものを許してはならぬ。人口減少中に、敵だと見做して排除しようなどとは、笑止。日本沈没を招くもの。

①日本の人口は、なぜ減っているのか?
 【人口減少の本質を厚生労働省の資料から探る】
 
 現在、日本の人口減少が大きな問題となっており、40年後(2060年)の人口は、約8,600万人と予想されています。 ★随分、大甘な。 氷河期世代を繰り返さないか⁉

 日本の人口は、約1億2,649万人(2018年現在)ですから、4,000万人以上減少することになります。
 日本の人口ピークは、2008年の約1億2,800万人です。

②その対策は? 増加策と阻害要因除去策
 〇阻害要因: 人口減少の中&日本分断、貧富2極化、非正規雇用拡大、格差(女性、非正規の賃金抑制)、貧困の連鎖、依怙贔屓、モリカケ疑惑、地位の私物化、
 〇対策: その除去 ・・・
 
★雑感: 日本国憲法が否定した、過去の醇風美風、残滓が残っている。刑法、民法、何より、人心に澱む。…安倍晋三だけではない。排外主義、夫婦別姓の拒否、下級士族の文化、武器収集癖…

『日本人は「人口減少」の深刻さをわかってない 経済だけでなく社会全体の士気も弱っていく (岩崎 博充 : 経済ジャーナリスト 2018/05/09)東洋経済 01/28 
『韓国との関係軽視「非現実的なこと言ってる余裕ない」 半島統一なら「日本と逆転も」京大教授』京都新聞 01/20 
『特集ワイド: この国はどこへ これだけは言いたい 俳優・中村敦夫さん・79歳 日本はいまだ封建国家だ』毎日新聞 01/24 
『「税金私物化ヤメロ」「桜」幕引き許さぬ 御堂筋をデモ 海自中東派遣反対も』毎日新聞 20.01.19 
『公文書クライシス:他省庁官僚からも「あり得ない」疑問相次ぐ内閣府の「桜を見る会」名簿廃棄の謎』 毎日新聞 01/19 
『低所得層4割が健康診断を未受診 「健康格差」改善に課題』 東京新聞 01/14 
『「戦争に加担するな」「改憲を止める」 新宿で安倍首相退陣求めるデモ』毎日新聞 2020.01.12 

『「雇用制度全般の見直しを」中西経団連会長 経済3団体トップの年頭所感』日経新聞 2020.01.01  
『終身雇用をやめれば、雇用改革は進むのか? トヨタ社長、経団連会長の相次ぐ発言から (今野晴貴 | NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。)』yahooニュース 2019/5/17(金) 

「護憲+コラム」より


 今日のトピックス Blog1/27: 自衛隊の憲法明記 首相「国防の根幹」???夢の国の話か 国の根幹は、国民主権 法の支配は、憲法から、最高価値は、人権。個人が自由に幸福追求&豊饒に 人口減少は失政から


 今日のトピックス Blog1/26: 選択的夫婦別姓 導入へ議論進めるべきだ 多様な価値観を尊重、共に歩む為に 「…結婚しなくていい」杉田水脈議員⁉やじ&安倍政権下で夫婦別姓(&人口減少)の議論は進まず


 今日のトピックス Blog1/25: 中村哲さんのお別れ会に5千人 「生きざま刻み前へ」一隅を照らすor「金持ち政党がバンバン改憲CM」 1億5千万「違法性ない」元は税金⁉ 人道か、金権か 主権者が決める


Tamaの映画生活: 「コンプリシティ/優しい共犯」 藤竜也が中国人青年に蕎麦打ちを 1/24
 〇しばらく前に、技能実習生が失踪するというニュースが問題になっていた。
 2018年末の時点で実習生は32万8360人。
 そして18年度の失踪者は9052人。

 聞いてきた仕事と違う、技術は教えてくれない、労働が過酷、
 賃金額が低いどころか未払いさえあるという実習先が実在した。

 「コンプリシティ/優しい共犯」 ★3.4

 中国の斡旋業者に、借金までして金を払い、
 技能実習生として働いて腕を磨き、
 お金も貯めようと日本に来たチェン・リャン(ルー・ユーライ)。

 ところが実習先では、技能どころか低賃金の労働者としてこき使われる。
 逃げ出して、手に入れた偽造在留カードと携帯番号で他人に成りすます。
 まともな就職先を探して、紹介されたのは地方の蕎麦屋だった。

 蕎麦屋の仕事を継がない息子とは疎遠な主人(藤竜也)は素っ気ないが、
 やがて、惜しみなく働くチェンに心を許し、蕎麦打ちを教えようとする。
 しかし、不法滞在者のチェンには追い手が…。

 悲しみと怯えを湛えたルー・ユーライの瞳が印象的。
 中国ロケの貧しい家族の彼への期待の大きさを思うと、
 日本の実習生の実情が胸に痛い。

 失踪者が出ても仕方がないような労働環境。技能実習生とは名ばかりで、
 5年で2万6000人の失踪者に、ようやく監督官庁が現場指導に動き出したが…。

 映画は声高に批評するというよりは、チェンの行動を丁寧に追い、
 蕎麦屋の主人や、客の女性とチェンのつかの間の出会いを優しく描く。
 ラストシーンに希望はあるのだろうか。
 近浦啓監督の長編第1作とか。良い映画です。

 #コンプリシティ優しい共犯#技能実習生#藤竜也#失踪者#蕎麦屋#低賃金#ルー・ユーライ#中国


 今日のトピックス Blog1/24: 首相の国会答弁 ごまかしと言い訳 政策論戦、疑惑解明に誠意示せ 「だったら結婚しなくていい」やじに波紋「議論封じ」 人口減少危機!格差・貧困…カネと腐敗 疑惑残すな


 今日のトピックス Blog1/23: 首相演説「フェイク」批判 国会観「少数派の権利をコケ」呆ける間に、 日本沈没…人口減少、所得1億円超の金持ち税優遇、疑惑、格差、貧困、公害 国会に具体的成果を求める


「護憲+」ブログ: 伊藤詩織さん事件の示唆するこの国のありよう 1/22 (流水)  | 社会問題
 〇昨年12月18日、伊藤詩織さんに対するレイプ事件(準強姦事件)の民事判決が出た。

 被告人は、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)。官邸に最も近いジャーナリストと喧伝され、TVに出ずっぱりだった。TV朝日の玉川キャスターに言わせると、安倍首相に直接電話で話をできる関係だそうだ。日本の権力中枢に最も近いジャーナリストと言っても過言ではなかった。

 東京地裁は山口氏が「酩酊状態で意識がない詩織さんに、合意がないまま性行為に及んだ」と認定。330万円の支払いを命じたのだ。

 そもそも、この事件には不可解な点が多すぎる。

 ・・・詩織さんが被害を受けたのは2015年4月3日のこと。同月30日には警視庁に告訴状を提出し、高輪署が受理。準強姦容疑で捜査を進め、同年6月8日には逮捕状を手にした捜査員が、帰国する山口氏の身柄を押さえるため、成田空港で待ち構えていた。

  ところが、土壇場で上層部から「待った」がかかった。当時、警視庁刑事部長だった中村格氏は「私が決裁した」と週刊新潮の取材に答えている。中村氏は官邸で菅官房長官の秘書官を長く務めた経歴の持ち主。アベ友のレイプ事件もみ消しの褒美ではないだろうが、今や警察庁ナンバー3の官房長に出世し、警察庁長官も視野に入る。

  2016年7月22日に東京地検は山口氏を不起訴処分とし、刑事では無罪放免。結局、詩織さんが2017年5月、検察審査会に審査を申し立て、顔と名前を出してレイプを告発するまで、山口氏はのうのうとメディアで顔を売っていたのだ。やはり類は友を呼ぶ。安倍に負けないずぶとい神経である。
 ・・・
 世界が疑う「日本は法治国家なのか」(日刊ゲンダイ)

 この記事で指摘されている疑問は、大げさに言えば、法治国家としての日本を根底から疑わざるを得ない問題である。

 ① 高輪署が伊藤詩織さんの訴えを受理し、逮捕状まで取ったと言う事は、犯罪事実があったという疑いが濃厚。

 ② ところが、土壇場で当時警視庁刑事部長だった中村格氏が逮捕状執行に待ったをかけている。嫌疑不十分だというのが理由だそうだが、高輪署の扱っている事件に本庁の刑事部長が待ったをかけるなどという話は異例中の異例。しかも、逮捕状執行寸前である。警視庁回りの記者連中に聞いても、あり得ない話だそうだ。

 ⇒※そもそも、山口氏逮捕の話をどこから知ったのか。警視庁の刑事局長が注意を払うような重大事件でもないし、通常一分署の事件など刑事局長の耳に入るはずがない。それを逮捕寸前にどうして知ったのか。様々な推理が成り立つが、奥の院の話なので、真相は藪の中。一番胸にストンと落ちる話は、逮捕状執行の話を聞いた山口氏が官邸に助けを求め、官邸の北村氏が中村氏に電話。中村氏が逮捕状執行を止めさせたという話なら理解できる。

 ③ その結果、東京地検は山口氏を不起訴処分にした。2017年5月伊藤詩織さんは、検察審査会に申し立て、自らの顔と名前をさらして、レイプ告発するまで、山口氏は平然としてメディアに出続けた。

 ところが、この「検察審査会」の審査もきわめて異常なありようだったと、八木啓代さんが書いている。「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」(八木啓代代表)の情報開示請求に対して、東京第六検察審査会は昨年12月、一部文書を開示しているのだが、八木代表は驚いたという。

 「通常、法的なアドバイスをする補助弁護士が付くのですが、詩織さんの審査会にはいませんでした。審査員は法的な論点を理解できません。また、どんな証拠が提出され、どのような議論を経て『不起訴相当』の判断に至ったのかの理由が一切示されていないのです。ちゃんと審査されたのか疑問です」

 さらに、八木代表の目を点にさせたのが、審査員選定の立会人だ。過去には立ち会った検事と判事の実名が開示されていたが、詩織さんの審査会分はなぜか黒塗りだった。突然の不可解な変更について、八木代表が審査会に問うと、事務局は「自筆署名なので個人情報とみなし、今回から不開示にした」と答えたという。

 「安倍案件である森友問題と詩織さんの検察審査会は、不透明で異例ずくめという印象です。恐ろしいのは、市民が下した判断だけに“悪しきお墨付き”になること。実際は、政治介入の余地があり、そのことを外から一切検証できないのです。まずは、メディア、国民が検察審査会に関心を持つことが必要です」(八木代表) 
 ・・・・・(日刊ゲンダイ)詩織さんの不服を却下 アベ友「不起訴」検察審査会の疑惑

 伊藤詩織さんが、自らの人生を賭け、顔も名前も世間にさらして訴えたレイプ事件は、はしなくも、日本の司法、なかんずく、警察・検察・検察審査会の怪しげな実態を白昼にさらけ出した。

 カルロス・ゴーン氏の逃亡で、日本の司法のありようが問題になり、元東京地検特捜部(いわゆるヤメ検)の弁護士連中がTVに出て、検察擁護の論陣を張っていたが、上記の問題などについては知らぬ顔。まあ、都合の悪いことはほっかむりの体質は、いずこも同じと言う事だろう。

 以前、わたしは、「戦前の日本における罪の軽重は、権力との距離に反比例する」と書いた。権力に近い人の罪は、出来得る限り軽くなり、権力に遠い人の罪は、異様に重くなる。この法則に当てはまる国家は、ファシズム国家であるとも書いた。

 今回の伊藤詩織さんレイプ事件はその典型である。山口敬之という「権力中枢」に最も近いジャーナリスト(御用ジャーナリスト)の犯罪は、警視庁の幹部によって逮捕を免れ、検察によって不起訴になり、検察審査会で不起訴正当にされた。八木女史から言わせると、本当に検察審査会で審議したのか、という疑いも捨てきれないそうだ。

 もし、これが反権力で名を売ったジャーナリストなら、即座に逮捕され、有る事ない事、徹底的に暴露され、裁判が始まるまでに彼の社会的生命は抹殺。小沢事件を書いたウォルフレン流の言葉(誰が小沢一郎を殺すのか 角川書店)で言えば、完全に「人格破壊」されているだろう。現に、ゴーン氏に対するメディア報道は、彼の「人格破壊」に主眼を置いている。

 これが、現在の日本の現状。見事なファシズム国家だと言わざるを得ない。この状況に危機感を抱かないメディアや政治家は、自らが上級国民であると白状したようなものである。

 ただ、この現状を嘆くばかりでは、何の変化もない。伊藤詩織レイプ事件を日本の現状認識と日本の未来への変革へと繋げなければ、彼女の懸命な訴えを無にすることになる。

 まず、伊藤詩織さんに象徴されるように、日本での女性の人権が未だ完全に確立されていないという現状をどう考えるかである。

 「MeToo」運動の一環として捉えるのも一つの考え方ではあるが、わたしは、現在の日本の女性の権利状況は、戦後の米国支配の一つの到着点だと考えている。彼女の人権回復運動は、戦後の米国支配のありように風穴を開ける可能性があると考えている。

 以前にも指摘したが、米国は日本との戦争前から、ルース・ベネディクトの『菊と刀』に代表されるように、日本と言う国の国柄や日本人について政治・経済・文化・宗教などあらゆる視点で研究していた。ありていに言えば、米国は日本との戦争前から、日本統治について研究していたのである。戦後、日本を占領し、統治するときに、これらの研究成果が生かされ、米国が他国を統治した唯一の成功例と称せられるような大成功を収めた。

 名無しの探偵さんが、戦後史の見直しの大仕事に着手されているようなので、詳細については探偵さんのこれからの書き込みに期待したいと思っているが、私自身は、戦後日本を考える時、日本の伝統的思考と米国によってもたらされた新しい価値観とを対比しながら考えていかないと、真実は見えにくいと考えている。

 (1) 伝統的日本思考⇒いわゆる戦前型の日本人の思考は、軍部などの右派的連中を除けば、仏教などが代表するように、「あれか、これか」ではなく、「あれも、これも」思考。つまり、複雑な利害対立を全て考慮に入れながら、「三方一両損」的思考で解決する。いわゆる典型的な「調整型思考」である。出来得る限り、争いを避ける思考方法と言って良い。だから、自分だけの利害を言い立てる事を「恥じる」感性を持っている。典型的な農耕社会の思考法だと言って良い。

 これが日本の農村共同体などを支えてきた。同時に、戦後の日本企業の奇跡的な復活を支え、日本企業の活力を支える重要な精神的要因になった。伊藤忠商事の創業以来の家訓である「客に良し、自分に良し、世間に良し」という「三方良し」思想にそのルーツがあった。

 今年、伊藤忠商事は、この「三方良し」を企業理念に掲げる決定をしたそうだ。「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の新自由主義理念の対極にたつ「三方良し」理念を正面から掲げると言う事は、日本社会に新自由主義理念に対する根本的疑念が出つつあるという証左でもある。

 (2) 戦後型思考⇒ところが、戦後型思考は、その中心は、「あれか、これか」の二項対立型思考。どちらが「正しいか」の争いになる。つまり、自分の主張の正しさを徹底的に追及する事が善とされる。

 このやり方では、最終的には「勝ち」と「負け」しか残らない。ルース・ベネディクトの言う「恥の文化」など消えてしまう。伝統的メンタリティを持った人間が少なくなるにつれ、日本を「今だけ、金だけ、自分だけ」の新自由主義的思考が幅を利かせ、きわめて短絡的な考え方が席巻し始めている。

 大学時代、従兄(新聞記者)が家に遊びに来た。当時、「モータリゼーション」という言葉が語られ始めた時だったので、交通事故の話が話題になった。その時、従兄が言ったことを今でも覚えている。「交通事故を起こしたら、決して自分が悪いと言ってはいけない。自分が悪いと言ったら最後、責任を取らされる。それが西欧流の考え方だ。」

 今では当然の事だと思われるだろうが、当時の日本人は交通事故を起こしたら、まず相手の事を心配し、お互いが悪かったなどとして、責任問題の落としどころを見つけ出そうとしていた。えげつない主張をすることを「恥じ」と考えていた。

 わたしの実感から言うと、昭和40年前後(1965年前後)が、伝統的日本人の思考が西欧流(米国流)思考に席巻され始めた時期だと考えられる。丁度「安保闘争」が終わりをつげ、次の「全共闘運動」が燃え盛る谷間の時代だと思う。

 これこそが、戦後GHQの日本支配の狙いだと考えなければならない。

 戦後、奇跡の復興を遂げた日本経済の強さ、日本企業の強さは、「今だけ、自分だけ、金だけ」の刹那主義的経営を排除する事にあった。長いスパーンで計画し、良い品を適正な価格で販売し、金もうけも重要だが、製品の品質向上は金には代えられない信用になり、時代を勝ち取る事ができる、と言う信念で、努力を怠らない。良い品を創造する事に自らのプライドを賭ける職人気質。こういうものが、日本企業や日本を支えていた。

 現在でも辛うじて残っているが、技術を持った会社の先輩たちは、自らの技術を会社の後輩たちに教え、後輩たちを育てていった。西欧流にいうならば、こうして育った後輩たちがいずれ自分の席を奪っていくのだから、あほらしくて教えられない、となるのだろうが、終身雇用制時代の日本では当たり前の光景だった。

 こういう日本人をどうしたら少なくすることができるか。これがGHQの占領政策の目的だと考えなければならない。当たり前である。米国と日本は、熾烈で悲惨な戦争を戦った敵同士。敵が二度と立ち上がれないように、敵国の強みを抜き去っておく必要がある。神風特攻に象徴される「滅私奉公」的儒教道徳など真っ先に葬り去らなければならない。

 その意味で、「自由」と「民主主義」は、まことに重宝な武器。「わたくし」の権利の尊重を主張すれば、誰にも納得できる。そして、西欧流民主主義のように「公」と「私」の問題を長年の歴史の中で考え抜いて、社会的遺産として蓄積してきた歴史がない日本。「わたくし」の重要性を主張させることにより、「公」の意味を薄めるという狙いは、的を得ていた。

 「自由」と「民主主義」を植え付ければ、かなりの程度、日本の好戦性を除去できる。同時に、「あれか、これか」の二者択一的思考を根付かせれば、日本人の知恵の源である「あれも、これも」の「複眼的思考」を減殺できる。

 この狙いは、伝統的思考の持ち主が少なくなり始めた昭和末期から平成にかけて、見事に花を開き始めた。同時に日本の沈没も静かに始まったと言って良い。米国の占領目的は見事に達成しつつある。

 (3) 戦後型思考の定着方法としての3Sを利用する。
 3S=Screen、Sports、Sex

 ① Screenとは、戦後のある時期までは映画を意味したが、TV画面と考えたほうが良い。要するに、文章などを読んで考える力のある国民を育てるより、TVのように面白い画面を通じて、国民を洗脳する方が効率が良い。特に現在のTVのように、吉本とジャニーズがTVを席巻し、ニュースなどもお笑いやジャーニーズが報道するような状況で、国民が正しい判断などできるはずがない。愚民化ほど、その国を支配する最高の方策はない。

 さらに現在はスマホ全盛時代。わたしは、毎月2、3度通院のため列車に乗るが、その時の列車内の雰囲気には、毎回驚かされる。皆、無口に黙々とスマホをいじっている。しゃべっている人をほとんど見かけない。皆、スマホの画面に熱中している。

 今年1月15日の羽鳥のモーニングショーで「レディファースト」とは何かが話題になった。世界のレディファーストとは、高齢者や病人や女性や子供などの肉体的弱者に対するいたわりの心の発露だと言う話から、コメンテーターの浜田女史が、日本の人々の間にレディファーストの精神が定着しないのは、他人に対する異様な「無関心」だと語っていた。その通りだと思う。黙々とスマホをいじる姿は一種異様で、これからますます「他者に対する無関心」さが増幅するだろうと思う。

 笹井さんがスマホを拒否する信念を語っておられたが、列車の中での誰もがスマホを黙々といじる異様な光景を見ていたら、ぞっとする。わたしたちは、もう一度スマホの功罪について考え直す時期に来ていると思う。

 このように、現在の安倍政権は、米国の企図した愚民化政策の上に存在しているといって過言ではない。お陰様で、日本の国富は米国にしゃぶり尽くされ、国民は貧困化の一途を辿っている。

 ② Sports⇒わたしもスポーツ大好き人間なので、偉そうに言えた義理ではないが、スポーツは国民の不満のはけ口の絶好な場所になっている。

 戦後、敗戦国として落ち込んでいた日本人を鼓舞したのは、「フジヤマの飛び魚」と称された水泳の古橋広之進の活躍。TV草創期、プロレスの力道山の活躍。TVの前に大勢の日本人が集まり、力道山とシャープ兄弟との戦いに熱中したものだ。国民は、彼らの活躍で敗戦国民としての鬱屈した気分を晴らした。スポーツの持つ効用の一つだ。

 同時に、オリンピックに象徴されるように、何の抵抗もなく、「愛国心」を強調できる場所でもある。同時に、ファッショ的「滅私奉公」や「精神論」を強調できる場所でもある。TVの金メダル至上主義がさらにこの傾向を助長する。円谷幸吉の悲劇で懲りているはずなのだが、未だにメダルメダルと騒いでいる。

 さらに、TV朝日が象徴的だが、サッカー放映のため、二度も三度もニュース・ステーションが中止になった。ニュースよりサッカーが大事という姿勢が、現在のTVメディアの主流だとすれば、国民が馬鹿になるのも頷ける。

 安倍晋三がオリンピックなどの優勝選手に嬉々として電話をする場面が良く放映されるが、スポーツの政治利用もきわまれり、である。こう考えると、スポーツも立派な「愚民化政策」の道具である。

 わたしが何度もラグビー論を書いているのは、この種の愚民化論的スポーツのありように風穴を開ける可能性を持っているスポーツがラグビーだと考えているからである。ラグビー選手の多様化、多国籍化が、これからのスポーツのありようの象徴だと考えている。この多様性こそが、ファッショ的国粋主義の跋扈を防ぐと思う。
    
 ③ Sex⇒戦後最も変化が大きかったのは、Sexに対する考え方である。

 人間にとって、SEXはきわめて重要である。種の保存は、生き物の本能。人間も生き物であり、例外ではない。SEXは種を残すために営みであり、人間が生き延びるために欠かす事の出来ない営みでもある。

 ただ、人間が他の動物などと決定的に違うのは、この営みを「文化」として昇華させた点にある。例えば、平安時代の通い婚には、男女の間で「和歌」が読み交わされ、その後「性の営み」にいたるというように、時代、時代の文化制度としての「性」という側面が大きくなる。

 「性」という、人間にとって本能的で原初的な個人的な営みが、「社会制度」としての営みという側面が大きくなるのである。日本で言えば、「家」という存在が大きくなるにつれ、性という人間本来の営みではなく、「婚姻」という社会システムの方が、意味が大きくなる。

 形骸化しつつあるとはいえ、今でも、「・・家」「…家」のご結婚という習慣が残っている。結婚とは、個人の結びつきでなく、「家」と「家」との結びつきであるという封建的家族形態が未だ色濃く残っているのである。

 森鴎外の小説に「ヰタ・セクスアリス」がある。明治時代に書かれた小説で、粗筋は以下の通り。

 「哲学講師の金井湛君は、かねがね何か人の書かない事を書こうと思っていたが、ある日自分の性欲の歴史を書いてみようと思いたつ。六歳の時に見た絵草紙の話に始り、寄宿舎で上級生を避け、窓の外へ逃げた話、硬派の古賀、美男の児島と結んだ三角同盟から、はじめて吉原に行った事まで科学者的な冷静さで淡々と描かれた自伝体小説であり掲載誌スバルは発禁となって世論をわかせた」

 一般的な常識に反して、日本の性が開放的でなくなったのは、明治以降である。江戸や戦国時代の庶民の性のありようは、もっとおおらかで、明るく、非常に開放的だった。江戸の商家の娘さんなどは、結婚までに複数の男性と経験のあるのが普通と書かれている史書もあるくらいだ。

 理由は単純。各藩の武士が参勤交代で江戸に集まる。同時に、江戸は常に土木工事などで地方から多くの労働者が集まった。だから、男性の数が非常に多く、女性の数が少なかった。大体、男2に対して、女1の割合だったと言われている。
 ※男女比が「2:1」だった江戸時代の恋愛事情

 当時の言葉で言うと、江戸の男どもは、慢性的に「女ひでり」だった。だから、女性は非常にもてた。一人の男とうまくいかなくても、次の男など簡単に見つけられた。処女でなくてはならないなどと贅沢など言っておれない。嫁がもらえれば、御の字というわけである。

 ただ、武家社会だけは、儒教道徳の影響できわめて禁欲的だった。結婚は家の存続の為に行われ、女性の価値は、後継ぎを産むことに集約されていた。「子無きは、去れ」がこの時代の真実。後継ぎが最重要事項(家の継承)だから、禄高の高い旗本、大名などでは、「側室」を置くのが常識。文字通り「女の腹は借り物」だった。

 女偏の漢字を見てもらえば理解できるが、女性の目から見なくても、きわめて女性に対する差別意識と偏見に満ちている。嫁、姦、姑、妄、妾、妍、姥、婆 等々。
 部首「おんな・おんなへん」【女】の漢字

 現在、天皇家の継承問題がクローズアップされているが、理由は簡単。天皇家が側室制度を廃止したから、男性皇族が減少したのである。明治天皇は側室を持っていた。男系男子相続という形態に固執するには、男一人に女性数人(数十人)という側室制度を維持しなければ難しい。側室制度を廃止した時点で、男系男子相続という形態を断念したのに等しい。

 明治以降、日本の性が禁欲的になったのは、武家社会道徳が庶民に適用され始めた影響が大きい。この事は、明治以降、日本は近代社会になったという定説も考え直さなければならないほど大きな意味を持っている。何故なら、明治時代の民法は「家制度」を前提に決められており、「個人の権利の尊重」と言う近代社会の常識からはかけ離れたものだった。そのため、「子無きは去れ」とか「女の腹は借り物」という前世紀の遺物のような非人間的思想が生き残ったのである。

 このように、女性に対する差別意識が増幅したのが、明治以降だと考えて間違いない。鎌倉時代の方が、はるかに女性の人権が尊重されていたのではないかと思われるくらいである。
 ※鎌倉時代の女性は強かった

 鴎外の本が、発禁になったところに、明治と言う時代の日本のありようが見て取れる。それでいて、吉原に代表される売春(公娼)制度が公認されていて、各地に遊郭が設けられていた。つまり、明治国家体制の閉鎖的性道徳は、売春(公娼)制度の中で身を売らざるを得なかった女性たちの犠牲の上に築かれたものだとも言えるのである。

 「赤線」とは、役所の文書で、売春地帯を赤線で囲っていたのでそう言われた。「青線」とは、行政の管轄外の私娼窟地帯を青線で囲っていたのでそう呼ばれた。当然ながら、売春(公娼)制度は、常に貧困と表裏一体の関係にあり、体制の矛盾の集約された場所だった。いわば、戦前の日本の貧しさが売春制度を支えていた。

 2・26事件を起こした将校たちの最大の精神的動機は、飢饉で疲弊した農村の娘たちが、身売りをしている悲惨な状況を変えようというものだった。

 徴兵とは単に兵隊になるだけではない。地方の家の一番の働き手(若者)を軍隊に取られると言う事である。家族の生活の支え手を国家に取られる事を意味した。当時の日本の状況では、女性のまともな働き口など、あまりなかった。姉や妹が身売りをするほど困窮した家族を救うため、脱走兵にならざるを得なくなった部下の兵たちの苦悩を目の当たりにした真面目な将校たちの思いが、将校たちの決起につながったのであろう。

 このような公娼制度(売春制度)は、昭和32年に廃止されたが、それまでは、世間的には、素人の女性と玄人の女性は、この公娼制度によって明確に分けられていた。    

 日本国憲法で男女平等が高らかに宣言されたが、社会の中での男女平等が実現するのはなかなか難しかった。男女平等が国民の目に一番分かりやすく伝わったのは、学校教育だと言って良い。「男女七歳にして席を同じくせず」という教育から、小学校から大学まで男女共学が普通になった。「ああ、時代が変わったんだなあ」と誰にも理解できた。

 さらに「結婚は両性の合意にのみ基づく」という結婚観も、戦後という時代を象徴していた。この結婚観は、結婚は男女の恋愛を当たり前の行為として認める(つまり、人権として認めている)事が前提になっている。つまり、男女の性の営みは、両性の合意にのみ成り立つものである、という思想が、戦後の原則になったのである。

 男性という生き物は、なかなかこの原則が理解できない。様々な性犯罪の根底には、男性側のこの原則に対する認識の浅さが大きく影響していると考えられる。文学的に言うと、男性にとって、「内なる猛獣」とでも言うべき性衝動をどう処理し、どう抑えるかが、青春の最大の課題だと言って良い。若い男性にとって、性衝動との付き合いに煩悶する時代は、まさに人生の「疾風怒濤時代」なのだ。

 戦前までは、「遊郭」が若い男性最大の問題である性衝動解決のための社会的に公認された場所であった。いわば、「社会的」に公認された「装置」だった。

 古来より、戦争指導者の一番の難問は、兵士たちにどうやって軍規(軍律)をどう守らせるか、だった。若い兵ばかりの集団で、明日死ぬかもわからない状況で闘っているのだから、気持ちもささくれ立っている。いわば、精神的ハリネズミ状態と言って良い。こういうぎりぎりの精神状態だから、若い女性などに襲い掛かるのも理解できないわけではない。自らの子孫を残したいという動物の本能に近いものだろう。しかし、襲われる側から言わせれば、たまったものではない。

 だから、相手を殲滅した後に起こる「略奪」と「強姦」は、いくさにつきものだとは言え、民衆の深い恨みを買った。戦争指導者から言えば、自分たちが統治する場所になる地域の住民から深い恨みを買うのは、後々様々な問題を引き起こす要因になる。

 木曽義仲が、天下を取り損ねたのも、兵士の「略奪」「強姦」などの行為を抑えられず、都人の恨みを買ったのが大きな理由だった。それに反して、織田信長は、軍規(軍律)違反をした兵を容赦なく切り捨て、軍規を守らせた。彼が天下取りに王手をかける事が出来た一因に彼の軍隊の軍律の厳しさがある。

 それくらい、若い男ども性処理の問題は、大問題なのである。昭和32年以降、そういう場所がなくなった日本の若い男性にとって、性処理の問題は、きわめて難しい問題になっていた。

 一方、この時期以降、今度は日本の若い女性たちの性意識が大きく変化してきた。男女平等思想の普及、女性の高学歴化、社会進出、結婚観の大きな変化(見合いより恋愛)、それに伴う性意識の変化など、男性よりはるかに女性の方の意識変化が大きかった。

 また、この時期くらいから、日本の性表現(雑誌、写真、映画、TV、動画など)がどんどん過激になり始めた。荒れた中学校時代、よくトイレに過激な写真が載っている雑誌や写真集を見つけたものだった。親父が隠し持っていた写真集や雑誌を学校に持ってきて、友達と見せ合っていて、わたしに没収された生徒もかなりいた。本意ではないが、親に黙っておくわけにもいかず、母親に事情を説明すると、母親が父親を厳しく責めたなどという経験もした。

 この時代くらいから、性が隠微なものではなくなりつつあった。同時に、この時期くらいから、女子生徒の性教育の必要性が真剣に叫ばれ、女性教師たちも情熱をもって取り組む人も出始めた。

 現在、日本の性表現の過激さは世界でも有数で、ある意味世界をリードしていると言っても過言ではない。この状況の大きな要因は、日本には本当の意味で宗教的戒律がない、と言う点に求められる。

 キリスト教的戒律やイスラム教的戒律のような厳しい宗教的戒律に縛られていない日本での性表現が、諸外国より過激になるというのは、ある程度頷ける。

 性表現の過激さは、当然ながら、その時代に生きる人々に大きな影響を与える。男性は言うまでもないが、女性にも大きな影響を与える。

 「産む性」から「楽しむ性」への意識転換が行われ始めた。「産む性」を意識から減退させ始めると言う事は、子供を育てる人生から、自分自身の人生を生きるという意識転換を意味している。

 女性たちのこの意識転換こそが、戦後日本の社会状況を劇的に変えた、とわたしは考えている。女性たちが自分自身の人生を生きることに力点を置き始めると言う事は、日本における封建的「家」の存在が薄れてゆくことを意味する。「家」存続の為に、自らを犠牲にする事を拒否する強さを女性たちは手に入れた。「厭なら離婚すればよい。」自立する女性たちの強さを象徴する言葉だ。

 ※2019年の離婚率。2019年6月に厚生労働省が公表した最新の数値
 これは「年間離婚届出件数÷日本人の人口×1000」という計算式で求められたもの。人口1000人あたりの離婚率が1.68ということは、1000人のうち約1.7人が離婚しており、1年間で20万7000組が離婚している計算になる。

 たしかに、少子化は、日本の経済状況と賃金情況と働き方に大きな問題があるが、子供を産むかどうかの選択権を持っている「産む性」としての女性たちの判断も一つの要因になっている。一時期、草食系男子という言葉が流行った。自立した女性の強さに圧倒され、男性的な荒々しさを失ってしまい、女性化した男性が増加し始めたのも、こういう傾向の生み出したものだろう。

 実は、この少子化という状況こそが、アメリカの日本統治の理想の形だと考えなければならない。歴史上、人口減少国家の国力は必ず衰退する。これこそが、敵対国家としての米国の戦略だと考えておかねばならない。

 三つのSに象徴されるアメリカの日本統治の狙いが見事に結実しつつあるのが、現在の日本だと考えなければ、伊藤詩織さんの問題の本質は見えない。

 つまり、ネットなどに氾濫する性描写の過激さに刺激されてはいるが、現実の自立した女性の強さに圧倒され自信を失った男性が、今の日本には多数存在する。結婚でも、高学歴、高身長、高収入が条件など、女性たちの要求がエスカレートする。ますます自信を失う男性が増えるのも頷ける。しかし、本能ともいうべき性衝動だけは抑えきれない。こういう連中のなかに、痴漢やストーカー、強姦などの性犯罪に走る連中が出ても不思議ではない。

 その反面、少数の男性になるのだろうが、社会的勝利者(勝ち組)の男性が存在し、彼らは自分の周囲にいる女性たちに対して自信満々に行動する。雄としての男性として行動する。中には、一種のハーレム状況の男性もいるようだ。

 山口敬之という似非ジャーナリストの意識もそんなものだったに相違ない。TBSTVで報道部長までのし上がり、時の総理大臣(安倍晋三)に深く取り入り、権力中枢に食い込んだ。人間はさもしいもので、権力中枢に近いというだけで、自らが権力者になった気分になるのだろう。

 何度も書いたが、戦前の軍隊の将校たちは、何か説教をするたびに、「気をつけ!畏れ多くも天皇陛下におかせられましては・・・・・」と自らの考えを天皇という権威に仮託して語るのが常態化していた。天皇の名前を出すだけで、皆が恐れ入り、自らの考えが正当化され、権威づけされるのだから、堪らない。将校たちは、自らの全能感に酔いしれていたに違いない。絶対的な権力と言うものは、それに群がる人間たちの意識に決定的な腐敗を齎すのである。

 山口敬之も同様。時の総理に近いという位置が、彼の精神状況を狂わせたのだろう。彼の驕り高ぶった心が、女性をただの「性の道具」と考え、伊藤詩織さんに対するレイプ事件を引き起こした。

 彼自身は良く分かっていないのだろうが、彼の心それ自体が、前時代的封建的女性観をそのまま引きずっている古めかしい思想の表現である。権力に群がる人間たちのさもしい心根が手に取るように見える。

 同時に、この前時代的思想を擁護する連中が、いまだに数多く存在する。この連中が懸命に擁護する権力者が、安倍政権だと言う事も明白だ。

 彼らには、「文化としての性」の役割も 、女性の「自立としての性意識」の変化も何も分かっていない。あるのは、ただただ自らのよこしまな性欲を吐き出すためのエゴとしての性意識だけである。

 そこには、人類が数十万年の歴史を積み重ねて作り上げた「人間文化としての性」などという意識すらない。女性にとって、まさに唾棄すべき存在だと言える。

 「護憲+BBS」「 メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より


Tamaの映画生活: 「オリ・マキの人生で最も幸せな日」 1/23
 〇北欧の映画って、私には「当たり!」のことが多いのかな。
 これも、人間の愛おしさが描かれている素敵な小品。

 「オリ・マキの人生で最も幸せな日」 ★4

 フィンランドの田舎で、趣味でボクシングをしていた
 オリ・マキ(ヤルコ・ラハティ)は、幾つかの試合を勝ち上がり、
 なんとアメリカ人のチャンピオン相手に世界タイトル戦の機会を得る。

 マネージャーのエリス(エーロ・ミロノフ)は、
 ここぞとばかりに体重管理やトレーニングを励まし、
 田舎町の人々は「あのパン屋の息子が!」と盛り上がる。

 友人の結婚式があり、出会った幼馴染のライヤ(オーナ・アイロラ)に、
 オリは突然、恋に落ちる
 森の中を自転車で、2人乗りして駆ける映像がとてもきれい。

 フィンランドでは初の世界タイトル戦で、町だけでなく国でも評判に。
 エリスは宣伝にパーティや撮影などを強いるが、オリはそれに疲れ、
 試合目前なのに減量は上手く行かず、恋にそぞろ。
 いったい試合はどうなるの? 

 60年代の実話だそうで、モノクロの画面がその雰囲気を伝える。
 ライヤの笑顔が可愛い。
 寡黙なオリ・マキの「人生で最も幸せな時」が描かれていく。
 ラストもいい。地味だけどこういう作品は好き!

 #オリ・マキの人生で最も幸せな日#ボクシング#フィンランド#ヤルコ・ラハティ#エーロ・ミロノフ#オーナ・アイロラ#モノクロ


 今日のトピックス Blog1/22: 説明責任???首相演説「フェイク」批判も かんぽ不正報道への圧力「根底にNHKの体質」~首相の政治介入 「…結婚するな」国会ヤジ 人口減少問題を何と心得る 外道!働き


「護憲+」ブログ: 「エースのジョー暁に死す」 1/22 (名無しの探偵)  | 暮らし
 〇宍戸錠さんが亡くなった。享年86歳。悪役などアクションスターになるために、頬にシリコンを入れて容姿を変えて、日活のアクションスター、宍戸錠の登場である。

 この役者はそれまで学生や青年の役が多かった。主役の木村功と友人役の学生で出ていた宍戸さんの演技を、若いころにテレビの映画で観たことがあった。確かに、大学出であるので学生風の容貌に見えた。

 宍戸さんは敵役や脇役が多かったというが、探偵物では主役を張っていた。それは韓国の現在の映画などに影響が強いと、四方田犬彦の本に書いてあった。

 宍戸錠は日活アクション映画では欠かせない俳優であったと思う。小林旭と互角に渡り合うスターだったと言える。四方田さんが言う「無国籍」の日本映画である二人の「渡り鳥シリーズ」は、一番映画館で観た映画である。東映の菅原文太さんも出ていたことを思い出す。

 日活アクション映画は、その後、現在の韓国の映画に影響を与えていたし、宍戸さんはその筆頭でもあったと思う。

 「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より


 今日のトピックス Blog1/21: 市民間の連帯、共助=シンパシー、イマジネーションが、暗闇を引き裂く⁉ 裁判費、ネットで調達 高浜廃炉、不正入試… 公文書廃棄、不誠実な施政方針演説等 不正、一強打破


「護憲+」ブログ: 品田 悦一教授の「令和」についての記事 1/21 ( 珠 )  | 社会問題
 〇見習い期間さんのコラムで紹介されていた記事はここで読めます。

 「東大教授が解説!「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ」品田 悦一

 以前にネットで読んだような気がして探してみたら見つかりました。
 コラムのお話をより深く理解できるかと思い、皆様にご紹介いたします。

 「護憲+BBS」「コラムの感想」より


Tamaの映画生活: 「エクストリーム・ジョブ」刑事たちの唐揚げ店は偽装の筈が… 1/21
 〇前回と同じ韓国映画だけれど、こちらはまさに難しいことナシのコメディ。
 韓国では大ヒットしたそうです。

 「エクストリーム・ジョブ」 ★3.6

 捜査中に車16台を壊し、解散の憂き目に合いそうな麻薬捜査班。
 追い込まれたコ班長(リュ・スンリョン)は、麻薬組織のアジトの、
 向かい側のチキン唐揚げ店を買い込み、見張るという計画を立てる。

 店を開けると常連客が…致し方なくチャン刑事(イ・ハニ)はウエイトレス、
 ジェフン刑事(コンミョン)は台所の下働き、
 マ刑事(チン・ソンギュ)は調理担当。
 そしてヨンホ刑事(イ・ドンフィ)は1人車の中で生真面目にアジトを見張る。

 さて唐揚げ店の偽装は完璧…だったがマ刑事の味付けが抜群で、
 評判になり、店には客が引きも切らず、
 潜入捜査のはずが、唐揚げ店大繁盛の見込み違い。
 マ刑事は自分の天職は?と迷い始める始末。はたして捜査は…。

 悪役2人(シン・ハギョンとオ・ジョンセ)のやり取りも可笑しいし、
 とにかく唐揚げ店でてんてこ舞いの個性あふれる刑事たちが可笑しい。
 それと美味しそうな唐揚げに、夜のおかずはやっぱり唐揚げになったし。
 最後には大立ち回りもあるし、ドタバタにホント気楽に笑えます。

 #エクストリーム・ジョブ#韓国映画#チキン唐揚げ#刑事#リュ・スンリョン#イ・ハニ#チン・ソンギュ#コンミョン#イ・ドンフィ


イシャジャの呟き: お知らせ 1/21
 〇いつも当ブログ「イシャジャの呟き」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
 べごおじの孫でございます。
 皆さまに大切なお知らせがございます。

 祖父・べごおじは
 令和2年 1月17日 午前5時43分に永眠いたしました。


 日頃より、当ブログにて祖父とご交流いただいた皆様には大変感謝しております。
 生前、祖父はこちらのブログ運営を生きがいとしており、
 皆さまと交流することを大変楽しみにしておりました。

 病床におきましても、ブログを更新したいという意思は持ち続けておりましたが、
 昨年12月29日の記事を最後に、ついに記事を書くことは叶いませんでした。
 ぜひ過去の記事をいくつかご覧いただき、故人への想いを馳せていただければ幸いです。

 長らく「イシャジャの呟き」をご覧いただき、ありがとうございました。

 誕生日の花  ローズマリー 花言葉 「思い出」 「追憶」


イシャジャの呟き: 元年 最後の日曜日を 生きています 明日もまた 12/29
 〇誕生日の花 カトレア 花言葉 (優美な貴婦人 魔力 魅惑的


 今日のトピックス Blog1/20: 韓国との関係軽視 半島統一なら「日本と逆転も」 首相、復興五輪強調「桜」「IR汚職」に言及せず 釈明釈明釈明…国会開会 「安倍政治」総括 主権回復、原発等大転換すべき


「護憲+」ブログ: 「家族を想うとき」労働とお金、家族の幸せは? 1/20 ( 珠 )  | 社会問題
 〇老いても、シングルマザーでも、人間の尊厳には変わりはないと訴えた映画、「わたしは、ダニエル・ブレイク」で、ケン・ローチ監督は、これで引退と言っていました。

 ところが、彼がどうしても社会に訴えたいと、再び制作した作品です。
 「家族を想うとき」 

 肉体労働を転々としてきた男性が、「家を買いたい」と考え、フランチャイズ方式の、運送業に加入します。

 働けば働くほど稼げる、自分がオーナーなのだと、希望と不安を持って始めますが…。
 介護士としてパートで働く妻の車を売って、自分の車を買わなくてはならない。
 忙しくなってしまった父親と母親、家族はガタガタになっていきます。

 日本では、年末にコンビニの営業を2日だけ閉めると言ったとたん契約を取り消された事件。
 その前に一家でコンビニをしていたが、過酷な多忙さに息子が自殺、父親が突然死の事件。

 24時間365日休みなしで、私たちは便利になったと喜んでいていいのかしら?
 荷物が翌日に届いて有り難いと、喜んでいていいのかしら?

 人間の労働、家族の幸せ…貧困から抜け出すには、どうしたら?

 企業は利益を追求します。しかし、そこに人間性を失わせるような過酷な労働がある場合、それは政治が人権を守るべきでしょう。

 今の日本は?と考えさせられました。ぜひご覧になってください。

 「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より


「護憲+」ブログ: 天皇から庶民まで? 1/20 (見習い期間)  | 社会問題
 〇前回投稿したコラムでは、現在の元号である「令和」が、現在の権力者たちが込めた意味合いとは正反対の意味で解釈できる可能性を示す、万葉研究者がいることに言及していた。
 「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ (新元号の深意)
 読者を飽きさせない工夫を凝らし、おもしろおかしくも丹念で確実な手続きを経て、安倍首相の談話が到底信じがたいものであることを、明快に論証している。

 現在の元号の策定に関連して噴出した問題は、万葉集からとられたとする「令和」という語を、いかに解釈するかだけには止まらないだろう。現在でも中学校・高等学校の教科書に常套句として掲載される「天皇から庶民まで」という文言を、こともあろうに安倍首相が、件の談話において用いてしまったのである。

 筆者が把握する限りだが、中等教育機関や学習塾で用いられるテキストにおいては、現在でも『万葉集』の特色を述べる箇所で、「天皇から庶民まで」という説明は生き残っている。学校や塾などの現場でも、そのまま教えられるのだろう。もっとも、高等学校などでは『万葉集』は「入試に出題されにくい」という理由で、教科書に載っていても取り上げる時間数が少ないことも珍しくなく、場合によっては授業では扱わないようだが。

 あまねく階層の人物たちが率直に思いを歌い上げたという万葉歌集観が、日本の国民国家成立期に想像されたいわば幻想であるということは、冒頭で紹介した論考の著者である品田悦一氏による単著『万葉集の発明』ですでに立証済みである。

 それにもかかわらず、その「庶民」が詠んだ歌の例として「東歌」を挙げる者まで出てくるようになった。万葉研究者たちの中では、「東歌は庶民による民謡ではない」という説がもはや一般的である。早くは「令和」ならぬ「昭和」の時代から、津田左右吉のように「東歌」が都の人間によって作歌されたのではないかという説を唱えた例も存在する。

 都から派遣された国司たちを相手に、その土地の豪族たちが見よう見まねで作歌して披露したというのが妥当なところであろう。豪族も農民とはいえども、貴族文化を享受する彼らを「庶民」ということはできないはずだ。

 上代貴族による歌集『万葉集』を、「庶民」の歌も収録されているとして持ち上げることは、まず疑われるべきであり、同様に『万葉集』が「国書」として紹介されたことも別の問題をはらんでいる。そもそも「国書」とはいかなるものを指すのだろうか。「国書」という概念がいかに想像されたのかも、これまでの調査研究の成果を参照すべきであろう。

 「護憲+コラム」より


Tamaの映画生活: 「パラサイト 半地下の家族」 息を呑む怒涛の展開 1/20
 〇​​​​​​ポン・ジュノ監督作品を見るのは、これが初めて。

 「パラサイト 半地下の家族」 ★4

 半地下になった家に住むキム一家。この家が凄い。
 室内から丸見えのトイレは、水圧の関係で地上すれすれの一番上、
 窓から見える近景は、道路と人の足。溝の消毒の飛沫が入ってくる。

 父親ギデク(ソン・ガンホ)は、店を出しては失敗し、借金を重ね、
 子供によく言い聞かせる彼の格言は
 「計画を立てると、必ず人生は上手く行かない」
 まるで、彼の人生が凝縮されているようだ。

 息子のギウ(チェ・ウシク)は大学受験に4回も失敗。
 娘ギジョン(パク・ソダム)もテクニックはあるのに美大受験に失敗。
 妻と4人、全員職もなく、ピザの箱折りの内職で食いつなぐ。

 ギウの友人が留学の間だけ、
 女子高生の家庭教師をしてくれと頼みに来る。
 ギウは大学の書類をギジョンに偽造させ、富裕なパク家の家庭教師に。

 お嬢様(チョン・ジソ)に気に入られ、奥様(チョ・ヨジュン)も手なずけ、
 ギウは、弟が絵を描くのが好きと知って嘘をついてギジョンを美術教師に。
 ギジョンは一計を案じて運転手を追い出し、父ギデクを運転手に。
 家政婦を追い出して、母親を家政婦にと、
 一家はすっかりパク家にパラサイト。

 貧困の極みなのにどこかあっけらかん、嘘を重ねるキム一家。
 それに手もなく騙されていくパク一家。そして豪邸を舞台に驚きの展開。

 長男の貰った水石、桃、食欲旺盛な元家政婦、豪邸の作りや、
 モールス信号、散りばめられた話が縒り合されていく。
 豪邸と半地下の家、体にまで沁みついた臭い、
 大雨の坂と階段を降りて降りて…。

 一瞬たりとも目の離せない怒涛のシーンが続き、
 後半はホラーとバイオレンスに息を呑む。そしてラストは…。
 格差のますます広がる社会で、長男の「夢」は叶うのだろうか。

 「万引き家族」「ジョーカー」「家族を想うとき」「パラサイト」と、
 貧困を扱う見事な映画が続いているのは、格差社会だからだろうか。

 好みで言えば、真っ当に生きようとする「家族を想うとき」が好き。
 一番面白かったのはこの「パラサイト」だけれど、
 どこか気分の悪さが付きまとう。

 #パラサイト#半地下#ポン・ジュノ#ソン・ガンホ#チェ・ウシク#パク・ソダム#チョ・ヨジュン#韓国#格差社会


 今日のトピックス Blog1/19: 「税金私物化ヤメロ」 「桜」幕引き許さぬ 海自中東派遣反対も 官僚からも「あり得ない」=「桜を見る会」名簿廃棄??? 主権者を畏敬しない政府など切捨て、政権交代あるのみ


 今日のトピックス Blog1/18: 共産党党大会 野党共闘強化決議  京都市長選19日告示、2月2日投開票 れいわ新選組突破⁉ 【伊方原発の運転】再禁止を重く受け止めよ 安全性、根本から見直せ 政治こそ


 今日のトピックス Blog1/17: 脳天殻竹割⁉ 3人の訴え「日本が地震国、裁判所が改めて警告」伊方原発差止め決定 阪神大震災25年等災害・教訓を人権、防災に生かしたい 今年は、市民、主権者活躍の時代


「護憲+」ブログ: これも通常国会対策と解散戦略か 1/17 (厚顔)  | 自民党政治
 〇昨年は秋の臨時国会終了後に、検察による自民党秋元議員へのIR汚職捜査が開始され、今年は1月20日の通常国会前に、自民党河井前法相夫妻に対して、昨年の参議院選挙での買収疑惑(公選法違反)で捜査が開始された。

 何れも安倍内閣での法務省傘下の検察庁による自民党議員、いわゆる身内への捜査だけに、この臨時国会終了と通常国会開催前のタイミングでの緊急捜査は、単なる汚職捜査とは考えにくい。一体何が目的だろうかと下衆は勘ぐりたくなる。

 先ず、安倍首相の「桜を見る会を利用した後援会員買収」疑惑への国民の目くらまし、野党議員の国会での「桜を見る会」追及時間の分散、そして秋元議員と河井両議員の「検察の捜査中」を理由にした国会での野党の追及回避と時間稼ぎ、これらで政権へのダメージを小さくできれば、3人の自民党議員を犠牲にしても一石二鳥三鳥、値千金の効果があるとの狙いであろう。

 そして何とか補正予算案を通過させ、野党の合流状況をみて衆議院解散を睨んでいるのではないだろうか。

 どの事件も違法である事は明らかだが、「桜を見る会」への安倍後援会メンバーの招待は、国民の税金を流用した有権者の買収に相当し、他の二つの事件より重大かつ罪深いことは明らかではなかろうか。

 いずれにしろスキャンダル追求国会での野党の政権追及の本丸は「桜を見る会問題」である。

 「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より


Tamaの映画生活: 「マリッジ・ストーリー」 Divorce story だった… 1/17
 〇離婚の辛さがギッシリ詰まっていて、観ていてしんどい。
 演技が巧みで、でもそれを楽しむよりも、
 上手いが故に辛さがよく出ているわけで…。

 「マリッジ・ストーリー」 ★3,5

 女優のニコール(スカーレット・ヨハンソン)と、
 演出家のチャーリー(アダム・ドライバー)は、
 息子1人がいるが、夫婦仲が上手く行かなくなっていた。

 ロスで女優をしていたニコールは、
 結婚後、チャーリーの住むNYに居を移し、
 彼の主宰する小劇団に出演、ともに成功を収める。

 そしてニコールはロスでの仕事に呼ばれ、息子を連れて実家に戻る。
 チャーリーには仕事が終わったらNYに帰るとは言い残したものの…。

 ニコールはチャーリーに離婚を切り出す。
 2人は子供もいることだしと円満な協議離婚を願っていた。

 しかし、ニコールは友人に不満をぶつけるうちに、
 女性弁護士ノラ(ローラ・ダーン)を紹介される。

 そして、ここから離婚の様相がガラリと変わってくる。
 チャーリーも弁護士を雇う。

 夫婦のやりとり、そして離婚弁護士の絡んだ法廷、
 憎しみをぶつけあう姿、
 NYで、チャーリーの独唱が胸に沁みる。
 彼の流す涙に、何とか良い解決をと願うが…。

 いくら愛情をかけていると言っても、モノのように親権を奪い合う姿。
 それぞれの演技は実に上手いと思うが、寒々としてしまった作品だった。

 ただ、共同親権という考え方が、アメリカにはあるだけに、
 まったく会えなくなる親が多く、
 養育費支払いが24%だけという日本よりはマシ?

 #マリッジ・ストーリー #スカーレット・ヨハンソン #アダム・ドライバー #ローラ・ダーン #離婚 #親権 #離婚弁護士


 今日のトピックス Blog1/16: 最高法規に還れ 留置場まで6時間「食事なし」は違法 東京高裁 1万円の賠償命令 憲法13条【個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重】を根拠に人権侵害を認めた⁉


 今日のトピックス Blog1/15: 「娘は甲でも乙でもなく美帆です」 雨が降る冬・異常気象 身近に迫る危機… 現在の危難・貧困・格差、原発のない国へ 今こそ、人権・法の支配・最低保障確立 困難に備える


Tamaの映画生活: 「2人のローマ教皇」 人間味あふれる会話劇 1/15
 〇この作品も年末に観る予定が、年を超えてしまった。
 おまけに前日に予約を入れようとしたらお正月休みで満席。
 見逃したかと思っていたら吉祥寺から渋谷に来ていた。ラッキー!

 「2人のローマ教皇」 私の好みで★5

 ヨハネ・パウロ教皇の死で、バチカンではコンクラーベが行われる。
 大勢の信徒が見守る中、1回目は黒煙、2回目で白煙が立ち昇り、
 ドイツの保守派の枢機卿が選ばれ、
 ベネディクト16世(アンソニー・ホプキンス)となる。

 日が経ち、アルゼンチンの枢機卿ベルゴリオ(ジョナサン・プライス)は、
 ローマに赴き、教皇に面会を求める。
 バチカンの保守的な方向性に我慢ならず、辞表を渡すためだった。

 教皇は、改革的な考え方のベルゴリオが教皇になることを案じ、
 彼がローマに来るのと入れ違いに、呼び寄せる手配をしたところだった。
 それならさっさと辞表を受け取って済ませればよいと思うがそうはしない。

 教皇は辞表を受け取らず、考えを聞きたいと
 2人で対話を始めるのだった。
 この辺りが、ベネディクト16世はやはり教皇に選ばれただけの人物だ。
 自分が理解できないことをそのままにして、ことを進めない。

 対話は神学上の話だけではない。互いの趣味から生涯に深く及ぶ。
 ベルゴリオはアルゼンチンの内乱時に、
 教皇は聖職者の児童虐待への対応への後悔を語る。

 考え方の違う2人が、人間味に溢れ、
 時にはユーモアを交えた会話を重ねて深く理解し合う。

 それぞれに告解をして、許しを与え合うシーンが胸を打つ。
 まさに名優2人の会話劇。見逃さないで良かった!

 #2人のローマ教皇#バチカン#アンソニー・ホプキンス#ジョナサン・プライス#ベネディクト16世#フランシスコ教皇#コンクラーベ


 今日のトピックス Blog1/14: 桜を見る会 「国に損害」背任で刑事告発  開催要領・予算を無視&肥大、1億5千万余の損害 首相が予算を私物化・利益を図った 貧困、低所得層4割健康診断未受診放置し乍ら



 今日のトピックス Blog1/13: 海自に中東派遣命令 説明責任拒否、ウソ偽りの安倍独裁… 他方、トランプ氏「米大使館攻撃計画」に裏付け情報ないと国防長官 米国には、民主主義が …日本は劣化したもの  ★民主主義は、国民が主権者の政治であるが、他方、真実、歴史に基づく政治でもある。政治家が、主権者へ信義誠実義務を果たそうと、説明しようとするゆえに。…今、永田町、霞が関にこれがあるか‼‼ 不毛な安倍独裁、阿り、忖度があるのみ。 主権者まで、これを許しちゃあ、オシメエよ


「護憲+」ブログ: 閣議決定「安倍内閣は全員で責任を『取り』、議員辞職する」でしょ 1/13 (猫家五六助)  | 安倍内閣
 〇正月休み、同じ年頃の従兄と顔を合わせた。以前から自民党支持者だったが、いきなり中国・韓国批判を始めて「『「習近平を来日させない』署名に協力して」と、ネトウヨみたいな事を言う。悪い人ではないのだけど昔から一本気で物事を深く考えない人なので、署名呼びかけサイトの内容をそのまま信用しているようだ。その発起人・関連団体には右翼関係者や国粋主義者が名前を連ねている・・・ところまで深堀しようとはしない。

 以前、右翼団体から恐喝まがいの電話勧誘を受けたことがあるので「署名はできない」と断ったら、それは“悪い”右翼団体で「中国人や韓国人が運営している」と根拠もなく断言する。

 彼の奥方は、次のような要旨を力説した。
 ・中国人が北海道を買い占め、植民地をつくろうとしている。アイヌ人に資金を出して独立を煽っている。
 ・タクシー運転手は韓国人が多いから、娘さんを一人で乗せてはいけない。
 ・安倍首相は中国の侵略を防いでいるから、軍事費(自衛隊予算?)をもっと増やすべき。
 ・●●新聞や●●テレビ、大手広告代理店の社員は、大半が在日や宗教団体(実名)だ。
 ・沖縄で米軍基地建設に反対している人は、みんな在日。中国がウラで暗躍している。
 ・東京新聞なんか売国メディアだから、読まないで!(おいおい)

 以上は全て、自分で調べたりウラをとったものではない、根拠のない二次情報。ネタ元の話に流言飛語を結び付けたフェイクニュースを信じている。挙句の果てに「ウチの娘や子供たちが将来、中国人や朝鮮人に何かされたら、どうしよう。怖いね~」とまで言ってのける。これでは、関東大震災の際に朝鮮人を虐殺した状況と変わりない。

 どこかのサイトで見たようなフェイクニュースを伝言ゲームのごとく一方的にまくしたて、まるで目の前にネトウヨがいるような感じ。まったく呆れるばかりの偏り方だが案外、安倍政権の支持率は数字のマジックではなく、フェイクニュースに踊らされる人々に支えられた結果なのでは、と思った。

 常識外れで唯我独尊、オトモダチ中心で日本をわがものにする安倍晋三。一国の首相が国会答弁で堂々と嘘をつく。その嘘を忖度して公文書が改ざんされる。安倍政権に都合の悪いことは説明せず、都合の悪い文書は消える。米国のトランプ政権に媚び、威を借る。それらをゴマ化すために、中国・韓国・在日の人々を敵視する。

 そして、安倍政権のオトモダチである知識人・著名人・評論家・コメンテーターが利益を得て政権の嘘を擁護し、フェイクニュースを流し、政権批判する人々を攻撃する。オトモダチのマスメディアは安倍政権にプラスなことしか書かない、放送しない。公共放送のNHKよ、お前もか!である。

 これでは一方的なメディアの言葉・記事を信じ、安倍政権のデタラメさを知らない国民など、まんまとダマされてしまうだろう。デタラメさを知っても「日本を守るためには、しかたない」「よくわからないから、任せておこう」と納得してしまう・・・何故だろう。政治に対して自分の意見や主体性を持とうとしないから?政治問題に深入りしたくないから?私は「疑わしい」「衝撃的な」「主張が相反する」情報は、いくつかの情報源を比較して判断している。その過程で事実・真実について信頼性が高いと判断した東京新聞などを頼りにしている。

 ムダだろう・・・と思いつつ、私は従兄夫婦に反論してみた。
  「中国・韓国もヒドイけど、『自分の足元』国内もヒドイよね。安倍さんなんか不祥事の責任は取らないし、『桜を見る会』とかデタラメなことをするし・・・」
 すると、予想通りの答えが返ってきた。
  「安倍さんが悪いんじゃない。中国・在日から日本を守り、良くやっている」
 なるほど、安倍晋三は何かの教祖様か、アイドルのような存在らしい。(笑)

 その教祖様かアイドルは、いとも簡単に閣議決定を利用する。しかも、その内容は軽薄でご都合主義そのもの。放っておくと「トランプ大統領は、いつも正しい」「先制攻撃で平和が保てる」「国民はみんな、憲法改正を切望している」「日本は神の国、総理の意向は神の言葉」なんて閣議決定をするのではないか。

 私たちは「安倍政権をぶっ潰す!」ことは当然のこと、安倍政権に偏った国営放送NHKを公共放送に戻し、フェイクニュースを垂れ流すメディアにカウンターを続けなければならない。そう痛感したお正月であった。

 小学生だろうと総理大臣だろうと、嘘つきは泥棒の始まり。前回のコラムで流水さんがお書きになった会津藩の「ならぬことは、ならぬものです」という言葉を借りれば、相手が誰であろうと私たちは「私物化はダメ!独断専行はダメ!ダメなものはダメ!」と言い続けなければ。

 嘘つきで無責任、信用に値しない安倍晋三が憲法改正を語るのは、ダメ!「安倍内閣は全員で責任を『取り』、議員辞職する」と閣議決定しなさい。

 「護憲+コラム」より


 今日のトピックス Blog1/12: 自衛隊中東派遣「戦争に加担するな」各地で反対デモ 中東派遣58%反対、 「旅券発給拒否は憲法違反」安田純平さん提訴 また、警官の制圧死‼‼ 公務中人殺しなど言語道断だ


「護憲+」ブログ: 「安倍政権を終わらせる#新宿占拠0112」参加報告 1/12 (笹井明子)  | イベント情報
 〇今日新宿で行われた「安倍政権を終わらせる」デモ、「新宿占拠0112」に参加してきました。

 新宿中央公園水の広場に13:00集合、13:30出発ということで、13:15頃に現地に着くと、既に沢山の人が集まって、「渋谷プロテストレイヴ」「肉球新党」「怒りの可視化」のグループに分かれて列を作り、怒りのドラムを響かせたり、「アベ辞めろ」のコールを始めていました。

 13:30、予定通りデモはスタート。まず「渋谷プロテストレイヴ」が出ていき、続いて「肉球新党」が続きます。「ネコいのち」の私は、このグループに入って歩きましたが、小学生位の子供を連れた若い母親や若い両親も結構いました。


 『安倍晋三は 今すぐ辞めろ
 安倍晋三から 暮らしを守れ
 安倍晋三から 命を守れ


 安倍晋三は 私物化するな
 安倍晋三は 勝手に使うな
 私の税金 勝手に使うな


 自衛隊を 派遣するな
 閣議決定 今すぐ取り消せ
 戦争したがる 首相はいらない


 安倍晋三は 憲法守れ
 安倍晋三に 改憲させない
 改憲させない 肉球で止める


 アベ辞めろ(にゃー)
 アベ辞めろ(にゃー)』


 肉球新党ならではの笑える部分のあるコールで、デモの間中、和気あいあいとした雰囲気が漂っていましたが、安倍政権の現時点の問題は概ね押さえており、私としても「今どうしても言っておかなければ」と思い詰めていたことを言えて、久々に参加して良かった!と納得が行きました。

 数日前までの天気予報は「雨」でしたが、幸いデモの間は雨も降らず、主催者によると、参加者は3000人だったということです。

 これから気候も良くなるし、安倍首相がこのまま居座り続ければ、デモ参加者はどんどん増えていくのではないでしょうか。

 「護憲+BBS」「イベントの紹介」より


「護憲+」ブログ: イラン危機問題 1/12 (流水)  | アメリカ
 〇正月早々、きな臭いニュースが飛び込んだ。1月3日、アメリカ軍は、トランプ大統領の命令で、イラン革命防衛隊のスレイマニ司令官を無人機(ドローン)を使って殺害した。

 スレイマニ司令官は、軍人だが、イランが置かれている立場(イスラエル・サウジアラビアから敵視され、米国との関係も良くない)を熟知。この窮地を脱するために、レバノンのヒズボラ、イラクのシーア派民兵組織、南イエメンのフーシ派などとの関係を構築。武器その他の援助を通じて、緊密な関係を構築している。

 さらに、シリアのアサド政権がISISなどの攻撃で窮地に陥っていたのをヒズボラなどとともに助け、現在の状況(ISISを壊滅状況に追い込む)に回復させた立役者である。

 さらに言えば、ISIS掃討作戦では、米軍と協力もしており、米国にとっても重要な人物である。現在はイラク・シリア・レバノンなどとイランの良好な関係を構築したり、サウジアラビアとクエートの関係を改善したりしている外交官的役割を果たしている人物。今回はレバノン訪問後、民間機でバクダット空港に到着、バクダッド市内に向かう途中に空爆された。

 名無しの探偵さんが指摘されているように、今回のスレイマニ司令官暗殺は、どう抗弁しても、「自衛権行使」という言い訳は利かない。「戦争を避けるために暗殺した」などという言い訳も説得力がない。

 これは明らかな殺人行為で、訴追されても仕方がない。さすがにトランプ大統領本人もこの屁理屈が通りにくいことが分かったのか、ツイッターでは、「報復!」と言っているようだ。

 米国と言う国は、自分に協力してくれた人物が自立して動き始め、米国にとって邪魔な存在になると消してしまう。ビンラディンもそうだし、ISISの指導者のバクダディも元々米国が育てた人間。イラク戦争で協力し、シリア戦争でも協力してくれたクルド人に対する仕打ちも同様である。

 スレイマニ司令官は、米国子飼いの人物ではないが、邪魔になったISIS掃討作戦などで、緊密な連携を取っていたと言われる。だから、米国が様々な問題で苦境に陥っていた時に助け舟を出してくれる貴重な存在だった。イランと米国と言う敵対関係にある国同士でも、水面下での関係を結べる数少ない重要人物だったはずだ。

 このような人物を暗殺するなど米国にとって「百害あって一利なし」の作戦。一つ間違えば、中東大戦争になる危険性が大。どうもトランプ大統領という人物、常識的な政策選択をしない人物のようだ。このような人物の政策決定を読み解くためには、彼の思考の根幹を読み解かなくては理解できない。

 米軍は、12月29日にイラク民兵団(PMU)(イラン系)の拠点を空爆している。PMUを援助していたのがイラン。スレイマニ司令官はその中心人物。米軍が、ISISでなく、民兵団を攻撃したのは、2014年以来初めて。当然、PMU側は激怒。12月31日から米国大使館を占拠・破壊した。1月3日のスレイマニ司令官暗殺は、その報復だというわけである。

 ところが、12月29日の「PMU」空爆は、12月27日にキルクーク近郊の米軍基地が砲撃されていた事への報復。この砲撃の犯人が誰かは分かっていないが、「PMU」に違いないと決めつけて報復した。米国得意の濡れ衣作戦に近い。

 この文脈から考えると、どうもトランプの米国は、意図的に、イラク民兵団やイランとの対立を激化させようとしている。

 🔷ここで大前提として考えなければならないのは、トランプ大統領はイランと戦争をする気はない、と言う事である。

 ① スレイマニ司令官暗殺直後、トランプ大統領はイランと戦争する気はない、と言っている。

 ② イランが報復にイラクの飛行場を攻撃したが、その前にイラク側にミサイルを打つことを教えている。当然その情報は米側に伝わり、人的被害はほとんどなかったはず。イランの攻撃は、司令官暗殺に怒るイラン民衆のガス抜きの可能性が高い。

 ③ スレイマニ司令官暗殺直後、米軍からイラン側に同じ規模の報復をするように話があったと言う。米軍側もイラン側の事情が分かったうえで、落としどころを示唆したのだろう。現に、飛行場にミサイルを撃たれても、トランプ大統領は報復の指示を出していない。

 ④ イラン側の戦力は米軍にかなり劣る。軍事費だけを比べると、10分の一程度と考えてよい。これで戦争に突入すれば、当然、米国有利。ただ、以下の理由でそう簡単には言い切れない。

 ⑤ 米軍側から見ると、イランはイラクの3倍以上の国土面積がある。人口も8千万以上いる。首都テヘランを占拠しようとすれば、米軍は千キロ近い陸路を進軍しなければならない。これもまた犠牲が大きすぎる。イラクですらまともな統治ができなかった米国にイランの統治ができるはずがない。

 ⑥ さらに言えば、イラクはフセイン支配に反発するシーア派の存在があり、さらにクルド人というフセイン政権に反対している勢力があった。米軍はこの対立を利用できたが、イランにはこの種の対立がない。つまり、「分裂させて統治せよ」という手段が使いにくい。と言う事は、戦争が始まれば、米軍そのものが標的になる。米兵の犠牲もイラク戦争の比ではない可能性が高い。
  さらに、イランは、レバノン、イラク、シリア、南オセチアなどにイランの影響下にある軍事組織を持っている。戦争が始まれば、これらの組織が米軍基地を襲撃する可能性が高い。
  イランと本格的な戦争を始めるためには、米軍は、100万人規模の軍隊が必要だとされている。同時に、イラクでの経験から類推すると、イラン占領のためには、約240万の米兵が必要という分析も出ている。予備役を投入しても今のアメリカ軍にそれだけの戦力はない。
  となると、勝利のためには、相当数の核兵器を使うしかない。通常兵器での戦争ならロシアや中国は表立って動かないとみられているが、核戦争なら話は別だ。全面核戦争に発展する恐れがある。

 ⑦ 結論的に言うと、米軍もイランと正面切って戦争はできない。イランも同様。と言う事は、お互いに非難を応酬するが、全面戦争に至らないと思う。

 ⑧ 現在、トランプ大統領は、イランに対する金融制裁の強化とイランによるウクライナ航空機の撃墜という心理的揺さぶりで対処し始めている。これを見ていても、全面戦争にはならないだろうと思う。

 🔷では、トランプ大統領の狙いはどこにあるのだろうか。日本の大方の評論家の話は、トランプは気まぐれで思い付きで政策を決定しているので、何も考えていないのだろう、という事になる。これはこれで怖しい話である。何も考えていなくて気まぐれで戦争を起こされては世界中の人間が大迷惑をこうむる。

 それは違うと、わたしは、考えている。彼の目的は、金食い虫の中東でのプレゼンスを止める事。つまり、中東から軍を撤退する事にある。

 【理由】
 アメリカは、中東での戦争をことごとく失敗している。アフガニスタンは18年あまり戦争をしているが、結局勝利できていない。戦況はタリバンの勝利と言って良い。戦費は軽く1兆ドルを超えている。中村哲氏のアフガンでの貢献と、1兆ドルを超える米国の使った費用とその貢献を比較しても、中村氏の貢献の方がアフガンの人々の心に刻み込まれているだろう。費用対効果は最低と言って良い。

 イラクも戦争自体には勝利したが、統治は完全に失敗。イランを敵視していたが、結局シーア派の政権を樹立せざるを得なかった(イランはシーア派)。莫大な戦費を使い、戦死者も多数出し、結局敵国イランを利する結果しか出していない。

 シリアではアサド政権追い出しに失敗。結局アサド政権が勝利している。

 リビアでは、カダフィは殺害できたが、今や国内は完全な破綻国家。テロリストの巣窟になりつつある。中東での指導者としては、カダフィの身ぎれいさと統治能力は出色だった。彼を殺害まで追い込んで一体どんな素晴らしい国家を作ったのか。現状を見れば、その答えは明白。アメリカの行動が正しかったという人間はいないだろう。

 冷静に客観的に見れば、アメリカは中東で一体何をしたのか、何をしたかったのか、誰にも答えられない。結果として残ったのは、破壊され荒れ果てた国土と機能しない腐敗した政権と飢えた国民と多くの死者と難民だけ。そして、莫大な儲けを出したのが、軍産複合体だけ、という荒涼たる景色しか見えてこない。

 多少なりとも、正確にものを見て、考える力のある人間から見れば、アメリカが世界最高の【ならず者国家】だと断定されるだろう。

 その結果、中東でのプレゼンスは、ロシアに奪われかけている。莫大な費用と戦費を使い、多くの若者の血を流しておいて、結局、米国と米国人は、中東各国民衆の怨嗟の的にはなったが、何も得るものがなかったと言って良い。

 トランプ大統領は、これを止めようとしている。商売人らしく、無駄金ばかり使って何の成果もない、と言う事である。この認識は正しい。ぜひ、実行してほしいものだ。

 トランプ大統領の就任直後から、わたしはトランプ大統領の右派的言動の粗野さには辟易するが、大きな方向性には賛同すると言ってきた。ネオコンバリバリのヒラリー・クリントンより、ましだと言ってきた。

 トランプ大統領の基本的方向性から考えると、米軍の中東からの撤退が彼の狙いであり、それはぶれていないと考えなければならない。

 (1) スレイマニ司令官殺害の政治的影響

 スレイマニ司令官のようなイラン本国では英雄扱いの外交的要人を殺害すれば、その政治的影響は計り知れない。まず、イラク議会は、駐留米軍撤退決議を議決した。イラク議会主流派(シーア派)が初めて米軍撤退を議決したのである。この影響は小さくない。

  ★2011年オバマ政権当時、米軍は一度撤退している。※軍産複合体はISISを育て、決起させ、イラク・シリアに大混乱を巻き起こす。ISISは米国のマッチポンプ。これだけは押さえておかねばならない。
  ★2014年⇒イラク北部をISISに占領されたイラク政府の要請⇒米軍イラクに再駐留。⇒軍産複合体の狙い通り。
  ★トランプ大統領時代⇒シリア内戦が終息状況に入る。ロシア・イラン・アサド側の勝利が確定する。軍産主導のISIS、トルコ、アルカイダ、米国の敗北が決定的。トルコはロシアと関係を回復している。ISISの残党は、トルコ監視下のイドリブで幽閉か、米軍監視下でイラクの砂漠に逃げ込む。
    ↓
  ★結果、米軍駐留の必要性が薄れ、米軍撤退の声が増大していた。⇔ところが、イランは、イラク国内のナショナリズム(イランに支配される事を嫌がる)に配慮⇒米軍撤退を急がず、イラクが米軍とイランの影響下にあるようにバランスを取っていた。⇒イラクがイラン支配下にある事をできるだけ公にせず、隠然としたものにしていた。(スレイマニ司令官の政治的配慮)
    ↓
   ●スレイマニ司令官の暗殺は、この微妙な勢力均衡状態をぶち壊すことになる。
   ●同時に、イラク国内の反米感情が高まり、反イラン感情が薄まる。
   ●米軍支配がやりにくくなり、米軍撤退の道が広がる。⇒トランプの狙い通り。

 (2)スレイマニ司令官暗殺がもたらす世界の米国を見る目の変化

 トランプ大統領の登場以来、彼の掲げる米国ファースト政策の持つ【独善性】【傲慢さ】【露骨さ】【下品さ】が世界中に知れ渡った。新自由主義思考の持つ「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の醜悪な姿が否応なしに世界中に知れ渡った。

 トランプ大統領登場以降、中国との関係、ロシアとの関係、EUとの関係、北朝鮮との関係、南米との関係、カナダとの関係、どれ一つとってもうまくいっていない。

 トランプ大統領の目的が「米国は世界の警察官を降りる」と言う所にあるのなら、彼のこの4年間はある意味大成功だった。彼は覇権国家米国の持つ負の側面(強引・傲慢・わがまま・自分勝手・脅して従わせる・利用して捨てる・露骨に金を要求する・他者の意見など絶対聞かない・・・)を世界中に認識させた。

 多くの国が、眉を顰め、舌打ちをしながら、覇権国家であるためにしぶしぶ付き合っている。それでもEUの国々などは、それなりの抵抗を試みている。中ロなどは、公然と反旗を翻している。

 つまり、米国が覇権国家(世界の警察官)を降りるための世界の国々の心理的条件は整ってきたのである。覇権国家が覇権国家であるために必要な理念(尊敬の心)、力(恐怖心)、利益のうち、恐怖心(力)に特化した脅しが主体の外交で覇権国家を維持できるはずがない。

 トランプ大統領は、意外とその事を分かって振る舞っているのではないか、と思う。今回のスレイマニ司令官暗殺事件は、中東の覇権をロシアに譲渡するトランプ流戦略の一環だと考えれば納得がいく。

 (3)米国が世界の警察官から降りた後の日本の惨めな姿を想像しておく必要がある。

 以前からわたしは、日本は、米国と一緒に沈没するのか、と書いてきた。米国だって、世界の警察官をできれば続けたいが、それができないから、様々な強引な手段を使い始めている。その一環が、米国の戦争に他国を強引に巻き込み、戦費や戦力を負担させるやり口の拡大である。

 EU諸国にも韓国にも日本にも米国駐留のための費用をもっともっと負担しろと要求している。日本には、現在の思いやり予算の4倍の要求をしているとも言われている。当然要求された国々から、そんなにお金を出すくらいなら、米軍は帰ってもらって結構、という声が出るのは承知の上。

 ところが、どの国にも米軍と一体化し、おこぼれを頂戴して生きている勢力が存在する。彼らは米軍が撤退するとうまい汁が吸えなくなる。要求された国々の国内では、米軍の要求を呑めという勢力とそうでない勢力の軋轢が増している。

 もう一つは、世界的な規模で発展している【エネルギー革命】である。日本では馬鹿な政府と電力会社(原子力村)たちが、クリーンエネルギーの普及にブレーキをかけ続けているが、世界的には物凄い勢いで普及している。この結果、世界各国の電力価格が限りなく0に近づいている。これが生産価格に影響しないわけがない。日本の生産品が価格競争で敗れる日も近い。

 さらに、このエネルギー革命は、環境問題と深く結びついている。日本がいまだに化石燃料発電にこだわっている間に、世界各国(特に欧州など)はこの分野で圧倒的な発展をしている。今や自動車も電気自動車などが主流になりつつあり、石油(化石燃料)の役割が縮小しつつある。

 日本ではあまり報道されないが、世界では【ギガフォール】現象が注目されている。簡単に言えば、化石燃料の需要が激減し、価格が下落。化石燃料自体を採掘しなくなる。つまり、否応なく、化石燃料発電ができなくなる、という事を指す。

 今回のイラン危機も米国にとって中東の重要性が減少しつつあることの証左でもある。米国は国内でシェールガスによって石油の必要量を賄える。サウジアラビアなどの産油国の重要性が減っている。

 さらに言えば、石油の重要性が減少すると、石油取引をドルだけで行うペトロダラーシステムの意味が減少する。と言う事は、アメリカの覇権国家システムが機能しなくなることを意味している。

 一方、【石油の重要性】と【ペトロダラーシステム】を通じて米国との一体化で政権を維持してきたサウジ王室にとって、現在の状況は体制の危機そのものを意味する。イランの影響力増大は、それをさらに深刻化する。

 これに加えて、中東における【イスラエル】の問題がある。トランプ政権は、イスラエル政権と言っても良い性格を持っている。娘婿のクシュナーとイスラエル政権との関係が象徴するように、トランプ政権とイスラエルとの関係は密接。米国大使館をエルサレムに移したように、一方的にイスラエルに加担。もはやアメリカはパレスチナ問題の解決の仲介者の資格を失っている。

 と言う事は、イスラエルにとって米国だけが頼りの状況がますます大きくなり、パレスチナ問題の解決など現実的に不可能という状況になりつつある。この状況で米国が中東でのプレゼンスを引き払うと、イスラエルは生存の危機に陥る。

 イスラエルのネタニエフはこの状況を打開するため、何度もロシアを訪問している。もし、アメリカが中東でのプレゼンスを減少した場合、ロシアに頼ろうとしている。(もともとイスラエルに入植したユダヤ人は、ロシアやウクライナに住んでいた連中が多い。建国当初から、イスラエルとロシアは関係が深い)

 このように、世界各国とも、21世紀世界の変動を予想して、様々な手を打っている。日本のように、米国命で思考停止した政策など取っていない。世界の指導者の肩には、それぞれの国の命運がかかっているのである。

 日本政府が、エネルギー革命に真剣に向き合った話も聞かない。環境問題でイニシアチブを取っていれば、クリーンエネルギーでこれほど世界に立ち遅れる事もなかったはずである。

 長期間、安倍ぼんくら政権に政権をゆだねたつけをこれから日本は払わなくてはならない。イラン危機は、その始まりだろう。

 安全保障上の脅威だと騒いでいる連中が多いが、そんな問題より、これからの多極化世界と中東世界の激変とエネルギー革命にどう対処するかを真剣に考えなければ、日本は21世紀世界で沈没する以外道がなくなると、覚悟しなければならない。

 「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より


Tamaの映画生活: 「フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて」漁師たちのコーラス 1/12
 〇「家族を想うとき」は、非常に厳しい現実を描いたフィクションだったが、
 こちらは打って変わって、事実に基づく、と~っても楽しい英国映画。
 「わたしは、ダニエル・ブレイク」のデイブ・ジョーンズも出演!

 「フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて」

 実話をもとにした、つまり本当にある漁師のコーラス・グループ、
 「フィッシャーマンズ・フレンズ」と、それを見出したマネージャーの話。

 音楽マネージャーのダニー(ダニエル・メイズ)は、会社の仲間たちと
 海辺の小さな村、ポート・アイザックに出かける。

 そこの漁師たちの素朴なコーラスを聞いた会社の上司は、
 「彼らと契約しろ」と言い残し、ダニーを置いてきぼりにする。

 頑固で人嫌いのリーダーのジム(ジェームズ・ピュアフォイ)はじめ、
 パブでビールを飲んではコーラスを楽しむ漁師たちは、
 とんでもない話だと疑い、嫌がる。

 それを説得し、ようやく契約にこぎつけたダニーが会社に電話を入れると、
 「あれは冗談、さっさと帰って来い」と上司はダニーを笑いものに。
 怒ったダニーはコーラスを録音。会社を辞め、他社に売り込みをかける。

 ラジオで女王陛下の誕生日に「God Save the Queenを」との注文に、
 歌い出したのはコーンウォール賛歌で、ダニーを仰天させたり! 
 いかにも英国らしい話(この地にはケルノウ語というケルト系古語もあるとか)。

 おっさん、おじいさんばかり、若い女性は1人(タペンス・ミドルトン)、
 単純なストーリーなのが惜しいけれど、ユーモラスで、しんみりもさせ、
 アカペラの歌がきれいで、可笑しくて、気分良く楽しめます!
 こういう気軽で楽しい映画も大好き。★4

 ほんもの Fisherman's Friends

 #フィッシャーマンズ・ソング#コーンウォール#ダニエル・メイズ#ジェームズ・ピュアフォイ#デイブ・ジョーンズ#タペンス・ミドルトン#漁師#コーラス


 今日のトピックス Blog1/11: 戦争に計算違い、不測の事態はつきもの。今回も、不幸な事態が ”トランプ氏の交戦権を制限する決議案可決等ある中 海自派遣命令 政略優先(改憲に改めて意欲)が孕む危うさ



「護憲+」ブログ: 「生活の実利」か「自由と民主主義の選択」か 1/11 (厚顔)  | 政治
 〇明日(11日)の台湾総統選挙のことである。

 香港市民の独自行動と、中国共産党の圧政による暴動を、横目で見ての選挙だけに、政治へのリアリティのレベルが違うと思う。

 まして日本国内の権力者に対する自由と民主主義の戦いとは次元が違う。

 まさに人間として、台湾人としての価値観(生きる道)を懸けた、民進党と国民党の選挙戦ではなかろうか。投票率も高率が予想される。

 民進党が勝利すれば、生活の実利より自由と民主主義の選択となり、国民党が勝利すれば中国寄りとなり、この逆の選択である。

 日本人にも無関心では居れない選挙ではなかろうか。

 自由と民主主義が人間最高の価値観と思うのだが、行方を見守りたい。

 「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より


Tamaの映画生活: 「家族を想うとき」 働けど働けど… 1/11
 〇本当は年末に観たかったのだけれど、新年の鑑賞第一作。
 「わたしは、ダニエル・ブレイク」で、高齢者やシングル・マザーなど、
 社会の底辺に生きる人たちの苦しさと、尊厳を描いたケン・ローチ監督。

 80歳を超えて、「ダニエル・ブレイク」で引退と発言していたが、
 どうしても訴えたいことがある。それは働いても報われない人々のこと。
 その思いが溢れて、この「家族を想うとき」になったそうだ。

 「家族を想うとき」 ★★★★★

 土木・建築の肉体労働を転々としてきたリッキー(クリス・ヒッチェン)は、
 フランチャイズの宅配ドライバーになる。個人事業主として、
 働けば働くほど稼げると聞いたが、まず自分で車を買わなくてはならない。

 妻のアビー(デニー・ハニーウッド)は、パートで働く介護士。
 高齢者の家を回るために使っていた車を売って、宅配の車に買い替える。
 バスで通わなくてはならなくなったアビーは時間を取られ、
 子供たちと過ごす時間がどんどん減ってしまう。

 高校生の息子セブは、仲間と塀にペンキ絵を描き、万引きするなど、
 何かと問題を起こして、その度に親の仕事は中断される。
 小学生の娘ライザ・ジェーンは何とか家族の仲を取り持とうとするが…。

 個人事業主というが、さまざまな規則があって、配達時間に遅れたり、
 休むと罰金を取られ、儲けが無くなってしまう。

 娘と一緒の時を過ごそうと配送車に乗せると、違反だと咎められる。
 セブの「昔の父さんに戻って」との叫び、
 リッキーがつぶやく「俺たちどうした…」の切なさ。

 普通の家族のささやかな幸せな時間が奪われていく。
 原題の「Sorry We Missed You」は、不在連絡票の言葉だそうだ。


 観ていて思ったのは、日本のコンビニで起きている問題。
 同じフランチャイズ方式で24時間営業、休日ナシなど過酷な条件。
 本部は品物が売れれば儲かる。
 しかし、店のオーナーは働き手を確保せねばならない。
 夫婦で回していて、年末年始を休みとしたら解約されてしまったとか。

 コンビニが24時間開いていれば便利、ネットで頼めば翌日配達される…
 私たちは便利さを享受して慣れて、当然と思ってしまう。

 しかし便利を支えるシステムが、人間を過酷なほどに働かせるのなら、
 私は便利を幾らか捨てても良い。便利、効率ばかり追求はしたくない。
 その先に、効率の悪い人間を切り捨てる思想に行きつくから。

 少し前まで、どんな店でもデパートでも休みがあるのは普通だった。
 コンビニもそれでいいのではないか。
 荷物は翌日に配達されなくても、3,4日待っても構わないのではないか。
 急ぐ人は特別料金、速達料金を支払えばよい。

 それでは経済から言えば、競争に負けてしまうということなのだろうが、
 人間の経済競争も行き過ぎれば人権問題になっているのではないか。

 これを「自己責任」と言い放つ人もいるようだが、
 日本の中流家庭が、高齢になると大半が貧困に陥るという予測がある。
 いま、仕事がある人も失業する率が高まるという予測もある。

 政策や法律、経済ですら、本当は人間のためにあるはずだ。
 人間を、家族を損なうような働き方を強いるのは、どう考えてもおかしい。
 経済のために、人間を損なうようなことをしてはならないのだ。
 ケン・ローチ監督の思いをしっかり受け止めたい。

 #家族を想うとき#ケン・ローチ監督#フランチャイズ#労働問題#宅配便#コンビニ


 今日のトピックス Blog1/10: 桜名簿、不記載は「違法」 官房長官認める 安倍晋三氏を筆頭に「違法だらけ事件簿」=法の支配を人の支配に堕す、如何にとやせん 立憲、国民合流協議、合意に至らずとは 主権者が決起するしかないのか 一隅を照らす政治のために


 今日のトピックス Blog1/9: ゴーン被告レバノン会見 国際世論警戒 反論躍起… 日本司法「恥かいた」 日本の司法制度の不備=弁護士の立会い拒否、代用監獄常用、人質司法 検事曰く平均拘束時間4or2時間と 百日超監禁&以外は、接見含め自由にさせていたと


 今日のトピックス Blog1/8: トランプ大統領のソレイマニ司令官殺害 イラン 米軍に報復!弾道ミサイル イラク「攻撃時イラン側から連絡」 米大統領 反撃言及せず 信頼醸成、平和回復を サヘル=…挑発や報復をやめないかぎり、壊れていきそう。同じ事を繰り返さないで


「護憲+」ブログ: アメリカのイラク司令官暗殺は宣戦布告に等しい 1/7 (名無しの探偵)  | アメリカ
 〇アメリカはイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官をドローンによって暗殺しておきながら、トランプ大統領は「宣戦布告ではない」、「戦争を止めるためにした、戦争を始めるためではない」と訳の分からない弁明をしているが、敵の司令官を暗殺してこういう虚偽の弁明をする大統領も珍しい。

 しかし、実はこうした軍事行動は今に始まったことではない。アメリカの太平洋戦争終了間近における日本への原爆投下の論理も同じことだったのである。

 このアメリカの戦争の歴史の問題は後に述べることにして、今回のテーマは「戦争」の大義名分、つまり戦争の正当化の問題である。

 今までの戦争論では、正当化の論理として「自衛のための戦争」というロジックが通説になってきた。

 しかし、この論理には自ずと限界がある。

 具体的には、「自衛のための戦争」という戦闘行為を正当化する論理が、実際には戦争の名分に過ぎず、違法な戦争である場合である。

 だが、侵略に抗して自衛権を発動する場合もないわけではない。急迫不正の侵略に抵抗して自衛権を発動する場合は、現実にあることであり、それを否定することはできないからである。

 この「自衛のための戦争」というロジックに自ずと限界があることは、今回のアメリカによるイランの司令官暗殺に明確に現れている。

 トランプ大統領は「自衛のための戦争」つまり「自衛権の行使」であると言いたかったが、それには無理があると考えたのだろう。そこで、「宣戦布告ではない」、「戦争を止めるために行動した」と言い訳しているのである。

 今のアメリカに、「自衛権の発動」であると明言する必要性もないのであろう。現にブッシュ(ジュニア)大統領の時代に「先制攻撃」も正当化しているのであり、今回のトランプ政権も「自衛権の発動」と明言せずに、「戦争を止めるための」暗殺であると詭弁を弄しているのである。

 今回のような軍事行動はトランプ政権で始まったことではない。第二次世界大戦、とりわけ太平洋戦争では、「自衛のための戦争」論はなりを潜めていた。アメリカの軍事行動の歴史の中では、例外的な出来事ではないのである。

 アメリカは国連の憲章との整合化を図るために「集団的自衛権」の発動というロジックを好んで使うが、それはレトリックの次元の問題であって、この国は大義名分の下に絶えず鎧を身にまとっているのであり、それは戦争が「商品」の売買となっていることから来る装いにすぎないのである。

 「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より


 今日のトピックス Blog1/7: ゴーン被告が会見「クーデター首謀者を明かす」 謹聴、謹聴⁉ 他方、政府マスゴミらは、“貶める”キャンペーン…、畢竟安倍政治に収斂⁉ &障害者施設大量殺傷事件、個人は、常に個人として尊重される。…美帆さんらの生存を讃えよう


Tamaの映画生活: 2019年映画ベストテン&候補と、ドキュメンタリーのベストスリー 1/7
 〇2019年は試写会と劇場鑑賞を合わせて104本でした。自分でもびっくり。そのうち邦画は13本、観たいものもあったのですが…。ドキュメンタリーが16本でした。
 選ぶのに迷いましたが、私が好きな映画、そこに描かれた人の生き方に共感したり心を動かされた作品で選びました。すごい!と思うけれど好きじゃないのは候補にも入れませんでした。たとえば悲しすぎる「ジョーカー」「ちいさな独裁者」など…。

 1)「存在のない子供たち」
 親はいるのに戸籍もなく、学校も行かせてもらえず働かされるレバノンの少年。妹を庇い、移民の赤ん坊の世話をする。「ボクを産んだ罪で」と両親を訴えたが、もし親のどちらかでも教育を受けていて僅かなゆとりがあれば違ったかもしれない。出演者たちもほぼ同様の暮らしで、撮影中も逮捕や収監されたという。格差の広がる世界で、痛みを覚えずにはいられない作品。

 2)「ガーンジー島の読書会の秘密」
 英国で唯一ドイツに占領された列島の1つのガーンジー島で続いている読書会。読書会をテーマに本にしたいと、掘り下げて取材していく若い女性が突き当たる島民たちの壁。そこに戦争の悲しみと残酷さが潜んでいたとは…。

 3)「グリーン・ブック」
 題は、米国の黒人用のホテルやレストランの旅行案内書と聞けば、それだけで見当がつくかもしれない。雇われた無学な運転手が白人で、尊大なご主人が知識階級の黒人音楽家。しかも差別意識の強い南部へのコンサート旅行。困難は目に見えている。彼らの乗った車を見つめる農場で働く黒人たちのシーンが忘れられない。人種を超える友情が生まれる過程に心を惹かれた。

 4)「希望の灯り」
 ドイツのライプツィヒ郊外のスーパーマーケットの巨大倉庫で働く人々。それぞれの過去、悩み、ささやかな喜び。人妻に恋する青年、旧東独の暮らしを懐かしむ人、孤独に苛まれる人。映像と音楽がマッチして深く響き、さほどのドラマもないのに胸がしんとして、忘れられない作品。

 5)「僕たちは希望という名の列車に乗った」
 東西ドイツの壁ができる寸前の東ドイツの高校生たち。ラジオを聞き、自由に憧れる。死亡と聞いたサッカー選手への黙祷が反政府的だと大騒ぎになるとは。そして当局の取り調べの卑怯なやり口。亡き父親を英雄と信じ、東独政府に忠実であろうとした学生の哀れさに胸が痛む。彼らは東独の政治体制下で生きることを拒否して、親とも別れ、亡命を決意する。

 6)「マイ・ブックショップ」
 海辺の小さな町で本屋を開いた女性。ところが地元の有力者の夫人にはそれが面白くなく、ことごとく邪魔をする。
 人生は必ずしも自分が望むようには行かないことも多い。それでもそこに在ることで、知らぬ間に他者の心に種を蒔き、それが小さくても花を咲かせたり、次世代に芽生えたり。例え自分に結果は見えなくても、誠実に生きたいと思わせられる。

 7)「風をつかまえた少年」
 アフリカ、マラウイの村の理科好きの少年。学校に行きたいのを親は応援するがとても貧しく学費が払えなくなる。図書館に忍び込んで学び、廃棄物のゴミの山から風力発電を作り上げる。学ぶ、考える、工夫する、実行力、諦めない粘り強さ…日本全国の中学生に見せたい!

 8)「アダムズ・アップル」
 野原にポツンと立つ教会の牧師に預けられた出獄したばかりの粗暴な人たち。自身の人生のあまりの辛さに目を背けて、議論ばかり吹っ掛けている牧師。奇人変人のバイオレンス映画?と思って観ていたら、粗野な中に潜む優しさに胸をつかまれた。

 9)「ROMA」
 メキシコの医師の家で働くお手伝いさんクレオ。その家庭の夫の裏切り、クレオの恋人の裏切りと妊娠。大波にのまれかけた子供たち、人生の大波に襲われても、立場の違う女性2人は悲しみと苦悩を超えて助け合う。タイルを洗う水の上には、空が広がり飛行機は遥かに飛ぶ。モノクロの映像がとても美しい。困難があろうと日々を愛おしんで生きていこう。

 10)「蜜蜂と遠雷」
 4人の個性の書き分けが見事。それぞれ立場も音楽表現も違うけれど、心を通い合わせて、コンクールで競い合う。音楽も楽しめたし、さわやかな若者の成長物語。

 ―――――――
 たくさんの候補
 11)「よあけの焚き火」
 狂言役者の父と息子、山の別荘にこもり、厳しい稽古をつける。それに応える少年。見とれるほどに美しいたたずまい。

 12)「たちあがる女」
 合唱指導者で、裏の顔は過激な環境活動家。とんでもない行動に呆気にとられる。シュールでコミカルな奇妙な味わいは秀逸。

 13)「テルアビブ・オン・ファイア」
 現実の厳しい情勢をユーモアで見せる。馬鹿々々しいのだけど何ともおかしい。同じドラマをイスラエル人、アラブ人が同じように楽しんでいる姿に、本当の世界でも一筋の希望はないのかと夢を抱かせる。

 14)「残された者―北の極地」
 マッツ・ミケルセンのほぼ一人芝居で、セリフもほとんどない。場面も雪と氷のみ。なのに、目が離せない緊張感は凄い。

 15)「アマンダと僕」
 孤児になった姪を育てることで、若い叔父も成長する。優しい思いやりに満ちていた。

 16)「COLD WAR あの歌、2つの心」
 ポーランドの男女の分かれと時を経ての出会い。ヨーロッパの歴史を感じさせるモノクロ画面が美しい。

 17)「ホテル・ムンバイ」
 等身大の普通の人たちが、恐怖の中でいかに人を守ろうとし、務めを果たそうとしたか。2008年のインド、ムンバイ同時テロの実話だというのが悲しい。

 18)「ワイルドライフ」
 プライドばかり高い父親と、彼についていくのに疲れた母親。つらい事実を受け入れざるを得ない少年の痛みが伝わる。親が大人になり切れない分、子供は早く大人にならざるを得ない。

 19)「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
 迷子の女の子がとても生き生きと可愛い。イスラムの女の子をヒンズーの男性が、インドからパキスタンの村に届ける。バジュランギの実直さがいい!

 20)「あなたの名前を呼べたなら」
 インドの高級マンションで、傷心の若いご主人に仕える、若い未亡人の女中。彼女はデザイナーになりたい夢を持っていた。カーストの厳しい現実の中で夢を叶えようという努力に応援したくなる。

 21)「ビリーブ 未来への大逆転」
 女性差別を法的に正していく女性弁護士。夫婦や仲間の知恵の出し合い、支え合いが困難を乗り越えていく力に。

 22)「幸福なラザロ」
 無垢な青年ラザロ、彼を取り巻く村人は彼を利用する。そして村人も彼も街に出る。外から見れば明らかに利用されていると見えても、もっと深いところでは違うのかもしれない…。

 23)「WEEK END/ウィークエンド」
 ゲイの男性2人が出会い、週末を一緒に過ごす。理解されないつらい思いに寄り添う限りない優しさ。

 24)「北の果ての小さな村で」
 アイスランドの漁村に、本土デンマークから嫌々赴任してきた教師。そこに住む人々と触れ合ううちに彼はその地の文化に気づいていく。

 25)「神と共に1・2」
 地獄に送られた兄、そして弟。それを救おうとする地獄の使者3人。奇想天外な地獄とそこの裁判官の裁きを何とかパスさせようとする3人の大活躍。アクションも涙も濃厚で、しかもコミカルな韓国映画。

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 ドキュメンタリー部門ベストスリー

 1)「アレッポ 最後の男たち」
 シリア北部、空爆が終わると駆けつけて、瓦礫の中から救助をするホワイトヘルメットの男たち。

 2)「i-新聞記者ドキュメント」
 ドラマの「新聞記者」のモデル望月衣塑子記者。真実はドラマの上を行く。

 3)「RGB 最強の85歳」
 「ビリーブ 未来への大逆転」のルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリー。一筋縄ではいかない彼女の信念の強さとバランスの良さ。素敵なご主人は性差にこだわりなく家庭を支え、ユーモアのセンスも抜群。

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 すみません、毎年絞りかねてドッサリで…。皆様の映画評のおかげで、良い映画に出合えたことに感謝です。今年もどうぞよろしく。

 #2019映画ベストテン#存在のない子供たち#ガーンジー島の読書会の秘密#グリーン・ブック#希望の灯り#僕たちは希望という名の列車に乗った#アレッポ最後の男たち#i-新聞記者ドキュメント


 今日のトピックス Blog1/6: “クーデター”証拠(物証や関与した日本政府関係者実名)公表か ゴーン被告 8日の会見で 日産がフランス企業に買収されることを嫌がった日本政府が、背景に」とも 政府検察の一方的撃ち方から、解放した被告からの反撃 期待は人権尊重進化


 今日のトピックス Blog1/5: 「廃棄」資料、一転公開 文書名特定、再請求に 原子力規制委 昔もあった嘘・隠蔽 自衛隊日報問題(「戦闘」が複数) が、安倍政権では日常化。モリカケ疑惑、桜を見る会等々、行政を歪め、改革は全てウソ 国民の信頼を悉く裏切るもの


「護憲+」ブログ: 2020年の初夢 1/5 (流水)  | 政治
 〇皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 わたしのような高齢になると、新しい年と言っても、特別な感慨はありません。文字通り、馬齢を重ねたなあ、という想いしかないのですが、それでも今年は何か起きるという予感がしてなりません。

 そういえば、今年は子年。過去の悪をご破算にして、新しく物事を始める年でもあります。

 安倍政権下の7年ほど日本と日本人のモラルが崩壊した時代はありません。様々な危機が喧伝されていますが、国民や社会の「モラル崩壊」以上の大問題はありません。このモラル崩壊に危機感を抱かない政党や政治家、メディアなどは、信頼するに値しません。何度も書きますが、「魚は頭から腐る」のです。

 歴代最長政権などと持ち上げる馬鹿なメディアもいるようですが、最大の問題は安倍首相が「嘘つき」だということ。嘘をついても良心が咎めないのです。

 元教師の立場で言えば、教師が教壇で嘘ばかりついて、どの生徒が学校や教師を信用するのでしょうか。間違いを認めず、言い訳ばかり繰り返す教師を、どの生徒が信用するのでしょうか。誰が考えても当たり前の常識が通用しないのが安倍政権と安倍晋三総理大臣なのです。

 2~3年前、わたしは彼を「サイコパス」だと書きましたが、現在この意見に同意する人が増えているように思います。その結果、日本人が日本人である事の証明みたいな「真面目で、正直で、礼儀正しく、一生懸命働く」という道義心・倫理観が否定され、破壊されてしまいました。

 元TBS記者山口某と仲間たち(月刊HANADAに集まる連中)のように、卑劣な性犯罪を犯しておきながら、自分は無罪だと居直り、徒党を組んで性犯罪者を擁護し、弱者を居丈高に威嚇し、蔑み、足蹴にする心貧しい連中の跋扈が目に余りました。これをセカンドレイプというのですが、彼らは居直ったように地裁の判決後も恥ずかし気もなくこういう言説を繰り返しています。

 こういう恥ずかしい言説を掲載している雑誌に安倍首相が出ているのですから、彼の道徳観や倫理観はどうなっているのか、疑わざるを得ません。こういう連中が「美しい国」だの「道徳教育」だのと嘯くのですから、話になりません。

 7年にわたる安倍長期政権の結果として、昨年末一気に噴出した「桜疑惑」を始めとする権力機構(政・官・財)の腐敗堕落も顕在化しました。こんなぼろぼろの支配階級の腐敗堕落の連発は、戦後初めてと言っても過言ではありません。

 少なくとも、人の上に立つ立場の人間なら最低限持っていなければならない倫理観のかけらもない人間たちの醜態ばかり見せられました。これまでの日本人の常識から言えば、「最低の人間」と指弾されても仕方がありません。

 ここまで知性も理性も欠如、良心やモラルも節度も欠落し、行政の私物化に狂奔する政権を許し続けた最大の戦犯は、メディアにあります。権力に阿り、権力を忖度する、ジャーナリストとしての気概も覚悟もないメディアは、もはや報道機関ではありません。権力の広報機関にしか見えません。一言で言えば、ただの「プロパガンダ」機関に成り下がっています。

 同時に、われわれ日本人は、こんな政権を許容してきた事を心の底から恥じなければなりません。日本人がもう少し賢かったら、こんなメディアを許さなかったでしょうし、こんな政権を長続きさせなかったはずです。何度も書きますが、日本は、もはや、先進技術も社会体制も教育も文化も人間としても「後進国」だと言う認識から再出発する以外ありません。

 では、どうすれば良いのでしょうか。

 会津藩に伝わる―「什の掟」―があります。幼い子供をしつける掟です。中身については以下のところで見てくだされば分かります。

 読んでもらえば分かるように、封建的とも思われる様々な教えを説いているのですが、最後に「ならぬことはならぬものです」と、厳格に教戒しています。元教師の立場から言えば、この「什の掟」は、教育ではなく「しつけ」だと思います。

 以前、「闇の恐怖」という一文を書いた事があります。わたしの幼少期、悪いことをするとよく「蔵」に入れられました。真っ暗の蔵の中に押し込められ、扉を閉められると、漆黒の闇に包まれます。幼い子供にはこの「闇の恐怖」は耐えがたいものです。もう二度としないから許してください、と泣きながら哀願します。

 長じてもこの恐怖は心に沁みついているので、悪いことをしようとすると、折に触れてその「恐怖心」が蘇り、踏みとどまるのです。道徳観とか倫理観と言うものは、このように身に沁みついているものです。頭で理解した道徳観とか倫理観などと言うものは、あまり役には立ちません。

 会津藩の「什の掟」は、このようなものだと思います。武士としての「学問」とか「武術」とか「武士のありよう」を学ぶ以前の、人としての心のありようをしつけているのです。それがなければ、真の意味で「学問」とか「武術」とか「人としてのありよう」などは身に付かないと考えているのでしょう。

 「ならぬことは、ならぬものです」という言葉は、理非を超えたそんな心構えを説いたものでしょう。

 安倍政権のありように、「ならぬことはならぬものです」と厳しく教戒を与えるのがジャーナリズムの存在価値です。そして、何より国民が、選挙で「ならぬものはならぬものです」という審判をくださなければなりません。

 しかし、四分五裂の野党の現状では、いくら国民が「ならぬことはならぬものです」とお灸をすえようと思っても、どこに投票すれば良いのか、途方に暮れてしまいす。

 ところが、昨年半ばごろから、立憲民主党と国民民主党の合流が現実味を帯び始め、どうしようもなかった野党の変化が視野に入り始めています。

 さらに共産党の変化は顕著で、かっての頑なさから、かなり柔軟になっています。もし、今、仮に共産党と言う名前を捨て去れば、一気に野党第一党になる可能性も秘めています。

 そして、何をさておいても、最大の希望は、「れいわ新選組」の台頭です。山本太郎の類まれな演説力と彼の弱者に寄り添う政治姿勢が、既成政党の網の目から漏れた非正規労働者、障害者、無党派層、少額年金生活者などの希望を結集しつつあります。

 特に、既成政党がなかなか大声を出して主張できない、<「消費税廃止」が理想だが、野党結集のためなら「消費税5%」>という主張は、かなりのインパクトがあります。

 山本太郎が言うように、ただ野党が集まるだけでは政権は取れません。「消費税廃止」か「消費税5%」のような「パワーワード」をスローガンにしなければ、勝つことは難しいと思います。

 野党が一番考えておかねばならないのは、正義とか理念とか道徳とかばかりを主張してもなかなか票にはならないという現実です。一番票になるのは、「生活」の問題なのです。「明日の飯をどうするか」の問題をストンと胸に落ちるように話し説得出来て、初めて票になるのです。山本太郎の言う「パワーワード」とはそういう事です。

 しかし、立憲民主党の枝野党首は、「消費税5%」にあまり積極的ではありません。民主党の失敗原因は、党内の「国民の生活が第一」と考える勢力の消費税凍結と、野田元首相に代表される「消費税10%」値上げ組勢力との確執にありました。この失敗原因を反省するかしないかが、新たな野党勢力の勢力を拡大させるかどうかの最大の問題点になります。

 立憲民主党と「れいわ新選組」との間には、この問題を巡って微妙な亀裂があるようで、連合関係を結ぶのにはかなりハードルが高そうに思います。両党の支持者の間でもかなり激しいやり取りもあるようで、折角訪れ始めた大チャンスを無にしかねません。

 両者の姿勢の違いは、現在の世界や日本をどう考えるかについての理念や思想の違いがあります。枝野党首率いる立憲民主党は、保守やリベラルの違いに重点を置いています。つまり、現在の政治状況をみるために、「横の関係」に重点を置く見方をしています。

 これに対して、山本太郎率いる「れいわ新選組」の発想は、25%の支配層とその支持層に対して、75%の支配される被支配層という「縦の関係」に重点を置く政治姿勢にあります。つまり、保守とかリベラルなどという区分けに重点を置いていないのです。

 現在の新自由主義的思想が席捲する世相では、枝野党首型の「横」の視点では、なかなか多数派を形成する事が難しいのです。何故なら、現実には、支配者側にも「リベラル」と「保守」が存在し、被支配者側にも「リベラル」と「保守」が存在しています。ですから、本当なら立憲民主党などに結集できるはずの75%の被支配層の人々の支持をなかなか獲得できないのです。

 さらによく考えておかねばならないのは、トランプ大統領の出現で、米国のリベラルと思われた人々の主張が、世界の分断と波乱要因を拡大してきた、という事実です。

 例えば、リベラルと思われた米国の民主党が、強固な「軍産複合勢力」の代弁者で、ヒラリー・クリントンがその代表的人物だったのです。今や、米国が叫ぶ「自由」と「人権尊重」のスローガンで、他国の破壊と他国民の殺害が正当化されている、という事実が隠せなくなっています。

 同時に、米国の叫ぶ「自由」は、大資本が無制限に稼ぐ「自由」を意味しているのではないか、という疑問を世界中にまき散らしています。現実に、米国内の貧富の格差は世界一です。華やかで豪勢な生活をしている1%の富裕層に対して、ホームレスの数は増加の一途です。

 だから、米国では、こういう現実を直視して、強欲資本主義に根本的疑問を申し立て、サンダース議員に代表されるような被支配者階級のための「社会民主主義」的政治思想を語ったりするのです。

 つまり、米国の民主党の混乱は、保守・リベラルの「横関係」の思想を重視する勢力と、富裕層と貧困層という「縦関係」の思想を重視する勢力との混在が、最大の要因なのです。

 左右イデオロギーの発想の中での「貧困問題」という視点で考えている限り、立憲民主党の思想にもこのような矛盾が存在する事も事実です。

 一方、山本太郎にはこのような矛盾は存在しません。彼にはイデオロギーの違いなど大した問題ではないのです。彼にとっては、「富の公平な分配」が全てです。支配者側が独占している「富」を、大多数の被支配者に公平に分配する。それが最大の課題であって、その他の違いなど、大した問題ではないのです。ただの「貧困問題」と言う視点で捉えないで、支配と被支配の視点で考えているのです。

 だから、「立憲民主党」と「れいわ新選組」との共闘関係がなかなか進展しないのです。

 このハードルを越えるためには、やはり小沢一郎の政治力が必要でしょう。小沢一郎が日刊ゲンダイのインタビューに答えて、「消費税5%」問題をクリヤーするためには、知恵を出さなければならないと語っています。例えば、消費税引き下げのための「景気条項」の付帯条件を付けるとか、そういう知恵が必要だというわけです。

 立憲民主党の場合、消費税10%はかっての野田政権時代に掲げた政策であり、支持母体である連合も許容しています。(※私自身は、これもおかしなことだと思っていますが。)だから、簡単に消費税5%などと言えないのでしょう。この辺りが、旧民主党連中の奇妙な矜持なのです。

 当時と現在の経済状況が変化しているのだから、以前の消費税10%上げるという政策は撤回すると言えば良いのです。さらに言えば、当時の野田首相と自民党・公明党との三党合意の条件を安倍政権はほとんど守っていません。三党合意を守っていないのは自民党です。だから、三党合意は破棄する、と言えば良いのです。

 政治の世界では、「君子は豹変する」というのはしばしばある事です。旧民主党は、わずか3年の政権しか持っておらず、残りはほとんど自民党政権です。戦後政治の大半の責任を負うのは自民党です。「悪夢の民主党政権」などと言われる筋合いはないのです。

 この辺りの図太さが立憲民主党も国民民主党の連中も足りません。だから、折角のチャンスにも関わらず、つまらない面子にこだわったり、好きだ、嫌いだなどというくだらない理由で、もめるのです。自民党の連中を見てごらんなさい。責任を取らないのが政治家だと言わんばかりの振る舞いです。この辺りの図太さは見習わなければなりません。

 何度も言うようですが、「権力を狙わない政治家は、ネズミを捕らない猫」より劣ります。何故なら、猫は人を癒しますが、権力を狙わない政党や政治家は、人を苛立たせるだけでなく、国民にとって迷惑でしかないからです。(※政権交代が起こらず、政治が緊張感を失い、反国民的政策でもすんなりと国会を通過するからです。)

 「政治は妥協」というのは、どちらにも正統性がある主張の違いに対して、どういう「知恵」を出せるかにかっているということです。消費税を下げる時の「景気条項」などという発想は、落としどころとしてはかなりなもので、そんなものかもしれません。

 これからも紆余曲折はあるかもしれませんが、多くの人が「これ以上安倍政権を放置していたら本当に日本沈没が避けられない」と感じ始めています。そして、政治を馬鹿にしていたら(投票しない連中)、最後は取り返しのつかない結果を招くと言う事を薄々感じ始めています。

 このような政治環境の違いを敏感に感じ取り、行動を起こすのが政党であり、政治家なのです。

 子年の今年は、このような政治的大変動を起こすにふさわしい。これがわたしの初夢に終わらない事を切に願っています。

 「護憲+コラム」より


Tamaの映画生活: 2019年に買き落としていた7本の映画 1/5
 〇書きかけでアップし損ねていた作品7本を私の覚えのために簡単に。
 2018年に公開されて名画座上映の作品もあり、
 いずれも私としてはベストテンには関係しない(次点はともかく)。

 「多十郎殉愛記」 ★2.8

 題が違う。
 脱藩浪人でダラダラ暮らす多十郎(高良健吾)の身勝手さを許し、
 裏切られても愛し続ける「おとよ(多部未華子)殉愛記」だ。
 時代劇というよりも、チャンバラ劇。殺陣を見るのがお好きな方に。
 最後の激闘は凄いが、30分は長すぎる。

 「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」 ★3

 丁寧に彼の人生を追ったドキュメンタリー。もちろんピアノ演奏が聴ける。
 ヴォーカルのジョン・ヘンドリックス、トニー・ベネットらも聴ける。
 彼を知る人たちのインタビューもたくさん挟まれる。
 白人でありながら、黒人のジャズメンとの共演も拘りない。
 しかし最後は麻薬の過剰摂取で亡くなるのが悲しい。
 ジャズ好きにお勧めの1本。懐かしかった。

 「ダンボ」 ★3.5

 春休みの孫を連れて鑑賞。子供向けとはいえ、ティム・バートンなので、
 美女(エヴェ・グリーン)も多少のブラックさも入り、
 大人にも面白く作られていた。
 戦争で片腕を亡くしたサーカスの曲馬乗りの父親(コリン・ファレル)と、
 10歳前後の娘と息子。
 生まれてきた仔象は耳が大きくて、羽でくすぐられると空を飛ぶ。
 こき使って一儲けを企む男。
 これディズニー批判にならないの?と思うところも。
 孫も「像ってホントは空を飛べないよね」と言いつつ楽しんでいた。

 「パッドマン 5億人の女性を救った男」 ★4.3

 インドで妻の生理の手当てが不潔なボロ布と知り、
 衛生的なパッドの高価さに驚きいたラクシュミ(アクシャイ・クマール)。
 彼は、女性皆が買える値段のパッドを作ろうと開発に当たるが、
 母親や妻、妹など家族の女性たちにも嫌がられる。
 それでも頑張る彼の一途さ。協力する女性も現れる。
 実話をもとにしており、女性を救おうとする彼の一生懸命さが胸を打つ。

 5月 名画座で
 「ブレス しあわせの呼吸」 ★4

 相思相愛の女性ダイアナ(クレア・フォイ)に出合い、
 アフリカのビジネスも上手く行き、
 順風満帆のロビン(アンドリュー・ガーフィールド)を突然襲ったポリオ。
 全身麻痺で呼吸器を装着せずには生きられない。
 28歳で余命宣告され、2週間で死ぬと言われて絶望するロビンを、
 ダイアナは退院させて自宅で介護を30数年続ける。
 ロビンも積極的に外に出て人生を楽しむ。その姿は障害者の生き方に大きな影響を与えた。製作者のカベンディッシュは彼らの息子。

 8月 名画座で 女王2本立てでした。
 「ヴィクトリア女王 最期の秘密」 ★4

 どこまで史実かは分からないが、アヴドゥルの日記と
 ヴィクトリア女王(1819-1901)の顔写真入りペンダントは、
 21世紀になって公表されたらしい。
 インドから使わされてきた青年アブドゥル(アリ・ファレル)は、
 英国女王(ジュディ・ディンチ)でインド皇帝のヴィクトリア女王の
 即位50年に使わされたが、気に入られ、帰国できなくなる。
 恭しくかしずくばかりの側近たちに比べ、異国人の珍しさに加え、
 彼の率直さ若々しさに、老いた女王は命の輝きを観たのかもしれない。
 側近たちは嫌がるが、女王はアヴドゥルを友人と呼んではばからない。
 立場を超えて心のつながりを求める姿に女王の孤独を見る思いがした。
 ヴィクトリア女王は9人の子供を儲け、娘たちはヨーロッパの王家に嫁ぎ、
 「ヨーロッパの祖母」と言われたが(血友病の遺伝ももたらした)、
 後継ぎのエドワード7世とは齟齬もあったようだ。

 「女王陛下のお気に入り」 ★4.3

 こちらはアン女王(1665-1714)。
 年を取って痛風に悩み、すぐにかんしゃくを起こし、
 政治も放り出しっぱなしのアン女王(オリビア・コールマン)。
 女官長レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)は、女王の幼馴染で頭もよく、
 女王に代わって政治にも口をはさみ、絶大な権力を振るっていた。
 サラは、従妹で没落貴族の娘アビゲイル(エマ・ストーン)を女王の寝室付女官に雇うが、アビゲイルはもっと上の地位を狙って、女王に取り入る。
 子供を亡くして兎をかわいがる女王の姿がやるせない。
 女性3人の力のせめぎ合いは見もの。
 史実に基づき、激動の時代でもあったらしい。
 サラの子孫にはチャーチル首相、皇太子妃ダイアナがいる。

 #多十郎殉愛記#ビル・エヴァンス#ダンボ#ブレスしあわせの呼吸#パッドマン#ヴィクトリア女王最期の秘密#女王陛下のお気に入り


 今日のトピックス Blog1/4: 「安倍1強」[後退する民主政治]お任せ民主主義脱したい  安倍政治を最終総括  即ち、退場か排除だ 権力維持だけが、自己目的化 自公政権。…総選挙は必須。 野党共闘、行方に頼らず 政治は、市民が総括責任を負う 寧ろコントロールを


「護憲+」ブログ: 令和の変はいつか 1/4 (厚顔)  | 政治
 〇「変」と言っても心配ご無用、衆議院解散時期のことである。

 次の通常国会開催は1月20日と言われているが、巷間安倍首相は通常国会での冒頭解散をするのでは、とも言われている。

 その理由は、「桜を見る会」の不明朗さを臨時国会で野党に追及されるのを極力避けてきたのに、通常国会で追及されたのでは、「臨時国会を延長せず」との国会運営対策との辻褄が合わない、ということにある。

 また野党連合、特に立憲民主党と国民民主党間の合流が成立する前が、選挙戦術としてはベターとの思惑もあろう。

 しかし臨時国会閉会後、IR汚職が発覚し、現職自民党議員が逮捕されるまでになっている。ここで解散したのでは自民党不利との判断が働いても不思議ではない。

 それでも通常国会を開けば、桜を見る会問題に加えて、IR汚職追及国会になることは必至であろう。森友・加計問題のようになっても何とか耐え抜いて、オリンピック終了後の臨時国会解散も予想される。しかしこれでは野党合流に時間を与えることにもなる。

 はたして正月休みに安倍首相はどのような戦略戦術を練ったのであろうか。通常国会冒頭解散は五分五分ではなかろうか。

 その理由は
 ・先ず野党合流に時間を与えない、合流しても選挙戦術までの時間を与えない。
 ・通常国会での野党の桜を見る会問題、加えてIR汚職の追求を避け、追い込まれ解散を避ける。
 ・解散はIR汚職関連議員の職を解くことにもつながり、選挙に勝利すれば特別国会での野党の追及を個人的汚職に転化したりして何とでもなる。
 との見方である。

 「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より


 今日のトピックス Blog1/3: トランプ氏が指示、イラン精鋭司令官ら8人殺害 イラン 報復措置へ 事態悪化懸念 最中に、イラク・シーア派組織空爆  本格的中東戦争へ邁進か 貿易でも、腕力頼み 自衛隊中東派兵??? 今こそ、政府は日本国憲法を遵守し、中停止せよ


 今日のトピックス Blog1/2: 中村哲『侠気』の人 アフガン後方支援「自衛隊派遣は有害無益」「平和国家としてアフガン人の信頼感を崩しかねない」 「空爆はテロリズムと同じ」と 世界標準を旭日小受章とは笑止 桜を見る会、日産と司法取引の安倍晋三と比べての事か


 今日のトピックス Blog2020/1/1:元旦 誰も置き去りにしない❕❕ 安倍政権は、猶、反旗を翻し続ける 地位も私物化しながら 各国?否、各国政府の御都合ではないか、と。 大企業だけが内部留保?そんな不公正があるか 市民は、自由人権、平和への行動を 地球は一つ


 今日のトピックス Blog12/31: 大晦日 韓国 高官の不正“捜査機関設置”法案可決 いいね! 香港、大みそかも抗議活動 市民らが「人間の鎖」外国人長期収容に抗議 長期政権の弊害著しい 自民が幹部ら19人に12億円 金の生る木⁉群がる 出生数過去最少 日本沈没中




「九条の会」メールマガジン (第317号)  発行リスト

☆☆☆ 「九条の会」メールマガジン   2020年01月25日 第317号 ☆☆☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 憲法9条、未来をひらく
<転送歓迎> 転送を受けた方はぜひ右からご登録を http://www.9-jo.jp/  発行者:mag@9jounokai.jp

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★┃九┣┫条┣┫の┣┫会┣┫ メールマガジン ┃★┃ 第317号 ┃★
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★2020年01月25日発行★     「九条の会」mag@9jounokai.jp ★
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│ 第317号の主な内容 │
└────────────┘
■事務局より
◇九条の会事務局主催 学習会「安倍改憲のねらいと危険性」
◇許すな政治の私物化! STOP改憲発議! 新署名スタート!
◇いま新たに改憲発議に反対する全国緊急署名を開始します
◇「改憲発議に反対する全国緊急署名」へのご協力のお願い
◇<ブックレット>「新防衛計画大綱と憲法第9条」好評発売中
◇「九条の会」リーフレット
◇サイトのトップページ上部に「メルマガ登録」「解除」ボタンを設定
■各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
◇みやぎ憲法九条の会(宮城県)、◇城山九条の会(長崎県長崎市)、◇津山九
条の会(岡山県津山市)、◇宮前九条の会(神奈川県川崎市)、◇東京北法律事
務所・九条の会(東京都北区)、◇商社九条の会・東京(東京都)、◇和歌山市
ひがし9条の会(和歌山県和歌山市)、◇九条の会・草加(埼玉県草加市)、◇
調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)
■活動報告
◇「九条の会」愛知・大学人の会事務局、◇高梁9条の会(岡山県高梁市)、
◇憲法9条牛久の会
■編集後記~今年こそ安倍改憲発議阻止で

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┃ ☆ 事務局より ☆                       ┃
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● 九条の会事務局主催 学習会「安倍改憲のねらいと危険性」

<詳細はこちらをクリックしてください>
http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20200125.htm#a

● 許すな政治の私物化! STOP改憲発議! 新署名スタート! 

安倍政権を退陣させる! 2・6市民集会
<詳細はこちらをクリックしてください>
http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20200125.htm#b

● いま新たに改憲発議に反対する全国緊急署名を開始します

<詳細はこちらをクリックしてください>
http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20200125.htm#c

● 安倍9条改憲NO!「改憲発議に反対する全国緊急署名」へのご協力のお願い

<詳細はこちらをクリックしてください>
http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20200125.htm#d

● <ブックレット>「新防衛計画大綱と憲法第9条」好評発売中

<詳細はこちらをクリックしてください>
http://www.9-jo.jp/news/MagShousai/MMS20200125.htm#e

● 「九条の会」リーフレット

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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  ※以下、割愛 させて戴きます。





法学館憲法研究所: 今週の一言 2020年新年にあたって 伊藤真(法学館憲法研究所所長) 2020年1月1日
 〇読者のみなさん。新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 安倍政権が誕生して以来、憲法を無視した政治が続いています。このことは昨年もかわりませんでした。
<対米従属>
<棄権という意思表示の意味>
<恵まれている日本人>
<東京オリンピック>
<改憲>
<総選挙>
 政治は他人ごとではなく我がことです。憲法が保障する人権を使って、政府をしっかり監視し、これまで以上に主体的に行動する年にしていきましょう。

今週の一言 バックナンバー

伊藤真(いとう まこと)のプロフィール
法学館憲法研究所所長。
伊藤塾塾長。弁護士(法学館法律事務所所長)。日弁連憲法問題対策本部副本部長。「一人一票実現国民会議」発起人。「安保法制違憲の会」共同代表。「第53条違憲国賠等訴訟東京弁護団」。「助成金不交付取消訴訟弁護団」。「九条の会」世話人。ドキュメンタリー映画『シリーズ憲法と共に歩む』製作委員会(作品(1)・(2)・(3))代表。
『伊藤真の憲法入門 第6版』(日本評論社)、『中高生のための憲法教室』(岩波書店)、『10代の憲法な毎日』岩波書店)、『憲法が教えてくれたこと ~ その女子高生の日々が輝きだした理由』(幻冬舎ルネッサンス)、『憲法は誰のもの? ~ 自民党改憲案の検証』(岩波書店)、『やっぱり九条が戦争を止めていた』(毎日新聞社)、『赤ペンチェック 自民党憲法改正草案 増補版』(大月書店)、『伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業』(KADOKAWA)、『9条の挑戦』』(大月書店、共著)、『平和憲法の破壊は許さない』(日本評論社、共著)など著書多数。

今週の一言 バックナンバー

 以下、割愛 ・・・

You Tube: マガ9学校 第28回 立憲主義と民主主義 〜主権者って何する人?〜 伊藤真さん


◎福島原発事故及び東日本大震災 関連とその後





 大川小学校を襲った津波の悲劇・石巻
 R_20120901-2010- NHKスペシャル「釜石の“奇跡”~いのちを守る特別授業~」[字] -HL 2-NHK総合・仙台
 特集:3.11 震災・復興 朝日新聞

 

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">老人党
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 -「長生きしてよかった」という社会を築くために -
     - 「強い国」より「賢い国」へ -
 ○【老人党の目的】
 1. 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
 2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする
 3. 平和と基本的人権を保障する日本国憲法を護る
 4. 政治や司法が誠実・有効に機能しているか、積極的に意見を発信する
 5. 老人と未来の老人が協力して現政権に市民の声を届け、より良い社会を目指す
なだ いなだ
 常識哲学 ─最後のメッセージ


NPJ動画ニュース: 4 25 辺野古工事中止要求署名 記者会見 4/26

【NPJ通信・連載記事】読切記事“安倍露出”で変質した元号 寄稿:飯室 勝彦


NPJ(公式) ‏ @NPJ_official フォロー中 @NPJ_officialさんをフォローしています その他 イベント情報 5/19 公開シンポジウム裁判員制度の10年ー市民参加の意義と展望ー http://www.news-pj.net/event/78124  18:13 - 2019年5月8日 2件のいいね

NPJ動画ニュース 官僚と良心「国家はなぜ嘘をつくのか」 前川喜平×猿田佐世×梓澤和幸 2019年12月14日

開会の挨拶 : 大山勇一 (エルズバーグ実行委員会、弁護士)
トーク
 コーディネーター : 梓澤和幸 (NPJ代表、弁護士)
 前川喜平 (現代教育行政研究会代表、元文部科学事務次官)
 猿田佐世 (新外交イニシアティブ代表、弁護士)
閉会の挨拶:坂 仁根 (弁護士)
収録日:2019年12月13日




老人党「護憲+」 @rojinto_goken 新型コロナウイルス騒動と緊急事態条項必要発言! https://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/0446c35faf13fadd8cec1bfdecc7cbc5… @rojinto_goken さんから 午後5:46 · 2020年2月1日·Twitter Web Client 1 件のいいね


老人党「護憲+」 @rojinto_goken 「ジョジョ・ラビット」ヒトラーに憧れる少年とユダヤ人少女 https://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/d6865d6b90cbf875234224e265a8b560… @rojinto_goken さんから 午後10:36 · 2020年1月31日·Twitter Web Client 1 件のいいね


孫崎享のつぶやき: 新型肺炎中国死者200人超 感染9692人(31日現在)、日本経済に影響。中国人訪日客の消費額の内訳(2018年)総額1兆7718億円 内訳 化粧品、香水4301憶円、宿泊2682」億円、飲食2430憶円、医薬品1194憶円、衣類1097憶円 2020-02-01 07:21


小池晃さんと他15人がいいねしました 福山和人(京都市長候補) @kaz_fukuyama 【一緒に壁を越えよう】 子どもも親も、学生も働く人も、お年寄りも、みんな頑張って生きてる。この街で暮らすあなたを全力で応援したい。 市民が主役の京都市政へ。あなたの1票が、あなたの未来をつなぎます。#福山和人 に投票してください。一緒に壁を越えよう。 #京都市長選挙 #つなぐ京都2020 午前8:59 · 2020年2月1日·Twitter Web App 733 件のリツイート 896 件のいいね


中野昌宏 Masahiro Nakanoさんと他2人がいいねしました 郷原信郎 @nobuogohara 黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い(郷原信郎) - Y!ニュース 午前11:49 · 2020年2月1日·Twitter Web Client 171 件のリツイート 173 件のいいね


市田忠義さんがリツイート 西郷南海子 Minako Saigo @minako_saigo なんか泣ける。。 おじいさんがポスターをメガホンにして声出してる。 「鉛筆1本で市長を変えることができます。暮らしを守る1票は福山和人へ!」 バックは東寺。 #京都市長選 #福山和人 午前9:45 · 2020年2月1日·Twitter for Android 308 件のリツイート 434 件のいいね


京都市長選 無所属 福山和人候補 街頭演説(二条駅西口)―応援 れいわ新選組・山本太郎代表 2020.2.1 IWJ


IWJ: 工事予算約1000億円!東海第二原発再稼働の準備が着々と進行中!! 住民に断りもなく作業員宿舎建設や防風林の伐採が行われ、住民の住環境が破壊されつつある!みんなの力で抵抗を!!~1.31 再稼働反対!首相官邸前抗議 2020.1.31


郷原信郎が斬る: 黒川検事長 国家公務員法の定年後「勤務延長」に違法の疑い 2/1
 〇1月31日、政府は、2月7日で定年退官する予定だった東京高検検事長の黒川弘務氏について、半年後の8月7日まで勤務を延長させることを閣議決定したと報じられている。
 国家公務員法では、職務の特殊性や特別の事情から、退職により公務に支障がある場合、1年未満なら引き続き勤務させることができると定めているので、この規定を適用して、東京高検検事長の勤務を延長することにしたとのことだ。
 しかし、検察官の「定年延長」が、国家公務員法の規定によって認められるのか、重大な疑問がある。
 検察庁法22条は、「検事総長は、年齢が65年に達した時に、その他の検察官は年齢が63年に達した時に退官する。」と定めている。・・・


望月衣塑子さんと他21人がいいねしました 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) @brahmslover 黒川さんも検察を政治に隷属させた検事総長として歴史に名を残したくはないだろう。自ら身を引いて林さんに譲るべきだ。 午後4:34 · 2020年2月1日·Twitter Web App 1,177 件のリツイート 2,460 件のいいね


YellowishPinkさんがいいねしました 辻村ちひろ @chi3deyansu 京都の皆さん、生活と未来の子供達のために、投票に行きましょう。 引用ツイート 山本太郎事務所・広報 @taro_koho · 1時間 「底上げをする、あなたの生活を楽にできる。それが京都市長の役目じゃないですか。この人しかいないんですよ。【福山和人】さん。 http://fukuyamakazuhito.jp お願いします、拡げて下さい。演説聞いてる場合じゃないですよ、皆さん」 2/1 二条駅街宣 山本太郎応援 #京都市長選 #2月2日投票 #福山和人 午後6:52 · 2020年2月1日·Twitter for Android 19 件のリツイート 32 件のいいね


ビビりマンさんがリツイート 前田弘幸 @fxi9ttSrGrL5Hnx 明日は、京都市長選挙日 共産、れいわ新選組が推薦する福山候補は予算の1%で中学校の給食、給付型の奨学金、観光公害への対応などが出来ると公約に、一方現職の門川市長はトイレを素手で掃除するや反共産の広告を新聞に大きく掲載するだけで公約がわかりにくい 京都市民はどちらを選ぶ 午後2:55 · 2020年2月1日·Twitter for iPhone 63 件のリツイート 83 件のいいね


ココナッツさんと他7人がいいねしました 志位和夫 @shiikazuo 確かに「論理的に思考しない」ことを事実上公言するような人物を相手に議論することは骨の折れることである。この「愚者戦略」をどう打ち破るか。「論理的に思考しない」という居直りが通用しなくなるところまで、「申し開きのできない証拠」を積み重ねること以外にあるまい。 http://blog.tatsuru.com/2020/02/01_1152.html… 午後9:41 · 2020年2月1日·Twitter Web Client 691 件のリツイート 1,359 件のいいね


老人党「護憲+」さんがリツイート 西郷南海子 Minako Saigo @minako_saigo 見えますか??この京都の光景 選挙戦でのマイク最後の瞬間は、参加者みんなで「#福山和人にYES!」のコールで迎えました! 車から降りた福山さん、たくさんの人に囲まれていました。 あとは私たちの1票1票で、福山和人さんを市長に押し上げるのみです! #京都市長選 午後8:43 · 2020年2月1日·Twitter for Android 1,659 件のリツイート 2,790 件のいいね


ビビりマンさんがリツイート さよなら昨日の私 @SaYoNaRaKiNo 2020.2.1 京都市長選@三条河原町 福山和人氏の最後の訴え(マイク納め)の場に、なんと! 「立憲民主党」の支持者が集結… スゴいことに… 午後8:12 · 2020年2月1日·Twitter for Android 1,372 件のリツイート 2,264 件のいいね


みるくねこ(アザミ嬢のララバイ)さんがいいねしました やもT_T @yamottcoji 京都のみなさま 投票をお願いします #京都市長選2020 #京都市長選 #選挙へ行こう 午前0:40 · 2020年2月2日·Twitter for Android 1 件のリツイート 2 件のいいね


猫屋敷さん♪肉球新党さんと他2人がいいねしました JM @JOKEMaaaN 思ったことがある。 自分が住んでいない自治体の選挙のことがここまでTwitterで流れてくることって少ない。 それだけ関心のある人が多いのかな。 午前11:39 · 2020年2月1日·Twitter for Android 149 件のリツイート 283 件のいいね


















































志村建世のブログ: 樋口恵子さんの「老~い、どん!」を読んだ ・プログ連歌(542) 1/31
 〇樋口恵子さんの新刊、「老~い、どん!」を買って読んでみた。奥付を見たら、昨年末に出て、もう3刷目になっているから、よく売れているのだろう。なにしろ題名がいい。老いを「よ~い、どん」に引っ掛けて号砲を鳴らしているのだから、待ったなしの切迫感がある。買ってみてわかったが、私より一年だけ上の同世代人なのだ。「ヨタヘロ期」とはどんなものなのか、初めて聞いた言葉だが内容はよくわかる。平均よりは元気でいるつもりの私だって、「ヨタヘロ」が遠い世界の話でないことは、よく知っているつもりである。
 樋口恵子さんと親しげに書き始めたが、じつは多少の縁があって、以前に男女平等の集会で、私と、私の妻と、樋口さんの三人で舞台上の椅子に並び、コーディネーターみたいな役割をしたことがあった。私が「主婦になってみた男の二週間」という記事を「婦人公論」に書き、その縁でNHKの何かの番組で、ちょい役で招かれたりした時期のことだと思うが、先方はたぶん覚えてはおられないだろう。
 そんなことはどうでもいいのだが、この本の内容は痛快で身につまされることが多い。これから老いて行く年代の人たちには、有用な「他山の石」としておすすめである。そこで内容を要約しようと思ったら、「人生後半の安心生活 してよかった25のこと」という、わかりやすい見出しを、ご本人がつけていた。それが次の通り……
 1.生きがいを見つける
 2.身辺整理を少しずつ
 3.居住環境を整える
 4.できなくなることを受け入れる
 5.楽しげに生きる
 6.ご近所と気軽に声をかけ合う
 7.体の自由が利かなくなったときの備え
 8.ライフワークを続ける間取り
 9.蔵書を思い切って整理
 10.無理せず助けを求める
 11.登記済権利証などは定期的に確認
 12.リビング・ウィルを記しておく
 13.朝の野菜スープ習慣
 14.一人の食事は手早く、つくりおきに
 15.70の手習いでピアノに挑戦
 16.好きなことをして能力を高める
 17.他愛ないおしゃべりでストレス解消
 18.生きものと話をする
 19.経験を生かした仕事やブランティアを続ける
 20.田舎暮らしの夢をかなえる
 21.自分に合った運動や健康法を続ける
 22.リフォーム・転居・身辺整理
 23.家計と財産の把握
 24.自分と家族のための「もしもの準備」
 25.人生100年時代のライフイベント表をつくる


陣内和宏さんと岡安 信一さんがいいねしました 小沢一郎(事務所) @ozawa_jimusho 「僕ちゃんはこれをやったよ、あれもやったよ、だからとっても偉いんだよ! 」が総理答弁の基本。何もやっていないし、うまくもいっていないが、反省はゼロ。実態がばれないよう、官僚たちが統計を偽装、都合の悪いことや不正は隠蔽・改ざん。子どもにいい大人が振り回されているというのが現内閣の姿。 午前9:35 · 2020年1月31日·Twitter Web App 434 件のリツイート 836 件のいいね


老人党「護憲+」さんがリツイート buu @buu34 まー、この答弁は衝撃だよね 質疑の流れが読めてないし、状況把握が出来てないし。 官僚と党の関係が分かって無さそうだし。 この方、「公私混同」を非難されても、 何が公で何が私なのか、 実はよく分かってないんじゃないの? 午前2:26 · 2020年1月31日·Twitter Web App 675 件のリツイート 914 件のいいね


植草一秀の『知られざる真実』: 大切な市長選に 与野党馴れ合いは「NO」 1/30
 〇京都市長選が2月2日に投票日を迎える。
 現職の門川大作候補は自公に加えて立憲、国民、社民の推薦を受けている。
 圧勝の心つもりなのだろうが、陣営が地元紙に
 「大切な京都に
 共産党の市長は「NO」」
 と見出しをつけた全面広告を掲載した。
 対立候補の福山和人氏は共産党、れいわ新選組の推薦を受けているが無所属候補である。
 門川陣営のあせりを示す新聞広告である。・・・
  ★投票も、思いのままに


青木正雄さんとゆっきゃりん@ れいわ新選組 さんがいいねしました 福山和人(京都市長候補) @kaz_fukuyama 京都の力は、市民の力です。 あなたの暮らしを全力で応援する京都市政を、あなたと一緒に作り上げたい。必ず勝ちます。 #福山和人 #京都市長選 #つなぐ京都2020 午後0:07 · 2020年1月31日·Twitter Web App 191 件のリツイート 223 件のいいね


ツイートする 新しいツイートを表示 会話 郷原信郎 @nobuogohara 日経Biz Gateに「郷原弁護士のコンプライアンス指南塾」第40回【かんぽ生命問題、信頼回復へ日本郵政が本当に目を向けるべきもの】 https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO5492241028012020000000?channel=DF200320183531… が掲載されました。 先日、「NHKクローズアップ現代+」に生出演した際に発言したことを、少し詳しく述べています。 午前11:52 · 2020年1月31日·Twitter Web App 22 件のリツイート 25 件のいいね


老人党「護憲+」さんがリツイート 盛田隆二 Morita Ryuji @product1954 武漢から帰国した2人が検査を拒否した事で、自民や維新が「緊急事態条項」の新設を言い始めた。どさくさに紛れて伊吹氏に至っては「憲法改正の大きな実験台」だと 新型肺炎を「指定感染症」にすればいいだけのこと。改憲の必要など全くない。そんなことより「2週間隔離と相部屋解消」を徹底すべきだ 午前9:30 · 2020年1月31日·Twitter Web App 466 件のリツイート 473 件のいいね


ビビりマンさんがリツイート tacopettei 田野辺尚人 @tacopettei 1月31日、本日をもって洋泉社は事実上、消滅します。35年間のご愛顧、読者の皆様、ありがとうございました。洋泉社は1985年に藤森建二により設立されました。私は92年に故・石井慎二の誘いで参加、以後最後まで古参編集として業務にあたりました。洋泉社の名付け親は「死霊」の埴谷雄高です。 午前0:11 · 2020年1月31日·Twitter for iPhone 4,810 件のリツイート 8,886 件のいいね


望月衣塑子さんと他9人がいいねしました にゃん吉 @nyankichi_uiy 【桜を見る会】の前夜祭は安倍後援会の主催だと問われ。 安倍総理「主催は後援会で契約の主体は個人。例えば、例えば何十人かの会合でもレストラン、旅館で個々が支払うのと同じ。アレンジでホテル側から5000円と提示された」 山井「800人が一人ひとりホテルと契約してる訳がない」 アホだろ、安倍。 午後2:07 · 2020年1月31日·Twitter for Android 688 件のリツイート 1,284 件のいいね


ビビりマンさんがリツイート 渡部 深雪 @mipom11 やってもいない万引きを疑われたら、先ずレシートを見せ身の潔白を証明する。安倍首相も同じ、国民に疑われているのだから、せめて何らかの書面なりを開示し、身の潔白を証明すれば良い。こんな簡単なことがなぜ出来ない? 自分の立場がわかっているのか?日本のトップです。 午後4:09 · 2020年1月31日·Twitter for iPhone 268 件のリツイート 343 件のいいね


首都圏反原発連合 @MCANjp 「廃炉を急げ!廃炉を急げ!再生エネで原発とめろ!原発ゼロが世界の常識!」冷たい風が吹いている官邸前ですが、熱いコールが続いています! #金曜官邸前抗議 午後6:49 · 2020年1月31日·Twitter for iPhone 41 件のリツイート 40 件のいいね


Holmes#世論の理性 @Holms6 新型コロナウイルスは感染力は強いが致死率は低い、これが現在までに分かっていることのようだ。死者の多くは高齢者や糖尿病などの持病のある人で、それほど騒ぎ立てる必要はない。 午後9:35 · 2020年1月31日·Twitter Web Client 1 件のリツイート 1 件のいいね


きっこ @kikko_no_blog そろそろ恵方巻とバレンタインデーって廃止にしてほしいです。これは1年前の記事です→「恵方巻きやバレンタインの売れ残りに税金8000億円近く投入」食品企業社員すら気づいていない真実とは」 午後9:38 · 2020年1月31日·Twitter Web App 3 件のいいね


尾張おっぺけぺー @toubennbenn 桜を見る会で内閣府8か月資料隠蔽を菅義偉 @sugawitter さんは自分は知らなかった、報告を受けたのは最近と。 でも過去に、①森友・谷FAXを知った時期、②佐川ら報告を受けていた事実等、本当は知っていたことが後に分かった事例が複数あるのが菅さん。 これは③辺野古の報告 尾張おっぺけぺー さんによる 午後9:40 · 2020年1月31日·Twitter Web Client 1 件のリツイート 3 件のいいね


山口二郎 @260yamaguchi 国会で安倍首相の答弁を直に聞いている与党議員は、こんなバカが自分たちの親玉であることを身の置き所のないくらい恥ずかしく思い、野党議員は日本の名誉のために何としてもこの政権を倒さなければと思うはずだが。 午後9:42 · 2020年1月31日·Twitter Web App 2 件のリツイート 11 件のいいね
  ★党内も、安倍に負け癖ついちゃって、無気力の侭… さすがに、1億5千万円の破格の選挙資金に、度肝を抜かれたようだったが、それでお終いか⁉


ビビりマンさんがリツイート Holmes#世論の理性 @Holms6 安倍はこんなものまでと思われるようなものまで政治資金で落としていた。ここまで、有権者をバカにした男をいつまで首相の椅子に座らせておく。 午前11:58 · 2020年1月31日·Twitter Web Client 206 件のリツイート 196 件のいいね


ビビりマン @ikusa_iken446 返信先: @Holms6 さん, @qTROkJhaPNymCJg さん 買収の常習犯 古典的な政治手法 新しい時代に相応しい政治・憲法を語る資格なし 午後5:53 · 2020年1月31日·Twitter Web App 1 件のいいね







この子らを世の光に糸賀一雄の思想と生涯
 ○この子らを世の光に

植松容疑者の衆議院議長公邸宛て手紙の全文 障害者抹殺作戦を犯行予告
 ○相模原事件植松容疑者が書いた手紙(全文)

「交流できる工夫を」 やまゆり園再建、相模原で説明会 神奈川新聞 2018/11/24

NHK・スペシャルコンテンツ: 日本国憲法 70年 みんなの憲法

日本国憲法の誕生 - 国立国会図書館(概説)



新型肺炎 「指定感染症」政令施行 患者の強制入院可能に 【東京新聞】2020.02.01
 〇政府は一日、新型コロナウイルスによる肺炎などの病気を感染症法の「指定感染症」と検疫法上の「検疫感染症」とするための政令を施行した。感染拡大を防ぐために、患者を強制的に入院させたり、就業を制限したりできるようになった。空港や港の検疫でも、感染が疑われる人が見つかれば法律に基づいて検査や診察を指示できる。同時に、入国申請時から十四日以内に中国湖北省に滞在歴がある外国人の入国を拒否する措置を始めた。 
 安倍晋三首相は対策本部会合で「観光を含め地域や国の経済、社会全般に大きな影響をもたらしている。万全な対応を取ってもらいたい」と指示した。
 政令の施行は当初七日を予定していたが、世界保健機関(WHO)による「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」宣言を踏まえ、施行を前倒しした。
 新型肺炎は、コロナウイルスによる中東呼吸器症候群(MERS)と重症急性呼吸器症候群(SARS)などの「二類感染症」と同等の扱いとなる。
 感染が確認されれば、感染症法に基づき設備や受け入れ態勢が整った全国の感染症指定医療機関に入院するよう勧告できる。従わなければ強制的に入院させられる。患者に仕事を休ませたり、汚染された場所を消毒したりすることも可能。
 ただ国内で見つかっている症状がない感染者は「患者」には当たらないため入院勧告はできないとしており、要請するにとどめる。
 外国人に対する入国制限は、安倍首相が一月三十一日の対策本部会合で表明した異例の措置。入管難民法五条に基づき「日本国の利益または公安を害する恐れがある」と認定し、当分の間継続する。


移植臓器搬送のヘリ不時着 福島・郡山 警察官ら7人けが 【東京新聞】2020.02.01
 〇一日午前八時ごろ、福島県郡山市三穂田町下守屋の水田で、県警航空隊のヘリコプター「あづま」が不時着、横転した。県警によると、脳死男性から摘出した心臓を臓器移植のために搬送中で、警察官ら五人と医療関係者二人の計七人が搭乗していた。全員負傷し、うち医療関係者一人は大けがという。いずれも命に別条はない。
 ヘリは同県会津若松市の竹田綜合病院で摘出された心臓をヘリポートのある会津中央病院から、福島空港に向けて搬送する途中だった。
 関係者によると、東大病院で予定されていた心臓移植手術は中止される見通し。日本臓器移植ネットワークによると、一月三十日に竹田綜合病院で五十代男性が脳死判定を受け、一日に臓器摘出が行われた。
 機体の後部が破断し、メインローターが折れるなどの損傷があり、国土交通省は航空事故に認定した。運輸安全委員会が、航空事故調査官二人を現地に派遣する。機体はアグスタ式AW139型。ヘリに搭乗していた県警の五人は、村上祐司地域企画課長(59)ら警察官三人と整備士二人。
 郡山地方広域消防組合によると、午前八時十分ごろに「ヘリが墜落した」と一一九番があった。
 現場は、JR安積永盛(あさかながもり)駅から西に約十二キロの農村地帯。現場から最も近い住宅までの距離は約二百メートル。
 福島地方気象台によると、郡山市内では当時、強風注意報が出ていた。
 心臓の移植は保存期間に限度があるため、原則として摘出から移植までを四時間以内に終える必要がある。


民主党、サンダース氏が勢い保つ 候補者選び、健康不安はねのけ 東京新聞 2/1
 〇【デモイン共同】11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、最左派サンダース上院議員(78)が勢いを保っている。初戦となる3日の中西部アイオワ州では最近1週間ほど平均支持率で首位を維持し、第2戦の東部ニューハンプシャー州でもリード。健康不安を抱えながらも党内批判をはねのけ、活発に選挙運動をこなしている。
 民主社会主義者を公言するサンダース氏は、自由を信奉する米国の大統領候補としては異例。アイオワ州の党関係者は、強固な陣営組織やシンプルでぶれない主張が強さの要因だと指摘する。
 国民皆保険や大学無償化の訴えは分かりやすく、若年層の支持が強い。


英 EUを離脱 加盟国初、年末まで移行期間 【東京新聞】2020.02.01
 〇【ロンドン=沢田千秋】英国は三十一日午後十一時(日本時間二月一日午前八時)、欧州連合(EU)から離脱した。加盟国がEUから脱退するのは初めて。第二次世界大戦後から拡大を続けた欧州統合の流れは大きな転換点を迎えた。英国は前身の欧州共同体(EC)に加盟して以来、四十七年間続いた欧州の一部としての立場から脱し、EUはじめ日本や米国などとの単独外交へ第一歩を踏み出した。 
 一九九三年に発足したEUは英国が抜け二十七カ国体制に。これまで加盟国の自治領の脱退はあったが、主権国そのものの離脱例はなかった。
 英国では二月一日から激変緩和のための移行期間が始まった。今年末まではEU法の適用が続く。今後は英EUの移行期間中の自由貿易協定(FTA)締結へ向けた交渉の行方が焦点となるが、難航は必至。決裂すれば、人、モノ、サービスの移動が自由な英EU間で、新たに関税手続きなどが発生し、双方の社会、経済への打撃が予想されている。
 離脱はEU本部があるベルギー・ブリュッセルの二月一日午前零時に完了。ジョンソン英首相は離脱を前に、三分三十秒間の国民向け演説を発表。「不安や喪失感を抱え、政治論争は終わらないのではと心配する人もいるだろう」とし、「政府は国を一つにし、前進させる。これは終わりではなく始まりだ」と、団結を呼び掛けた。
 また、英国が得た「新たな力」として、移民の管理、漁業権、自由貿易などを挙げ「この国の人々の利益となる法律や規制をつくることができる」と強調。「EUのやり方はもうこの国には適合しない。私たちは数十年間使ってこなかった筋肉を再発見するだろう。今こそ、この素晴らしい国の最大限の潜在能力を解き放つ時だ」と述べた。


新型肺炎 中国感染1万人超す 【東京新聞】2020.02.01
 〇【北京=坪井千隼】新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している問題で、中国国家衛生健康委員会は一日、国内の感染者が一万人を突破し一万一千七百九十一人に、死者が二百五十九人になったと発表した。重症者は千七百九十五人、感染が疑われる例も一万七千九百八十八人に上っている。
 中国本土以外では、一月三十一日に英国とロシアで初めて感染者が確認され、二十六カ国・地域の百五十人以上に達した。
 中国では延長した春節(旧正月)休暇が三日に明けるのを前にUターンラッシュが始まっており、感染がさらに広がる恐れが出ている。予防措置として北京市は一月三十一日夜、市内の企業に対し、今月九日まで社員を在宅勤務させるよう求める通知を出した。上海市などでも同様の動きが広がる。
 米政府は三十一日、新型肺炎について緊急事態を宣言し、十四日以内に中国に滞在したことがある外国人の入国を拒否するなど厳格な措置を取る方針を発表した。二日から発動する。


ボルトン氏、証人尋問否決 米弾劾裁判 2票差、5日評決へ 【東京新聞】2020.02.01
 〇【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾裁判を行っている上院は三十一日、焦点となっていたボルトン前大統領補佐官ら新たな証人尋問を求める動議を採決し、賛成四九、反対五一で否決した。上院で多数を握る与党共和党から二人が造反し賛成したが、可決には二票足りなかった。裁判の評決は二月五日に行われる。
 米メディアによると、ボルトン氏は出版予定の著書で、トランプ氏がウクライナに対し、政敵バイデン前副大統領の捜査を行うことを同国への軍事支援再開の条件としていたことを、トランプ氏から伝えられていたと指摘。疑惑を全面否定するトランプ氏の主張をくつがえす内容で、野党民主党が弾劾裁判で証人尋問を要求し、ボルトン氏も応じる考えを示していた。
 これに対し、与党共和党は尋問に反対。二〇一二年の大統領選で共和党候補に指名されオバマ前大統領と争ったロムニー氏ら二人の共和党上院議員が賛成に回ったが、造反の可能性があったほか二人は反対し、ホワイトハウスや共和党執行部の働き掛けが奏功した。
 弾劾裁判は大詰めを迎えた。下院が弾劾訴追した「権力乱用」「議会妨害」の二条項について二月三日に審理を終え、陪審員役の上院議員が五日に有罪か無罪かの評決を行う。
 上院(定数一〇〇)の三分の二以上が賛成すれば有罪となりトランプ氏は罷免されるが、与党共和党が過半数の五十三議席を握っており、無罪となる公算だ。


論戦ハイライト 衆院予算委 塩川議員の質問 カジノ管理委は“推進委” 【しんぶん赤旗】2020.02.01
 〇31日の衆院予算委員会で、カジノ事業者の規制・監督などを行うカジノ管理委員会の事務局に、カジノ誘致のコンサルタントを担う大手監査法人の職員が出向している問題を追及した日本共産党の塩川鉄也議員。コンサルの実態を「認識していない」と無責任な答弁に終始する政府に対し、カジノ管理委は「カジノ推進委員会」だと批判し、カジノ廃止を求めました。
規制・監督する組織に誘致コンサルから出向
 カジノ管理委員会は、安倍晋三首相がうたう「世界最高水準の規制」を実践する中核的組織と位置づけられ、1月7日に発足しました。
 塩川氏は、管理委事務局には、カジノ誘致のコンサルタントをしている大手監査法人の公認会計士3人が非常勤国家公務員として出向し、その給与は年収約281万円だと指摘。政府統計によれば、大手法人の公認会計士の平均年収は1200万円であり、出向元の法人から給与の補てんを受けているのではないかとただしました。
 塩川 出向者は監査法人に在籍したまま管理委事務局で勤務しているのではないか。
 並木稔管理委事務局次長 その通りだ。
 塩川 国から約281万円、監査法人から1000万円近い給与をもらっているのではないか。そうすると、どちらに顔を向けた仕事をするのか。出向元で働くことも妨げないのではないか。公平公正が問われる。
 並木 出向者の勤務時間は1日5時間45分だ。出向元での勤務は困難ではないか。
 塩川 「困難」と言うだけで否定はできない。出向元の意を受けて仕事をしている疑念が生じる。
業者の都合で制度設計 公平公正ゆがめられる
 ・・・

論戦ハイライト 参院予算委 大門議員の質問 カジノ 今なら後戻りができる 【しんぶん赤旗】2020.02.01
 〇「いまならまだ後戻りができる。カジノはきっぱりやめるべきだ」―31日の参院予算委員会。日本共産党の大門実紀史議員は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職で浮かび上がった海外カジノ企業と政治家の腐食の構図をあげ、安倍晋三首相に迫りました。
任命責任重い
 カジノ汚職で逮捕された秋元司元内閣府副大臣(カジノ担当)が中国企業から最初に受け取った賄賂200万円は、2017年8月4日に沖縄県那覇市で中国企業が主催したシンポジウムでの講演料が名目でした。
 講演では、秋元容疑者が沖縄の経済界の人たちに「カジノ誘致に手をあげてほしい」と呼びかけ、中国企業のCEOが「その際はうちをよろしく」と売り込みました。
 大門 現職のIR担当副大臣が200万円もらってカジノ事業者と一緒にカジノを売り込みにいった。こんなとんでもない人をなぜ任命したのか。
 安倍首相 それぞれの専門性や総合的に勘案した。
 委員会室から失笑が起こるなか、大門氏は「任命責任をもっと重く受け止めるべきだ」と求めました。
文科相に資金
 海外カジノ企業から政治家への資金提供が表面化するのはこれが最初ではありません。
 2018年7月にカジノ議連(国際観光産業振興議員連盟)所属議員15人に、米カジノ大手「シーザーズ・エンターテインメント」日本側アドバイザーから152万円がパーティー券購入の形で脱法的に献金されたと報じられました。
 当時、国会での大門氏の追及に官房副長官だった西村康稔経済財政担当相は事実関係を認めました。
 萩生田光一文科相は当時の「しんぶん赤旗」の取材に「(購入額が)6万円というのは正しくない」「適正に処理して、収支を報告している」と答えました。
 大門 パーティー券を購入してもらったか。
 萩生田 その日本企業がパーティー券を購入したのは事実だが、当時IRに関係しているという認識はなかった。
 大門氏は、多くの海外カジノ企業が日本参入へしのぎを削るなか、シーザーズだけが献金したとは思えないとして、萩生田、西村両大臣に海外カジノ関係者からの資金提供がなかったか報告するよう予算委員会として求めることを要求しました。
もうけが優先
 ・・・


陸自12旅団と群馬県警が共同訓練 治安維持へ連携 【上毛新聞】2020.02.01
 〇陸上自衛隊第12旅団と群馬県警は31日、榛東村の相馬原駐屯地で治安維持を目的とした「共同実動訓練」を実施し、約70人が相互の連携を強めた=写真。
 開始式で、陸自第48普通科連隊の猪瀬智副連隊長は「東京五輪の開催に当たり生命や財産を守るため、国民からの期待と責任は大きい」、県警の岡田浩危機管理対策統括官は「各自の能力を最大限に発揮するために連携を図り、相互の理解と信頼を深めてほしい」と呼び掛けた。
  ★誰かが燥いでいるのか


「構図が似ている」 桜を見る会と下関市立大「私物化」問題でシンポジウム 【毎日新聞】2020.02.01
 〇安倍晋三首相の地元、山口県下関市で1日、首相主催の「桜を見る会」や、首相の元秘書の前田晋太郎市長による大学運営への関与を巡り、経営陣と教授側の対立が続く下関市立大の問題を討論するシンポジウムが開かれた。元東京地検特捜部検事の郷原信郎(のぶお)弁護士▽元文部科学官僚の寺脇研氏▽作曲家で指揮者の伊東乾(けん)・東京大大学院准教授――が登壇し、二つの問題はいずれも首相や市長による「私物化」が疑われると指摘。参加した市民からは「自分たちも『悪いことは悪い』と言わなければならない」という声が上がった。
【写真特集】大きな文字で「つ・の・る」
【動画で解説】「桜を見る会」取材班が抱いた葛藤
<「首相にしっぽ振るポチ」枝野氏に批判された衆院・予算委員長、涙目で憤激>
<内閣府、新資料を19年11月に把握>2カ月以上、存在隠す
<橋下徹さん「罪悪感なく公文書廃棄する政府の恐ろしさ」>
「法令に反しないなら私物化して構わない意識が問題」
 討論に先立ち、郷原弁護士が講演。二つの問題はいずれも、法令に違反しない範囲なら私物化して構わないとの意識が問題だと指摘した。「桜を見る会」前日にホテルで開かれた前夜祭の問題点も改めて説明。会費5000円に対し、後援会や安倍事務所が会費の不足分を補塡(ほてん)していれば有権者への寄付に当たり、ホテル側が主催者の後援会に値引きしたとすれば、後援会の収支報告書不記載や企業団体献金として違法になると解説した。

桜を見る会と下関市立大を巡る問題について討論する郷原信郎弁護士(中央)ら=山口県下関市竹崎町で2020年2月1日午後3時4分、佐藤緑平撮影
 「桜を見る会」と併せて取り上げられた下関市立大の問題は、2019年、前田市長が推薦した研究者が教授会の審査などを経ずに採用内定とされたことに端を発した。その後、教員人事などの権限を理事会に集約する定款変更が進められ、理事長ら経営陣と「学問の自由」を主張する教授側で対立が続いている。
 一連の問題を自身のブログなどで「大学版『桜を見る会』問題だ」と批判している郷原弁護士は「下関市立大の問題は『桜を見る会』と構図が似ている」と改めて指摘。寺脇氏も「どんな学問をするかは、大学で学問をしている人たちの考え方が十分に反映されないといけない。市民が何のために、大学に税金を投入しているのかを考えてほしい」、伊東准教授も「学問の自由は自律であり、自己点検ということが基本だ。設置者の市長や経営側によって学術や専門、教育、研究がどうにでもなってしまうのは大学ではない」と語った。

元文部科学官僚の寺脇研氏=山口県下関市竹崎町で
「市民の側からももの申す感覚がなければいけない」

作曲家・指揮者の伊東乾・東京大大学院准教授=山口県下関市竹崎町で2020年2月1日午後2時47分、佐藤緑平撮影
 シンポジウムは市民らでつくる実行委員会が主催し、約350人が参加した。同市の女性(64)は「田舎だとうかつに言いづらい部分があるけれど、『悪いことは悪い』と市民から言わないといけないと感じた。安倍さんが総理になったときは誇らしかったけれど、親戚から『山口県は良い目にあっていいね』みたいなことも言われるから恥ずかしい」と話した。
 市内の男性(73)は「地元の特に年配の人間がどのような声を上げるのか、市民の意識が問われている」と厳しい表情を見せた。また、市内の別の男性(71)は「地元には安倍さんを応援する人が多いので、変なことを言うと何を言われるか分からない」と周囲で問題がタブー視されていることを明かしつつ「市民の側からももの申す感覚がなければいけない」と言葉に力を込めた。【佐藤緑平、竹花周】


ゴーン被告VS検察 異例の海をまたいだ「情報戦」 元弁護人巻き込み対立先鋭化 毎日新聞 2/1
 〇会社法違反(特別背任)などに問われた日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)が保釈中にレバノンに逃亡した事件は、発覚から1カ月が過ぎた。海外から日本の司法制度を一方的に批判する前会長に対し、法務・検察も異例の反論に乗り出し、応酬は海をまたいだ「情報戦」に発展。東京地検が前会長の元弁護人の事務所を家宅捜索する事態となり、反発する元弁護人も巻き込んで対立が先鋭化している。
 「日本は『人質司法』制度を変えなくてはならない。日本政府が行動を起こす時だ」。前会長は1月23日、9カ月半ぶりに投稿した前々日に続き、ツイッターを更新した。 …


新たに3人、計20人が感染 新型肺炎、再検査で陽性も―厚労省 【時事通信】2020.02.01
 〇厚生労働省は1日、中国・武漢市から日本政府のチャーター機で帰国した邦人のうち、新たに3人から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。うち1人は、陰性と一度判断されたが再検査で陽性と判明した。
<新型肺炎、感染拡大 関連ニュース一覧>
 3人中1人は症状がない。日本国内で確認された感染者は、無症状の5人を含む計20人となった。
 同省によると、感染が確認された40代男性は、1月29日に最初のチャーター機で帰国し、発熱やせきの症状がみられたため同日から入院。1回目の検査では陰性と判断されたが、追加検査でウイルスが検出された。現在は熱が下がり、症状は改善傾向という。
 また、30代と40代の男性2人は、1月31日の第3便で帰国。40代男性は38度台の発熱があり、検査したところ陽性反応が出た。30代男性には症状が出ていない。


武漢市外の140人、帰国に壁…道路封鎖で輸送できず 【読売新聞】2020.02.01
 〇中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している問題で、武漢周辺に滞在している約140人の残りの邦人の帰国は、対象地域の拡大などに伴う課題の解決が容易ではなく、長期化しそうな様相だ。

 日本政府は1月28、29、30日に各1便の政府チャーター機を武漢空港に派遣し、31日までに565人を帰国させた。
 外務省は他国に先駆けて、24日夜にはチャーター機による邦人帰国の調整を始めた。外務省幹部は、「現地から『病院に行っても追い返された』という話を聞き、邦人を帰国させる必要があると判断した」と語る。北京の日本大使館員ら10人が約1200キロ・メートル離れた武漢に17時間かけて入り、現地での調整にあたった。
 武漢市の道路や鉄道が封鎖される中、搭乗予定者を空港に確実に集めるため、中国側から車両の通行許可を事前に得たうえで、市内30か所に集合場所を設け、手配したバスで一斉に輸送した。
 しかし、残された在留邦人は、武漢市の外の湖北省に分散して居住している人が多く、政府による一斉輸送は困難だという。また、武漢の周辺市の道路も一部封鎖されており、個人の車両などで武漢市内に入るためには、中国当局から複数箇所の通行許可を得なければならない。


中国本土で死者259人 感染者1万1791人 拡大歯止めなく 新型肺炎 【毎日新聞】2020.02.01
 〇中国国家衛生健康委員会は1日、中国本土の新型コロナウイルスによる肺炎の死者が259人(前日比46人増)、感染者が1万1791人(同2102人増)となったと発表した。中国メディアの集計では、1万1859人。1日当たり2000人を超えて感染者が増えたのは初めてで、感染拡大に歯止めがかかっていない。
<新型肺炎予防で悩む観光地>芸舞妓は正装時のマスク厳禁
<ご注意を>新型肺炎の予防装うメール、実在する保健所名乗る
<新型コロナウイルス、WHOが緊急事態宣言>
 中国国外では、新たにスペインやロシアでも感染者が確認された。中国外務省の1月31日のまとめによると、世界62カ国が、中国人の入国停止や健康状況の申告義務づけなど入国規制措置を実施。世界保健機関(WHO)は30日の「緊急事態宣言」に、中国への渡航制限勧告を盛り込まなかったが、各国で自衛の動きが広がっている。
武漢市トップ反省の弁も「党中央を向いている」と批判
 国内の感染者は、武漢市のある湖北省に約6割が集中する。同市に次いで感染者が多い黄岡市政府は1日、市街区の住民を対象に外出禁止措置に踏み切った。各世帯で2日間に1人だけ買い物に出る以外、自宅に原則とどまるよう求めた。
 武漢市トップの馬国強(ばこくきょう)・市党委員会書記は31日夜の中国中央テレビの取材に対し「もっと早く対策を実施していれば、結果は今より良かった。党中央や政府に心配をかけることもなかった」と対応の不備を認めた。ただ国内では「この期に及んで、国民ではなく中央を見ているのか」と反発の声が相次いだ。
 中国政府は外国で足止め状態になった湖北省出身者のために民間チャーター機を派遣している。中国メディアによると、日本にいた111人が1日未明のチャーター機で羽田空港から武漢市へ移送された。【北京・河津啓介】


武漢からの帰国者、半数が埼玉へ「生活環境改善のため」 【朝日新聞】2020.02.01
 〇中国・武漢市から帰国し、新型肺炎の症状のみられなかった人たちの滞在先が揺れている。1日には、帰国者の半数ほどにあたる二百数十人が、これまでの宿泊先から、新たに政府が用意した国税庁税務大学校和光校舎(埼玉県和光市)にバスで移った。内閣官房は「相部屋の解消や生活環境の改善のため」としているが、滞在1日で場所を変わる人もおり、担当者は「負担をおかけし、申し訳ない」と話している。
 武漢からはこれまでに、チャーター機の第1~3便で計565人が帰国。発熱やせきなどの症状がない人も2週間の経過観察のため、政府が用意した東京、千葉、埼玉の5施設で過ごしてきた。
 しかし西ケ原研修合同庁舎(東京都北区)は風呂が共同使用で、勝浦ホテル三日月(千葉県勝浦市)は一部が相部屋だった。また国立保健医療科学院(埼玉県和光市)は禁煙だが、たばこを吸いたい人がいたという。
 こうしたことから、個室で、部屋ごとに風呂やトイレがついている税務大学校の宿泊施設に移ってもらうことにしたという。都内の滞在先はなくなり、千葉、埼玉の4カ所になる。週明けにも想定されている第4便の帰国者への対応は未定だという。



















 ◇ NPJ(NEWS FOR THE PEOPLE IN Japan)
 ◇ 47ニュース[社説・論説]



【社説】伊江島で米軍落下物 沖縄に訓練の適地はない 【琉球新報】2020.02.01
 〇伊江村で1月29日、米軍が投下した落下傘の付いた箱が民間地域に落ちる事故があった。箱はプラスチック製で、砂袋が入っていたという。
 これまで、同村ではパラシュートで降下した兵士や物が住民の生活圏に落下する事故が繰り返されてきた。その事実は、伊江島が訓練を実施する場所としてふさわしくないことを示している。いつか人命に関わる事態を招く恐れがある。
 狭い沖縄にパラシュート降下訓練や物資投下訓練に適した場所はない。県内での訓練は直ちに中止すべきだ。
 米軍は、基地の使用目的・提供条件などを日米間で定めた1972年の「5・15メモ」に基づき、伊江島で訓練を実施してきた。
 1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告では、パラシュート降下訓練を米軍伊江島補助飛行場で実施することが合意された。
 提供区域外に米兵が降下する事故は後を絶たない。昨年4月にはフェンスから100メートル余り離れた畑に、同年10月には2日連続で提供区域外の伊江島空港などに兵士が落下した。
 今回、落下傘と箱が落ちたのは基地の金網から約60メートル離れた提供区域外のサトウキビ畑だ。米海兵隊と米陸軍がパラシュート降下訓練を実施中だった。
 在沖海兵隊は本紙の取材に「訓練は自由で開かれたインド太平洋地域の安全を確保し米軍の即応性を維持するために必要だ」と回答した。
 伊江島補助飛行場は、村面積22・78平方キロの35・2%を占める。訓練の内容は多岐にわたり、地元の負担は余りにも過重だ。訓練による騒音も看過できない。
 村当局や村議会は事故が起きるたびに日本政府や米軍に再発防止を求めてきたが、一向に改善されない。
 米軍は昨年10月の事故の後、訓練の様子を収めた写真をウェブサイトに公開し「訓練は同盟国に安全をもたらす」などと投稿していた。全く反省の色が見られない。
 村民は「いつ人身に被害が出てもおかしくない」と不安を募らせている。重大な事故が起きてからでは取り返しがつかない。
 何よりも問題視しなければならないのは、米軍が住民の安全を全く考慮に入れていないことだ。
 訓練に際し、事前に通知して注意を喚起することさえ行われていない。まるで島全体が訓練場であるかのように傍若無人に振る舞っている。
 伊江村の人口は4500人余りだ。住民地域に近接した場所で物資の投下や落下傘降下訓練をすること自体、非常識だ。
 米国に基地を提供しているのは日本政府である。危険な現状を放置しているのは責任の放棄にほかならない。パラシュート降下や物資投下の訓練を県内で行わないよう、米国と交渉すべきだ。


【社説】[西表の入島制限]貴重な自然守る一歩に 【沖縄タイムス】2020.02.01
 〇オーバーツーリズムを防ぐ新たな試みを、手付かずの大自然とここにしかいない生き物たちを守る「西表ルール」の確立につなげてもらいたい。
 今夏の世界自然遺産登録に向けて、県は西表島に入る観光客の数を、年間約33万人に制限することを決めた。夏場のピーク時も1日当たり1230人の上限を設ける。
 登録により観光客の増加が予想されるためで、住民生活に影響がでないよう、水道供給量を基にはじきだした数字だ。県の観光管理計画に盛り込み、登録の可否を判断する国際自然保護連合(IUCN)に提出する。
 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が、自然遺産候補地として登録を目指すのは今回2度目。
 前回、18年に「登録延期」となった際、IUCNが課題に挙げたのが「観光影響」「固有種の交通事故」などだった。特に観光については「西表では現在の重大な脅威であり、注意深く管理する必要がある」と指摘した。
 人口2400人余りの西表島を昨年訪れた観光客は約29万人で、30年前の2・5倍。ここ10年の平均が約33万人で、総量の基準値としている。
 11年に世界遺産となった小笠原諸島(東京都)は、登録後1年間で観光客が1・7倍に増え、絶滅危惧種の樹木が傷つけられるなどの被害が出た。
 オーバーツーリズムにより、自然環境が損なわれては元も子もない。
■    ■
 登録延期に際しIUCNが出した「宿題」に、花丸がもらえるかどうかは、入島制限の実効性にかかっている。
 ただ示された上限値はあくまで目標であり、強制力はない。
 昨年11月、日本自然保護協会などは、IUCNに対し、南西諸島の自然の脆弱(ぜいじゃく)さを指摘し、「過剰利用を防ぐための、より強力な手法の検討」を求めた。
 地元で自然保護に携わる関係者の中には、対策が後手に回らないよう、法規制に踏み込むべきだとの声もある。
 自然保護と観光のバランスをどう取るかは難しい問題で、苦慮している自治体は多い。
 だが忘れてならないのは、世界遺産登録は、優れた自然を未来に残すことが目的だということだ。西表島の観光はその貴重な自然の上に成り立っている。
 観光業者の積極的な協力によって、入島制限がきちんと守られることを望む。
■    ■
 IUCNが指摘した国の天然記念物イリオモテヤマネコの相次ぐ交通事故も待ったなしの課題である。レンタカーの増加など観光形態の変化と輪禍死は無縁ではないからだ。 
 期待したいのは、西表島での観光ガイド事業に免許制を導入する竹富町の条例。この春施行される。
 島の宝を守っていくには、ソフト・ハード両面からの交通事故対策や、質の高いガイド育成が欠かせない。
 世界遺産を継続的に支える総合的なルール作りを急ぎたい。


【社説】米の中東和平案 独善的 情勢不安を招きかねない 【愛媛新聞】2020.02.01
 〇パレスチナ問題を巡り、トランプ米大統領が新たな中東和平案を発表した。「世紀の取引」と宣伝するが、イスラエルに露骨に肩入れし、パレスチナ側には到底受け入れがたい内容だ。和平交渉進展の見通しが立たないばかりか、中東の情勢不安の引き金になりかねない。
 パレスチナ問題では1993年のオスロ合意で、パレスチナとイスラエルの「2国家共存」を目指す和平交渉への道が開けた。歴代米政権が仲介してきたが目標は実現せず、2014年以降、交渉が中断している。
 和平案は2国家共存を堅持する一方、占領地のヨルダン川西岸に建設されたユダヤ人入植地のイスラエル主権を容認。帰属を争う聖地エルサレムはイスラエルの不可分の首都とした。パレスチナ難民の帰還権は認めていない。
 東エルサレムを首都とし、ヨルダン川西岸とガザ地区を領土とする国家の樹立がパレスチナの悲願だ。和平案はイスラエル側の要求をほぼ盛り込み、国連総会決議など長年の国際的合意を完全に無視している。パレスチナ自治政府のアッバス議長が「陰謀」と非難し、即座に拒否したのは当然だ。
 ホワイトハウスでの発表にはイスラエルのネタニヤフ首相が同席し、歓迎の意を表した。しかし、米政権との対話を拒んでいるアッバス議長は不在で、和平案のいびつさが浮き彫りとなった。国連のグテレス事務総長も国際合意を無視しているとして認めない姿勢を示している。和平案には現実味がない。
 トランプ米政権は、親イスラエル一辺倒だ。エルサレムをイスラエルの首都と認定し、米大使館を移転。従来の政策を転換し、入植活動を国際法違反と見なさないと表明した。一方で国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への支援を中止し、ワシントンにあるパレスチナ代表部も閉鎖。和平の停滞を招いている一因は、こうした米政権の偏った姿勢にある。
 このタイミングでの発表には選挙対策の意図がうかがえる。トランプ氏は11月の大統領選での再選へ、巨大な票田で親イスラエルのキリスト教福音派の支持を固める狙いがあろう。盟友のネタニヤフ氏は収賄罪などで起訴され、3月の総選挙で苦戦が伝えられる。その援護射撃につなげる思惑も透ける。
 和平案はアラブ諸国に新たな分断を生んだ。米国に近いサウジアラビアやエジプトは評価したが、ヨルダンやトルコは強く反発。既に核合意離脱で米国とイランの対立は激化し、米軍撤退判断をきっかけにシリアも混迷を深めている。トランプ米政権の場当たり的な政策は、中東の混乱に拍車を掛ける一方だ。
 パレスチナでは抗議活動が発生し、イスラエルとの衝突の懸念が高まっている。米国は中東にも世界にも新たな緊張の火種をまいただけの独善的な提案を撤回し、交渉再開に向けた機運醸成から取り組むべきだ。


【社説】首相の国会答弁/ごまかしが疑惑を深める 【神戸新聞】2020.02.01
 〇国会論戦が本格化し、災害復旧から東京五輪後を見据えた経済対策までを盛り込んだ2019年度補正予算が、与党などの賛成多数で成立した。拡大する新型肺炎への対策強化などの緊急課題も浮上した。
 だが、主戦場となる衆参両院の予算委員会は、大半が「桜を見る会」や閣僚らの「政治とカネ」を巡る疑惑追及に費やされている。
 こうした状況に、安倍晋三首相が「大切な審議時間が政策論争以外に割かれ、国民に申し訳ない」と苦言を呈する場面もあった。
 しかし、建設的な政策論争を妨げているのは疑惑に正面から答えない首相の姿勢そのものである。丁寧な答弁を心がけない限り、議論は深まりようがない。野党を非難する前に深く自省すべきだ。
 特に桜を見る会に関しては、これまでの説明との矛盾点や、新たな疑問が次々発覚している。
 政府が正式な招待状を発送する前に、首相の事務所が招待通知を推薦者に送っていたことが分かった。首相の推薦者は無条件に招待されるとの思い込みがあったという。申込期限は省庁など他の推薦枠より遅くまで認められていた。
 首相後援者らの優遇が慣例化していたことになり、税金で賄う公的行事の「私物化」疑惑が深まった。
 地元事務所による、桜を見る会を含む観光ツアーの募集に絡み、首相は「募っているが、募集ではない」と釈明して失笑を買った。理解を得るための説明でなく、はぐらかすことしか頭にないのがよく分かる。
 招待者名簿やホテルでの夕食会費の明細などの再調査については、「個人情報」や「営業の秘密」に加え、「国家機密漏えいの危険」まで持ち出して拒んでいる。
 潔白を証明し、追及を終わらせるには、徹底的な調査を指示し、速やかに公表して事実関係を明らかにするのが早道ではないか。
 深刻なのは、政権の体質ともいえる公文書管理のずさんさである。
 これまで「適切に廃棄した」と強弁していた名簿の扱いについて政府は、「廃棄簿」に記載しないなどの公文書管理法違反があったと認め、内閣府の歴代担当者を処分した。
 廃棄した記録がない以上、首相が繰り返す「名簿がないので調べようがない」との説明も信ぴょう性が揺らぐ。メールやデータの復元を試みるなどあらゆる手を尽くし、国会で説明責任を果たさねばならない。
 都合が悪い質問には答えず、ごまかしきれなくなると官僚に責任転嫁する。国民の財産である公文書を捨てたり、隠したりする行為に罪悪感を持たない。そんな政治からはいずれ国民が離れていくだろう。


【社説】千曲川の治水 ハード対策の限界前提に 【信濃毎日新聞】2020.02.01
 〇昨年10月の台風19号による水害を受け、国土交通省が信濃・千曲川水系の抜本的な治水対策に乗り出す。
 長年の課題だった中野市と飯山市の狭窄(きょうさく)部の解消にも取り組む。洪水時に一時的に水を貯める遊水地も複数箇所に整備する。対策の総額は10年間で1200億円以上に上る。
 今回の豪雨で、千曲川は長野市穂保の決壊地点に加え、越水は19カ所に上った。河川整備計画に基づいて完成した堤防の決壊は千曲川で初めてだ。流量を増やし、水位を下げることが欠かせない。
 狭窄部の解消は流域自治体や県が必要性を指摘してきた。これまで実現できなかったのは、掘削だけでは下流の水量が増え、水害の危険性が高まることが理由だ。
 解決策となる遊水地などを同時に整備するには、膨大な経費が壁になってきた。今回の対策は国交省の危機感の表れといえる。整備の方向性は評価できる。
 国交省は、浸水被害があった流域の整備を5年程度で完了する目標を掲げている。千曲川流域全体の整備完了は、10年程度かかる見通しだ。効果的な手法で迅速に取り組んでほしい。
 遊水地は長野市や中野市、佐久市内につくる方向だ。流域の水田などが候補地になるとみられる。住民に十分に説明し、理解を得て進めていく必要がある。
 忘れてならないのは河川整備だけで水害は防げないことだ。財政を考えれば限界もあるだろう。
 河川整備で本流の流量を増やしても、想定以上の豪雨があれば水害は起きる。流域全体で雨水を貯めるなど、千曲川や支流に流れる量を減らすことが大切になる。
 都市部には学校などの公的施設のほか、企業の敷地にも貯水施設を整備したい。各家庭で取り組めば効果も大きくなる。水害があった地域だけでなく、上流でも同様に取り組むことが求められる。
 気候変動が理由とみられる豪雨は今後も頻発するだろう。自治体と住民、事業者は協働で治水に取り組む認識を持たねばならない。
 それでも水害は発生するという前提に立ち、被害を少しでも軽減する対策も欠かせない。
 千曲川や支流を管理する国や県は、危険性を正確に予測する工夫が必要だ。避難指示を出す市町村との連携方法も改善するべきだ。
 ハザードマップを工夫し、危険箇所を分かりやすく周知することも大切だ。住民は日ごろから避難場所や経路を確認し、地域に住む高齢者や体の不自由な人たちの避難方法も考えておきたい。


【社説】予算委首相答弁 これでは議論が深まらぬ 【新潟日報】2020.02.01
 〇曖昧な答弁を繰り返し、意図的に論点をずらし、はぐらかそうとしているとしか見えない。安倍晋三首相は数々の不祥事や疑惑について正面から疑問に答えるべきだ。
 新型肺炎や景気対策、中東情勢など課題は山積している。不祥事や疑惑をうやむやにしたままでは、各分野の政策論議を深めることは困難だろう。
 今週、衆参両院の予算委員会が開かれ、安倍首相と各党議員との論戦が連日、展開された。一問一答でやり取りする予算委に首相が出席するのは昨年11月8日以来だった。
 野党は、首相主催の「桜を見る会」の問題、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に絡む汚職、元閣僚2人の公選法違反疑惑などを追及した。
 とりわけ桜を見る会に関しては、招待者名簿の不自然な廃棄や公文書管理法に違反した取り扱いを厳しくただした。
 これに対して安倍首相はじめ政府側に目立ったのは、守りに徹し逃げを打つような姿勢だ。
 野党側が招待者名簿の存否を再調査するよう求めたのに対し、首相は「考えていない」と強く拒否した。
 名簿のデータ廃棄に関するログ(記録)の調査については、菅義偉官房長官が「国家機密を含めて調査することになり、漏えいの危険が増す」とセキュリティー面を理由に拒んだ。
 名簿は公文書であり、その不適切な取り扱いは民主主義の根幹に関わる。公文書管理を巡ってはこれまでも財務省の決裁文書改ざんや防衛省の日報隠蔽(いんぺい)問題が起きており、野党が追及するのは当然だ。
 31日の集中審議では与党の公明党議員が不適切な管理を批判する場面があった。首相をはじめ政府の認識は甘すぎる。
 首相の苦し紛れのような答弁も目立った。
 桜を見る会を含む観光ツアー参加を募る文書が後援者に送られていた問題をただされると、「幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と発言した。
 理解に苦しむ。あきれた国民も少なくないのではないか。
 会の前夜にあった夕食会の会場となったホテルと参加者との契約について「契約の主体は、それぞれ個人が支払っている」と述べ、野党から「約800人の参加者がそれぞれ契約するわけがない」と突っ込まれた。
 首相の説明で国民が納得していると思うかと質問されると、「国民の認識について私が判断すべきものではない」とはぐらかした。
 これまでの論戦は停滞や堂々巡りが目立つ。真摯(しんし)に説明責任を果たそうとせず、経緯や実態の解明に消極的な安倍首相の姿勢が最大の要因だろう。
 首相は今国会の代表質問を前に「新しい時代の日本をどうするのか、堂々と政策論争を行いたい」と述べていた。
 本気でそれを望むなら、首相自身が不祥事や疑惑をごまかそうとするような答弁姿勢を改めなければならない。


【論説】【トリチウム水処分】一層の重荷許されない 【福島民報】2020.02.01
 〇東京電力福島第一原発で発生する放射性物質トリチウムを含んだ処理水を巡り、政府の小委員会は「海洋放出の方が確実に実施できる」との提言を大筋で了承した。具体的な処分場所は明記せず、政府が処分方法を含めて最終決定する。
 福島県に一層の重荷を課す結論は受け入れられない。処分を福島県のみで行ったり、福島県から始めたりする前提を排し、被災地の思いに沿った判断を重ねて求める。
 原発事故の発生以来、県は農地の除染や厳しい検査による農林水産物の安全確保を徹底してきた。水産物は安全性が確認された魚介類のみで試験操業している。規制は一魚種にまで減った。
 しかし、県産品の売り上げは回復し切れていない。市場は他県産への切り替えが進み、固定化された。この結果、安心して販売できるにもかかわらず、「棚」を取り戻すのが困難という構造的な問題も根深い。
 小委員会は、事故後から残る風評と流通への影響が、海洋放出により上乗せされる可能性に言及した。これを想定して対策を強めるよう求めた。ただ、手を尽くしても風評を一掃できない消費者意識の壁に、福島県は長くさらされてきた。漁業者らが海洋放出自体に反対するのも当然だ。
 原発でたまり続ける処理水の保管について、小委員会は敷地外に移す場合、受け入れ先の選定や地元の合意形成、関連施設の整備などの課題を挙げた。あくまで保管の問題であり、処分とは区別する必要がある。
 トリチウムを含んだ水は、国内外の原発で平時でも海洋に流されている。一定の基準によって濃度を薄め、環境への影響も出ていない点を踏まえ、視野を広げて処分場所を検討するべきだ。
 市町村は、これまで県外から多くの支援を受けてきた。「他の自治体に迷惑はかけられない」との思いから、処分場所の分散を声高に求められないといった声も聞く。処分問題が立ち往生することで、「廃炉や復興が滞るのではないか」という懸念もある。一方で、福島県が処分場所とされた場合、風評は確実に高まるとの危惧は消えない。
 政府は、県民の複雑な胸の内をまずは知るべきだ。思いを国民に十分に伝え、広域的な処分への理解を得る努力を重ねなければならない。
 小委員会は「処分を急ぐことで風評被害を大きくすることはあってはならない」と強調した。被災地に妥協を迫る姿勢は許されない。肝に銘じるべきだ。(五十嵐 稔)

































条約文リンク集


市民的及び政治的権利に関する国際規約(国際人権規約B規約、自由権規約)


  【月まとめ】
カジノ管理委、誘致支援の監査法人から出向者 野党批判 【朝日新聞】2020.01.31

「桜」前夜祭で首相「契約はホテルと個々の参加者」報告書記載不要と強調 【毎日新聞】2020.01.31

秋田知事、河野防衛相に「イージス・アショア」の候補地撤回を要請 【毎日新聞】2020.01.31

れいわ、野党幹部に衆院選対抗馬も 擁立検討選挙区を発表 【時事通信】2020.01.31
 〇れいわ新選組(山本太郎代表)は31日、次期衆院選で100選挙区に候補者擁立を検討するとした活動方針を発表した。立憲民主党の枝野幸男代表や無所属の野田佳彦前首相らの選挙区が含まれる。野党共闘の条件に掲げる「消費税率5%への減税」を受け入れるよう強くけん制した形だ。
れいわ・山本氏擁立論をけん制 都知事選「そんな人で良いのか」―自民・二階氏
 活動方針によると、衆院選対応は二通りあり、5%への減税で共通政策を結べれば「野党と共闘し選挙に挑む」と明記。一方、減税で一致しなければ「『消費税は廃止』で独自の戦いを進める」とした。
 単独で戦う場合、100~131人の擁立を目指すとして、検討対象となる選挙区を列挙。自民党現職のほか、立憲の菅直人元首相や無所属の岡田克也元外相、国民民主、共産両党幹部らと競合する可能性がある。
 昨年の参院選のれいわの得票数を衆院小選挙区に当てはめて、上位100選挙区を割り出したという。ただ、「あくまで機械的に落とし込んだもので、必ずしもこの通りに擁立するという意味ではない」とも記した。
 れいわはこれを基に、候補者を公募しつつ、2月中旬ごろに1次公認を発表する見通しだ。
 活動方針は東京都知事選への対応にも言及。「候補擁立や共闘候補への支援を含め、積極的に参加する」と記した。

顔認識にさらなる逆風、米プライバシー団体などが一時禁止を訴え アスキー 2020年01月31日
 〇米国政府による顔認識技術の使用は、「さらなる評価」まで禁止すべき——。大統領による勧告を求める書簡に署名した40の団体はこう主張している。
 プライバシー擁護団体の電子プライバシー情報センター(EPIC:Electronic Privacy Information Center)が作成した書簡には、顔認識サービス「クリアビューAI(Clearview AI)」に関するニューヨーク・タイムズ紙の調査報道が引用されている。クリアビューは、フェイスブック、ユーチューブなどのWebサイト上に公開されている写真をかき集め、30億枚以上の画像データベースを構築しており、米国内の600以上の法執行機関で使われている。
 EPICの書簡では、顔認識技術には有色人種の認識が不正確というリスクがあるだけでなく、「少数派を支配したり、反対意見を封じ込める」のに利用される可能性があると主張している。電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation)、カラー・オブ・チェンジ(Color of Change)、ファイト・フォー・ザ・フューチャー(Fight for the Future)、米国消費者連盟(Consumer Federation of America)などが書簡に署名し、政府機関であるプライバシー・市民的自由監視委員会(Privacy and Civil Liberties Board)に送付された。
 EPICが送った書簡は、広がりつつある顔認識技術の配備阻止を目指す、過去最大級の活動の1つだ。サンフランシスコやマサチューセッツ州サマービルなどの都市では行政機関による顔認識の利用が禁止されており、活動家は民間企業による顔認識の利用も防ごうとしている。一方、欧州では欧州委員会が公共の場での顔認識の使用を最長5年間禁止することを検討中だ。だが、ロンドン市警察はちょうど先週、市内全域でリアルタイムの顔認識カメラを配備すると発表した。
 今回の書簡は、顔認識に対する反発がますます強まっていることを示す兆候の1つだ。民主党の大統領候補であるバーニー・サンダース上院議員は、警察による使用の全面的な禁止を求めている。ワシントン州のある議員は、行政機関・民間企業にかかわらず公共の場での顔認識の利用を規制する法案を準備している。
 顔認識技術を巡る議論にも変化が見られる。当初はテクノロジーの正確性やバイアス(偏り)が懸念されていたが、今月中旬、顔認識に関する3回目の公聴会に出席した議員は、もし100%正確だったとしても利用すべきか、問いかけを始めている。
  ★日本の警察や検察には、こうしたコモンセンスはあるのだろうか。

首相の昭恵夫人に日当支払い 答弁書、首相公務補助で 【共同通信】2020.01.31
 〇政府は31日の閣議で、安倍晋三首相の昭恵夫人に対し、首相の外国出張や行事出席に同行した場合に交通費や日当を支払っていたとする答弁書を決定した。2013年度は航空賃と日当で85万4980円、14年度は同95万5310円を支出していた。立憲民主党の有田芳生参院議員による質問主意書への答弁。
 「内閣官房および外務省で確認した限り」として回答した。15年度は鉄道賃1万4910円、16年度は鉄道賃および航空賃90万1630円、17年度は該当なし、18年度は鉄道賃1万7480円、19年度は鉄道賃1万9230円。
 昭恵夫人専用の公用車は割り当てられていないとした。
  ★正に、お手盛りのレベル! 

福島第一処理水 海洋放出の利点強調 大気も選択肢 政府小委提言へ 【東京新聞】2020.01.31
 〇東京電力福島第一原発で増え続ける処理水の処分方法などを議論する政府小委員会は三十一日、前例のある海洋と大気への放出を「現実的な選択肢」とし、うち放射性物質監視などの面から「海洋放出の方が確実に実施できる」と強調する提言案を大筋で了承した。報告書としてまとめた後、政府が方針を決める。
 三年余りにわたった小委の議論が終結。放出には漁業関係者らが強く反対しており、方針決定に際し政府には、地元などの幅広い意見を丁寧に聴くよう求める。風評被害対策の徹底も必要だとしている。
 小委は地層注入、水素放出、地下埋設も含めた五つの処分方法を検討し、経済産業省は前回会合で、国内外で処分実績のある海洋と大気の放出を軸にした具体的な三案を示したが今回、こうした書きぶりは修正した。担当者は「政府に判断材料を示すことが小委の役割」と説明する。
 海洋放出については、大気放出と比べ希釈や拡散の状況が予測しやすく監視体制の構築が容易と評価。第一原発でも事故前に放出実績があり、東電が設備設計や運用の知見を持つため、より確実な処分が可能だとした。
 処分すれば、原発事故の風評被害に上乗せされる形でさらに経済的影響が出る恐れが極めて高いと指摘。情報発信も併せてこれまで効果があった対策を強化、拡充すべきだと要請した。
<福島第一原発の処理水> 事故で溶け落ちた核燃料がある1~3号機の建屋内に注ぎ続けている冷却水や流入した地下水で発生した汚染水を、多核種除去設備(ALPS)で浄化処理した水。同設備で除去できない放射性物質トリチウムが含まれる一方、他の放射性物質も一部残留しているのが判明した。構内でタンクに保管中だが、東京電力は容量の限界が近いとしており、廃炉作業への影響が懸念されている。

新型肺炎 「指定感染症」あす前倒し施行 首相「感染者の入国拒否」 【東京新聞】2020.01.31
 〇政府は三十一日、新型コロナウイルスによる肺炎を感染症法上の「指定感染症」とする政令の施行を、予定されていた二月七日から同月一日に前倒しする方針を決めた。政府派遣のチャーター機で中国・武漢から帰国した邦人の搭乗費については、約八万円を徴収する方針を撤回し、公費負担とする方向で検討する。WHOが緊急事態を宣言したことを踏まえた措置。
 安倍晋三首相が三十一日の衆院予算委員会で明らかにした。首相は、指定感染症の指定に関し「入国しようとする者が感染症である場合、入国を拒否する」と語った。外国人が対象とみられる。自民党の中山泰秀氏への答弁。
 指定感染症に指定されると、患者への入院勧告や就業制限が可能になる。勧告に従わない場合は強制入院させることができる。医療費は公費負担となる。
 チャーター機搭乗費について、政府はこれまで、エコノミークラスの片道正規料金相当額の本人負担を求めていたが、自民党の二階俊博幹事長や公明党の山口那津男代表らが、政府で負担すべきだと主張していた。
 茂木敏充外相は衆院予算委で政府方針の転換理由を巡り、WHOの緊急事態宣言に加え、感染者数の急増や、帰国後の医療機関受診などの負担を考慮したと説明した。 (上野実輝彦)

求人倍率、10年ぶり低下 企業合理化影響か 19年1.60倍 【東京新聞】2020.01.31
 〇厚生労働省が三十一日発表した二〇一九年平均の有効求人倍率は一・六〇倍で、前年を〇・〇一ポイント下回った。過去三番目の高水準だが、〇九年以来、十年ぶりに減少に転じた。総務省が同日発表した一九年平均の完全失業率は前年と同率の2・4%だった。
 有効求人倍率は、求職者一人当たりの求人数を示す。倍率の低下について厚労省は「新規求人が減少傾向にある。景気が弱含んでいることに加え、人手不足に対応するため、企業が業務の合理化や省力化を進めていることが影響したのではないか」と分析している。
 総務省によると一九年平均の就業者数は前年から六十万人増の六千七百二十四万人で、比較可能な一九五三年以降、最多だった。男性は三千七百三十三万人、女性は二千九百九十二万人。六十五歳以上の就業者は八百九十二万人で、女性と高齢者がともに最多を更新した。就業者のうち非正規雇用の割合は前年比0・4ポイント増の38・2%だった。
 一九年十二月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ一・五七倍。九月から横ばいが続いている。産業別で見ると製造業の新規求人が減っており、前年同月と比較すると十一カ月連続のマイナス。
 一九年十二月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同率の2・2%だった。

東大サークルに「東大女子は入会不可」の露骨な性差別が残るワケ 【東京新聞】2020.01.31
 〇東大でサークルの新入生歓迎行事を取りまとめている学生団体が、学内の女子学生の入会を認めていないサークルを今春は参加させないと明らかにした。そうしたサークルの存在は長年にわたって知られながら、これまで抜本的な措置が取られてこなかった。改善への一歩とはいえ、そもそもどうして、こんな露骨な性差別が残っているのだろうか。(石井紀代美)

【関連記事】「東大女子お断り」のサークルは新入生勧誘行事に参加させない

【関連記事】「性差別、東大にもある」上野千鶴子さんの入学式祝辞

【関連記事】「属性による差別は許されない」 不正入試から1年 東京医大学長に聞く

女子学生「びっくり」「恥ずかしい」
 大学を象徴する存在として知られる、本郷地区キャンパス(東京都文京区)の赤門。三十日午後に訪れると、記念撮影する外国人観光客の間をすり抜けるように、女子学生が次々に構内に入っていった。
 当事者にこの問題への受け止めを聞くと、教養学部一年田之倉芽衣さん(19)は「差別があるなんて、びっくりした。フェアじゃないですよね」とばっさり。文系四年の女子学生(22)は「差別をする人はどこにでもいると思うけど、『あの東大で?』となるじゃないですか。社会へのメッセージ性の強さを考えると良くないし、恥ずかしい」と訴えた。
◆「従順な女子集めて優位に立ちたいのでは」
 学内の女子学生を入れない東大のサークルは数十年前からあったとされる。立命館大の伊田広行非常勤講師(ジェンダー論)は「頭が良く冷静で、しっかりしている東大の女子は扱いにくいイメージがあるのではないか。そうした人間を排除する一方、『東大ブランド』に弱い従順な女子を集めて精神的に優位に立ちたいのだろう」と分析する。
◆東大新聞元編集長「差別の意識がないのかも」
 学内の動きを内外に発信している「東京大学新聞」が二〇一八年四~五月に学内のサークルを調べたところ、回答した二十三団体中三団体が学内の女子を入会させていないと答えた。「入れない理由を聞かれても、伝統としか答えられない」「他大の女子が大勢いる中、東大女子が少数いてもなじめなさそう」「例年そうなっている」といった理由だった。
 記事が出た同年九月に編集長を務めていた小田泰成さん(21)=文学部三年=は「差別は恥ずべきことなのに、まさか明確に認めるサークルがあるとは思わなかった。差別の自覚がないのかもしれない」と指摘。調査を担当した武井風花さん(21)=同=も入学時にサークルの説明を受けた際、明らかに歓迎されていない雰囲気を感じたといい、「肌感覚として三団体ではとどまらない。回答を得られなかった団体も多く、これは氷山の一角」と主張する。
辛酸なめ子さん「男性の自信のなさの表れ」
 コラムニストの辛酸なめ子さんは伊田氏と同様の見方を示した上で、「同じぐらい賢い女子学生と互いに高め合えばいいのに、褒められ、尊敬してもらいたいのだろう。日本の男性の自信のなさがよく表れている。最近は東大にも他大学に負けない女子力を備えた子が多く、完璧に近い存在は男性に恐怖を抱かせるのでしょうね」と皮肉まじりに話す。
 東大といえば、言わずと知れた国内最難関の大学。社会的影響力も大きく、このままでいいわけがない。伊田氏は「組織の中で長年続いてきた悪習を改善するには、同調圧力に抵抗する一人一人の力が大事。違和感を持つ仲間を見つけ、徐々に変えていく努力が必要になる。理解してくれそうな先輩とじっくり話してみるのもいいだろう」と提言した。

新型肺炎 WHO 緊急事態宣言 渡航・貿易制限は見送り 【東京新聞】2020.01.31
 〇【パリ=竹田佳彦】世界保健機関(WHO)は三十日、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、専門家による三回目の緊急委員会を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言した。二十二、二十三日に開いた緊急委では時期尚早として宣言を見送ったが、事態の悪化を受けて宣言に踏み切った。緊急事態宣言は二〇一九年七月のコンゴ(旧ザイール)のエボラ出血熱以来。
 WHOのテドロス事務局長は中国の感染拡大防止の対応を称賛しながらも、「保健態勢が整っていない国に感染が広がることを最も懸念している」と強調。「感染拡大を防ぐために一致して行動すべき時だ」と表明した。フサン委員長は中国や国際社会での感染者数の拡大を受けての措置と説明し「ほぼ全委員一致で決まった」と述べた。
 一方で、テドロス氏は「ヒトやモノの移動を不必要に制限する理由は見当たらない」と述べ、WHOとして渡航や貿易を制限する勧告は見合わせると表明した。
 中国では感染者の増加に歯止めがかからず、世界全体の感染者数は一万人に迫る勢いだ。各国政府は感染者が集中している中国湖北省武漢に滞在している自国民を帰国させるため、相次ぎチャーター機を手配するなどしている。
 WHOは今後、ワクチン開発や治療法の確立、各国間の情報共有に力を入れる考えを表明した。
 テドロス氏は二十八日、北京を訪れて習近平(しゅうきんぺい)国家主席と会談し、国際的な専門家を中国へ派遣することで合意している。
◆世界規模で問題共有
<岩田健太郎神戸大大学院医学研究科教授の話> 緊急事態宣言は、世界規模の問題ということが共有されるもの。医療資源が足りない途上国でどうするかという意味合いがあると思う。日本に関しては特に何かが変わるわけでもなく、これまで通りの対策をしっかりと進めるべきだ。国民の新型肺炎に対する心掛けとしても特別に何かするというより、普段通り健康に気を使っていただくのが一番だ。
<WHOの緊急事態宣言> 感染症などが他国に保健上の危険をもたらす事態や、国際的な対策の調整が必要と判断される場合に、WHOが出す宣言。2002~03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行で新興感染症への対応が課題になり、05年に国際保健規則を改定。以前はコレラ、ペスト、黄熱の3疾病の流行だけが対象だったWHOへの報告義務が、改定後は世界的な感染拡大の恐れがある事象全てに拡大された。報告を受けて、WHO事務局長が必要と判断すれば緊急委員会を招集し、協議結果を踏まえて緊急事態宣言を行う。 (共同)

新型肺炎 中国死者200人超 感染9692人 【東京新聞】2020.01.31
 〇【北京=中沢穣】中国国家衛生健康委員会は三十一日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国国内で九千六百九十二人、死者が二百十三人に増えたと発表した。中国の感染者数だけで、二〇〇二~〇三年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界で確認された感染者数八千九十六人を超えた。
 また、WHOの緊急事態宣言について、中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道局長は三十一日、「中国政府は最も全面的で厳格な防疫措置をとってきた。われわれは防疫戦に勝利する自信と能力がある」との声明を出した。国際機関に対する中国の協力姿勢について「WHOや多くの国が高く評価している」とも言及した。
 一方、中国メディアによると、中国疾病予防コントロールセンターの高福(こうふく)主任らは米国の医学雑誌に発表した論文で「十二月中旬にはすでに人から人への感染が起きていた可能性がある」と指摘した。中国紙、環球時報(電子版)は、同センターが早期に対策を取らなかったことへの批判も伝えている。

新型肺炎 米、中国全土に渡航中止勧告 大使館員退避へ 【東京新聞】2020.01.31
 〇【ワシントン=共同】米国務省は三十日、WHOが「緊急事態」を宣言したことを受け、中国全土への渡航警戒レベルを最高の「渡航中止・退避勧告」に引き上げたと発表した。同省は緊急要員を除く在中国の米大使館と全総領事館の館員や家族の国外退避を許可した。
 これまで、最高レベルは新型肺炎が発生した武漢市を省都とする湖北省への渡航のみだった。
 大使館員らの退避許可は二十九日付。大使館と全ての総領事館で可能な限り、領事業務を続けるとしている。

ファーウェイ完全排除せず 5G参入問題 欧州委が勧告 【東京新聞】2020.01.31
 〇【ブリュッセル=共同】欧州連合(EU)欧州委員会は二十九日、第五世代(5G)移動通信システムの安全強化を促す勧告を発表した。中国の華為技術(ファーウェイ)を念頭に、「高リスク」企業の中核部分への参入制限を加盟国に求めたが、完全排除までは要求しなかった。排除を訴える米国が反発しそうだ。
 英政府は二十八日、5Gシステムにファーウェイの機器を限定的に採用することを容認。同社製品は比較的低コストなことから、通信網の非中核部分での採用が欧州でさらに広がる可能性もある。欧州委は、「非EU国」や「国家が背後にいる企業」の危険性を強調し、ファーウェイへの懸念をにじませた。
 ファーウェイは、欧州委が同社の「5G製品展開への参加」を事実上許可したとし「決定を歓迎する」とのコメントを発表した。

【社説】予算委員会論戦 首相答弁「丁寧、真摯」はどこへ 【愛媛新聞】2020.01.31
 〇衆参両院で予算委員会が開かれた。「桜を見る会」を巡る数々の疑惑に対する安倍晋三首相の説明に注目が集まっていたものの、都合の悪い質問ははぐらかしたり、木で鼻をくくったような答弁で逃れたり。いつもの光景が繰り返された。
 自身の疑惑に対する国民の疑念をいったいどう考えているのか。「丁寧、真摯(しんし)に答えなければならないと考えている」などと繰り返していたのではなかったのか。説明に国民が納得していると思うかどうかとの質問に対しても「国民の認識について私が判断すべきものではない」と言い切った。説明責任を放棄したに等しい。
 桜を見る会で首相に寄せられているのは、公的行事である会を私物化したとの疑いだ。自民党の地方議員を招待し総裁選を有利に運ぼうとした可能性や、地元後援者が多数参加していたことが指摘されている。日本大教授の岩井奉信氏は「公正な選挙を担保し、政治資金の流れを明確化するという法律の趣旨に反しているのは明らかだ」と断じている。
 だが首相の説明は納得いくものではなかった。地元後援者の招待に関しては「招待基準が曖昧だったために歴代内閣でも地元の方々の出席はあった。他の(首相の)時に一人も呼んでいなくて、私の時に増えたということではない」と招待基準や慣例の問題だとした。これは明らかに論旨のすり替えだ。それまで1万人程度だった参加者が、なぜ安倍政権下で1万8千人超にまで膨張したのかという肝心の点を答えていない。
 首相推薦枠など招待者に関する疑惑を解明するためには名簿の存在が欠かせないが、政府は「廃棄した」と説明している。過去の名簿がない状態では、各省庁などが招待者を推薦する際「前年の出席者が連続して推薦されないように配慮する」といった原則は徹底できまい。廃棄が事実かどうか野党が追及するのはそうした点にある。
 予算委で菅義偉官房長官は、野党が求める廃棄記録の有無を明らかにすることをあらためて拒否した。一方で、菅氏は首相主催の会合で参加者が確認できないのは桜を見る会だけであるとも答弁している。どう考えても不自然だろう。ほかにも首相や政府の説明からは、いくつかの矛盾が露呈している。
 首相や与党議員は、政策論争が不十分などとし、不祥事追及に注力する野党へのいら立ちも募らせる。もちろん政策論争は重要だ。しかしそれを阻んでいるのは政権自体ではないのか。
 桜を見る会を巡っては、政策論争の基盤となる情報公開や行政文書について、不適切な取り扱いや隠蔽(いんぺい)が疑われる事例があるのを忘れてはならない。原因の徹底究明や対策、さらには首相自らが国民の疑問に誠実に答え、政権や行政への信頼を回復すること。それが、国会が政策論争の場となるための前提条件だと認識しなければならない。

【社説】少年法改正案 立ち直りの機会奪うな 【中国新聞】2020.01.31
 〇少年法の適用年齢を20歳未満から18歳未満に引き下げる改正案について、政府は今国会への提出を見送る方向になった。
 適用年齢を引き下げれば、18、19歳の更生機会が失われると反対論が根強い。約3年前に法相の諮問を受けた法制審議会の議論も紛糾し、結論を出せずにいる。与党内でも、公明党が反対の立場を崩さず、調整さえできていない。
 このような状況では見送るのも当然だ。公選法の選挙年齢や民法の成人年齢の引き下げに合わせ、結論ありきで議論を進めてきた感が否めない。
 意見がまとまらないこと自体、現行制度を改正しなければならない明確な根拠が見当たらないことを示しているのではないか。政府は安易な引き下げ方針をいったん撤回するべきだ。
 少年法は、20歳未満の少年が事件を起こした場合の手続きを定めている。処罰より更生や立ち直りに重きを置いている。
 現行制度では、全ての少年事件は家庭裁判所が扱う。家庭環境や成育歴などを調べて処分を決める。保護観察処分にしたり少年院に送致して教育したりする選択肢を設け、再犯防止や非行の抑止につなげている。
 現行制度の取り組みと実績に対する評価は高い。法改正によって、家裁の関与が薄くなれば、更生の可能性の高い少年が立ち直りに向けた教育機会を失ってしまう可能性が高い。
 家裁が扱う少年事件のうち、18、19歳は5割近くを占める。これらが少年法の適用外となり刑事訴訟法に基づいて処分されれば、更生や立ち直りに向けた適切な教育や指導を受けないまま放置されることになる。
 非行少年の立ち直りを支えてきた少年院の元院長や家裁の元調査官らが相次いで反対の声明書を法相に提出した事実を重く受け止める必要があろう。
 盗みなど比較的軽微な事件では、不起訴になったり罰金刑だけで終わったりすることは多い。そのまま社会に放り出されれば、再犯のリスクがかえって高まりかねない。
 そこで法務省は昨年末になってたたき台となる2案を法制審に示した。犯罪の容疑があれば全事件を家裁にいったん送致する案と重大事件に限り検察庁が起訴する案である。
 立ち直りを重視した現行制度とほぼ同じで、見分けが付きにくい。そもそも適用年齢の引き下げが本当に必要なのかどうかも疑わしくなってしまう。
 凶悪な少年事件に対して、遺族らが厳しい処罰を求める感情は理解できる。だが現行でも、16歳以上による凶悪事件は原則検察庁に送致され、大人と同じ刑罰を受けている。
 引き下げの賛成派は、法改正の理由として「法制度全体の整合性」を挙げる。民法では18歳から一人前の大人として扱われ、選挙権も与えられる。犯罪の責任も問えるよう、少年法もそれに合わせるべきだと説く。
 だが20歳未満の飲酒や喫煙の禁止は維持されたままだ。法律ごとに目的は異なる。そろえる必要はあるまい。
 適用年齢を引き下げることによって、どんな効果をもたらすのか。法務省は、いま一度納得いく理由を示すべきだ。「少年の健全育成」という少年法の理念をないがしろにするような制度にしてはならない。

【社説】ふるさと納税訴訟/制度自体のゆがみを正せ 【神戸新聞】2020.01.31
 〇総務省が昨年6月に始まったふるさと納税の新制度から大阪府泉佐野市を除外したのは違法だとして、市が除外取り消しを求めた訴訟の判決で、大阪高裁は請求を棄却した。
 判決理由で裁判長は、地場産品と無関係なギフト券贈呈などを見返りに多額の寄付金を集めた泉佐野市を「制度の趣旨に反する不適切な方法で、著しく多額の寄付金を得た」と批判した。
 一方で「総務相に裁量権の逸脱や乱用はなかった」とし、国の主張を全面的に認めた。
 市は上告する方針で、対立は長期化が避けられなくなった。
 判決が指摘するように、極端な手法で突出した寄付を集めた泉佐野市にも問題はある。だが、国の関与は最小限度にすべきと定める地方自治法の観点からは疑問がある司法判断と言わざるを得ない。
 総務省が、過熱する返礼品競争に歯止めをかけるため新基準を告示したのは2019年4月。返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に限定する内容で、18年11月にさかのぼってルール違反のあった自治体は除外するとした。その結果、泉佐野市など4市町が新制度から外された。
 市側は裁判で、法改正による新制度施行前の寄付集めを判断材料に制度から外したのは裁量権の逸脱・乱用と訴えた。国に従わなかったことを理由に不利益を科すのは、地方自治法に反するとも主張した。
 確かに、法制化前の行為を理由にした介入を許せば、国の都合で自治体の取り組みを自由に制限できる。言うことをきかない自治体への「見せしめ」がまかり通れば、地方自治の萎縮を助長しかねない。
 国と地方を「対等・協力」関係と位置付けた、地方分権一括法に逆行する形になる。
 同法に基づく第三者機関「国地方係争処理委員会」は、旧制度下の行為を理由に泉佐野市を新制度から外したのは違法の疑いがあるとして総務省に再検討を勧告した。これを無視した総務省の対応を、今回司法が追認した。分権改革を軽視し、国の強権的な姿勢に追随するかのような判決には違和感を覚える。
 08年に始まったふるさと納税は、応援したい自治体を選んで寄付することで、都市部に偏りがちな財源を地方に移す狙いがあった。ところが返礼品目当ての寄付が横行し、新制度でも自治体間競争は続いている。
 これは制度自体が持つゆがみである。国は返礼品の撤廃を含め、抜本的に見直さねばならない。
 そもそも地方の財源確保は交付税や税源移譲などで実現するのが筋だ。国は地方の実情と向き合い、対等な立場で議論する必要がある。

【社説】MOX取り出し 政策行き詰まり認めよ 【京都新聞】2020.01.31
 〇政策の行き詰まりを直視し、速やかに転換を図るべきだ。
 プルサーマル発電で使用されたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料が、四国電力伊方原発と関西電力高浜原発で原子炉から取り出された。
 安倍晋三政権は原発再稼働を目指し、核燃料を繰り返し使う「核燃料サイクル政策」を掲げている。両原発のプルサーマルは2010年に始まり、最初に入れたものが今回使用済みとなった。
 使用済みMOX燃料も再利用する構想だが、国内に再処理できる施設はない。当面は原発内のプールで冷やしながら長期保管するしかない状況である。
 政府や電力会社は今後もプルサーマルを進める方針だ。行き場のない危険な核廃棄物が増え続けることになる。
 そもそもプルサーマル自体が、核燃料サイクルの行き詰まりによる窮余の策といった面が強い。
 本来はウランを燃やした後にプルトニウムを取り出し、高速増殖炉で再利用する計画だった。しかし、研究段階の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)はトラブル続きで16年に廃炉が決まった。
 プルトニウムは核兵器にも転用可能で、テロリストや核開発国に狙われる恐れもある。
 日本は余剰プルトニウムを持たないという国際公約によって再処理技術の商業利用が認められてきた。大量保有に世界の目が厳しくなるのは当然だ。
 このため政府は、プルトニウムをプルサーマルで消費して減らしたい考えだ。
 現在は計4基でプルサーマルを実施している。「サイクルが回っている」という形を維持するため、頼っているにすぎない。
 仮に使用済みMOXを再処理しても一般の原発では燃えにくい燃料となり、資源の節約効果は小さいと指摘されている。
 17年末時点で電力各社は、核分裂性プルトニウムを計約28トン所有し、一部はMOX燃料に加工済みという。
 核燃料サイクルは事実上破綻している。使用済み燃料の扱いや再処理、高速炉開発、放射性廃棄物の処分など解決が難しい問題ばかりで、八方ふさがりの状態だ。
 積み上がるのは「核のごみ」だけではない。巨額のコストがかかっており、電気料金にはねかえってくることも看過できない。
 これ以上政策に固執し続け、問題を先送りすることは許されないはずだ。

【社説】桜名簿の再調査 個人情報は盾にならない 【信濃毎日新聞】2020.01.31
 〇時間を稼ぎ、事実を解明しないつもりか。
 安倍晋三首相の国会予算委員会の「桜を見る会」を巡る疑惑に関する答弁である。
 功績があった人を公金で慰労する会だ。首相が後援会関係者を大勢招待し、支持拡大に利用した疑惑がある。
 首相は招待者について意見したことを認めたものの、最終的には「内閣官房および内閣府が取りまとめをした」と述べた。自身の推薦が最終決定ではないため、公選法に抵触しないという主張だ。
 異なる事実が判明している。政府が招待状を発送する前に、安倍事務所が招待決定を通知する文書を推薦者に送っていた。事務所の推薦が政府決定と同一なら、私物化の疑いが深まる。
 首相は事務的な問題と釈明する一方、事務所の推薦者名簿を破棄したとして調査に応じない。公選法違反の疑惑があるのに通用しない対応だ。事務所の推薦と政府決定の関係を徹底的に調査しなければ疑惑は晴れない。
 首相は招待基準が曖昧で歴代内閣も地元後援者を招待していたとし、自身の私物化を否定している。曖昧な基準を利用し、地元招待者を急増させたのは首相だ。責任逃れの言い訳である。
 マルチ商法の疑惑があったジャパンライフ元会長を首相が招待したとの指摘は「個人情報のため回答を控える」とするばかりだ。
 元会長は招待状を誘客に利用し被害者が出ている。招待が虚偽なら厳重に抗議し、責任を追及するべきだ。首相招待が事実なら道義的責任は免れない。個人情報を盾に調査を拒否することは、被害者や国民の理解を得られまい。
 きのうの予算委では、参院自民党が所属議員から推薦者を募った際、情報公開法に基づき「名簿全体が公開されることもある」と通知していたことも分かった。
 菅義偉官房長官は衆院予算委で、首相主催の会合で参加者が確認できないのは「桜を見る会」だけだとも明言している。なぜ「桜を見る会」だけが公開されないのか。調査拒否は筋が通らない。
 各省庁の推薦名簿の保存期間が3年以上なのに、内閣府だけが個人情報を理由に「1年未満」とし、「遅滞なく廃棄」しているのも問題だ。
 公文書管理法は、事業の検証に必要な文書の保存期間を原則1年以上とするよう義務付けている。
 政府は都合が悪い文書を、法を悪用して廃棄し、再調査しない言い訳に「個人情報」を使っている。政府に徹底調査を求める。

【社説】桜見る会、隠蔽発覚 資料の再調査が不可欠 【秋田魁新報】2020.01.31
 〇首相主催の「桜を見る会」を巡って、内閣府が招待者の人数の内訳を記した資料を、8カ月にもわたって隠蔽(いんぺい)していた事実が発覚した。またしても官僚の忖度(そんたく)が働いたのか。疑念は膨らむばかりである。廃棄したとする招待者名簿の存否を含めて再調査は不可欠である。
 隠蔽していたのは、2014~19年の招待者に関し、「各界功績者(総理大臣等)」「各界功績者(各省庁)」など区分ごとに人数を記した資料である。
 内閣府は昨年5月時点で資料の存在を把握していた。それにもかかわらず、今月まで国会はもちろん、菅義偉官房長官にも報告していなかった。
 菅氏は昨年11月の衆院内閣委員会で、内閣府などへの聞き取り調査結果を説明している。だが内閣府は同委員会開催前の菅氏への説明でも内訳資料の存在を伝えていなかった。
 内閣府が資料を提出したのは今月21日の参院予算委員会理事懇談会の場である。菅氏にはその前日に報告した。内閣府は「野党側が求める文書には当たらないと判断した」と釈明しているが、にわかに信じがたい。
 桜を見る会は、安倍晋三首相の「公的行事の私物化」が問題の核心である。内訳資料をみると、18年に「各界功績者(総理大臣等)」として招かれた人数は9494人で、17年の7595人から急増している実態が浮かび上がる。首相の招待者が膨れ上がっていることを表に出してはいけないとの忖度があったのではとの疑いを禁じ得ない。
 政治や行政の公平・公正性に疑義が生じた場合には、政府側が関係資料をすべて開示し、説明を尽くさなくてはならない。それが国会が行政監視機能を十分に発揮し、政策課題などを論議する上での大前提となる。公表すべき資料を省庁、官僚が隠蔽することは言語道断である。国民の「知る権利」をないがしろにする行為でもある。
 桜を見る会については、ずさんな文書管理が相次いでいる。招待者名簿を野党議員が資料要求した当日に廃棄したり、「行政文書ファイル管理簿」への記載が公文書管理法で義務付けられているにもかかわらず怠ったりしていた。
 招待者の内訳資料隠蔽が発覚したことで、他にも資料や文書が隠されているのではないのかとの疑念が生まれる。そもそも廃棄したとする名簿自体も残っているのではないのか。
 衆参両院の予算委員会では、真相の解明が一向に進まなかった。安倍首相自らが疑念を晴らそうとする姿勢に欠けていた。野党議員が「国民があなたの説明に納得していると思うか」と問うと、「国民の認識について私が判断すべきではない」とはぐらかした。
 安倍首相に求められるのは再調査を迅速に実施し、官僚に資料や文書をすべて提出させた上で、誠実かつ真摯(しんし)に疑問と向き合うことである。






☆彡【月まとめ】、最下段に移しました。



【各月まとめ】
【2020年1月度】 今日のトピックス Blog1/31: れいわ、野党幹部に衆院選対抗馬も 米国、顔認識に更なる逆風、一時禁止訴え 求人倍率、10年ぶり低下 東大に「東大女子は入会不可」 唯唯諾諾の日本⁉の侭でいいんですか
【2019年12月度】 今日のトピックス Blog12/31: 大晦日 韓国 高官の不正“捜査機関設置”法案可決 いいね! 香港、大みそかも抗議活動 市民らが「人間の鎖」外国人長期収容に抗議 長期政権の弊害著しい 自民が幹部ら19人に12億円 金の生る木⁉群がる 出生数過去最少 日本沈没中
【2019年11月度】 今日のトピックス Blog11/30: 日本国憲法前文『国政は、国民の厳粛な信託によるもの』&第99条 「天皇以下、公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」 今こそ、国民、主権者に義務を果たせ 疑惑の安倍首相、河井前法相等 優生手術の救済実績❕❕
【2019年10月度】  今日のトピックス Blog10/31: 【原発のない国へ】 「ストーブ代不支給は違憲」生活保護受給者 <生活保護 これで人が育つ? 安倍政権で続く減額> 憲法、法の支配より身の丈強制??? 外国人の就学 共生へ支援急げ 市民平等が大原則 憲法に還れ
【2019年9月度】  今日のトピックス Blog9/30: 共産党 消費税5%への減税呼び掛け れいわに同調 非正規公務員急増 年収「正規の3分の1」… 調査手法を情報公開 統計不正 怒髪天!総務省統計委員会  【中国建国70年】民主的な国に 希望は共有、が日本の民主化が先
【2019年8月度】 今日のトピックス Blog8/31: 防衛予算 本当に必要な装備なのか 防衛費過去最大5.3兆円&消費税増税! 貧乏人は、戦闘機、空母を食え‼と 昔、『貧乏人は、麦を食え』言った人は、所得倍増&豊かにした 安倍政権は、未だ、貧困、不幸、格差を捨て置くのか
【2019年7月度】 今日のトピックス Blog7/31: 最低賃金 初の900円台 [消費税増税] 混乱を回避できるのか 20万円手取りでも18万円しか使えない 老後資金2・3千万はどう作れと??? 国会バリアフリー 社会全体で進める契機に ネットや松井一郎が「税金遣うな」攻撃
【2019年6月度】 今日のトピックス Blog6/30: 宮森小墜落事故60年 危険な状況は変わらない 参院選公示前 各党が政策訴え 「首脳会談がツイートからとは…」外務省 トランプ大統領とキム委員長 3回目会談 韓国大統領も加わり 「境界線を越えたのは光栄だ」 トランプ得意満面
【2019年5月度】 今日のトピックス Blog5/30: 強制不妊訴訟判決 国は違憲判断を重く受け止めよ &布川事件、捜査の違法が明らかに ならば真の救済、悔い改め、謝罪・償いを 折も折、馬鹿言ってんじゃねえ 8百億円も係る解散総選挙=首相「風は気紛れ」 大義なしは、不忠・謀反
【2019年4月度】 今日のトピックス Blog4/30: 平和憲法、象徴天皇(国民と共にある)、国民主権は一身胴体❕❕不可分 政府による、介護の手抜き、災害被災者支援停滞、理由や基準が分からない、人災含め、災害の時代に共助が欠かせぬ 最優先せよ 国民の暮らし ドンパチ放棄
【2019年3月度】 今日のトピックス Blog3/31: 「森友問題」・公文書改竄 不起訴不当 市民の声踏まえ再捜査を 疑念直視し捜査尽くせ 猶、トコロテン式に、不起訴不当で、再捜査・捜査終了を、支持をするものではない 春本番、寒い懐 値上げ続く中 職責を弁えよ
【2019年2月度】 今日のトピックス Blog2/28: 統計不正再調査 独立した機関で調べ直せ 前回調査なぞっただけか 焼き直しでは納得できぬ 米朝、合意に至らず 両首脳が文書署名見送り  「米大統領、口止め料補填」 元顧問弁護士「違法」証拠を提出 同時進行する三つの危機
【2019年1月度】 今日のトピックス Blog1/31: 「お父さんに暴力を受けてます 先生どうにかできませんか」&絶望⁉ 大人の都合で殺された! だが、誰よりも、明確に、人権保障(宣言)すべきは、日本政府。…船戸結愛ちゃん等々悲劇もなかった
【2018年12月度】 今日のトピックス Blog12/31: 災害に震えた日本列島 安倍1強の驕り顕著 国会の首相下請けが強まった <立て直しに躍起>辺野古、入管法で支持率低下 妊婦税凍結 「五輪へイメージ改善」名目に利害関係者と国家公務員、ゴルフ解禁??? 否、人質司法廃棄すべし
【2018年11月度】 今日のトピックス Blog11/30: 「人質司法」海外厳しい目 取り調べ 弁護人不在(米兵除外) 世界に遅れ ゴーン容疑者勾留延長 否認なら長期化⁉ 憲法改悪より、憲法ルネサンス‼ 最高権力を取り戻そう
【了】

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にこにこ龍

Author:にこにこ龍

 レ・ミゼラブル 夢破れて
 …虎は夜やってくる… 
 あのスーザンボイルさん(あの場面)にご登場願いました。
 …市民中心の青い地球に。ひたすら生存権(自由・人権)を尊重する力強い地球にと、私は希っています。

 ★加藤周一さん
 加藤周一氏講演会(1/7)老人と学生の未来-戦争か平和か

今日のトピックス Blog: 5/20 無戸籍の女性「子に同じ思いイヤ」  ※為政者は呑気
今日のトピックス Blog: 5/21 障害者悲鳴 保険料、一挙3倍も
今日のトピックス Blog: 5/22 トヨタ、「カイゼン」に残業代=QCサークルは業務!

☆日本国憲法が創り出した価値(「井上ひさし講 演の夕べ」から)


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